ホロネットCh.327

スターウォーズに関して、最新情報や思ったことを気ままに書いていくブログです。

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「アウト・オブ・ザ・シャドウズ」発売‼︎
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Gakkenより「ハイ・リパブリック」YA小説の第2弾、「アウト・オブ・ザ・シャドウズ」が発売されました‼︎













「ハイ・リパブリック」シリーズはエピソード1の200年前、銀河共和国とジェダイの全盛期を描いた作品群。

ハイパースパースやバクタなど、映画でお馴染みの技術が未発達だった時代を舞台に、略奪者集団ナイヒルとジェダイの戦いが繰り広げられていきます。

今回発売された「アウト・オブ・ザ・シャドウズ」は、ナイヒルが引き起こしたハイパースペースの大災害のその後を描く物語となっており、「ジェダイの光」「イントゥ・ザ・ダーク」のキャラクターも再登場するなど、クロスオーバーの楽しさも詰まった作品となっています。


シリーズ作を読んでいる必要は無し‼︎
シリーズ作品となってくると、
「他のハイ・リパブリック作品読んでないとダメなのかな...」
と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

が、断言します。

この「アウト・オブ・ザ・シャドウズ」を読むにあたり、「ジェダイの光」「イントゥ・ザ・ダーク」などの他作品を読んでいる必要は、一切ありません‼︎

今作の主人公に該当するのは、シルヴェストリ・ヤロウ、ヴァーネストラ・ロウといった新キャラクター。
(厳密に言うとヴァーネストラは初登場ではありませんが...)

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↑↓今作も5ヘルス氏による各キャラクターのフルカラーイラストは健在。
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前作「イントゥ・ザ・ダーク」のキャラクターはリース、コーマック、ナンの3名を除いて未登場。

中でもリースとコーマックは、主役級だった前作から大幅に役割が縮小しており、あくまでシルヴェストリやヴァーネストラの物語に注力されています。

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未邦訳の「ハイ・リパブリック」関連作品の内容についても解説ページが用意されており、本作の時代背景もバッチリ理解出来る配慮が為されています。

まさか前作に登場した木が作品を跨いで登場するキャラだったとは...

「アソーカ」でも感じましたが、Gakkenの担当者さんの熱量はスゴイ...


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↑ちなみに、前作の内容はこんな感じです。


今作は他のシリーズ作を読んでいなくても何ら不自由なく楽しめる内容でありながら、読んでいると様々な背景事情を理解出来て更に面白いという、理想的なバランスの作品となっています‼︎

地に足着いた「会話劇」
「ハイ・リパブリック」というと、ジェダイの死に方博覧会みたいになっていた「ジェダイの光」、動く木と大真面目に激闘を繰り広げる「イントゥ・ザ・ダーク」など、なかなかぶっ飛んだ内容が多かったシリーズ。

今作はどんなトンチキ展開が待っているのかと思いきや、なんと地に足着いている‼︎


そして特筆すべきはこの作品、実際に戦いになるのは終盤も終盤。

そこに至るまでのほぼ全てが、キャラクターたちの「会話」で構成されているのです‼︎


会話を通して様々なキャラクターの思惑が交錯しつつも、どこまでが真実なのかが分からない。

真実であるとしても、その裏に隠された意図が分からない。

時にはそれまでの認識を覆すような事実や、読者の「先入観」を逆手に取ったような展開も。

今作はライトセーバーの戦いももちろん健在ですが、シルヴェストリやザイラン・グラフ、サン・テッカ家のジョルダナなどといった面々の「言葉」による戦いが織りなされます‼︎

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突然出番が激増したサン・テッカの立ち位置、「ハイ・リパブリック」の構想がシークエルと同時進行で進んでいたのを鑑みるに、「フォースの覚醒」の時点である程度定まってはいたんでしょうね。

「ハイパースペースってそもそも何?」という疑問についても少し触れてくれるなど、「スター・ウォーズ」ファンの気になっている部分を適度に触ってくれるのも嬉しいポイントです。

地に足が付いた作風であるからこそ、常に会話の中に「緊迫感」が生まれ、我々を物語へと惹きつけてくれる、そんな作品になっているのではないかと思います‼︎

個人的には、邦訳済みの「ハイ・リパブリック」3冊の中で1番面白かったと思います‼︎
「ヤング・ジェダイ・アドベンチャー」や「アコライト」に繋がる⁉︎
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昨今のSW作品では、書籍出身キャラクターの映像進出も度々見受けられますが、実は今作を始めとする「ハイ・リパブリック」書籍のキャラクターたちが、今後の映像作品に続々登場する事が明らかとなっています‼︎

11月8日に配信開始となる「ヤング・ジェダイ・アドベンチャー」の新エピソードでは、
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共和国の繁栄の象徴、スターライトビーコンが舞台となる他、

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「ジェダイの光」で活躍したローデン・グレイトストームとベル・ゼティファーが登場‼︎

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同じく「ジェダイの光」に登場(メインの出番は未邦訳作品らしい)のエンバーとやらもやって来ます。
(こんなのいたっけ?)

そして2024年配信予定、共和国の繁栄期の終わり、衰退期の始まりを描くドラマシリーズ「アコライト」には...
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今回の小説の主人公の1人、ヴァーネストラ・ロウの登場が確定しています‼︎

「アウト・オブ・ザ・シャドウズ」では17歳の若さでパダワンを持つ秀才で、明らかに「美少女」キャラとしての描写でしたが、「アコライト」ではというと...
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43歳のレベッカ・ヘンダーソンが演じます。

こうなってくると、「アコライト」の時代設定は「アウト・オブ・ザ・シャドウズ」(231BBY)の20〜30年後、210〜200BBY辺りと推測出来ますね。

真面目な話、「アコライト」の時系列に関して現状最も精度の高い情報が「ヴァーネストラ役の年齢」なんですよ...

あれ、でもこのドラマって「エピソード1の大体100年前」っていう風に言ってた気がするんですが...


ストーリーグループ仕事してる...?

続刊は?
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今作もカラーチラシや裏表紙まで作り込まれるなど、拘り満載となっているGakkenのSW書籍。

もちろん続刊の出版についても期待したいところですが、あとがきを見てみると...
「この後の展開は続編の『ミッドナイト・ホライズン』で、お伝えできればと思います。」

お伝えできればと「思います」。


前刊「イントゥ・ザ・ダーク」では、「アウト・オブ・ザ・シャドウズ」を「2023年内に刊行予定」とハッキリ言い切っていましたが、そこから明らかにトーンダウンしています。

コレはもしや...売り上げ次第といった感じか?





続刊のためにも、買いましょう...



渋谷の悲劇
話が変わりますが、私は昨日渋谷へ行っておりました。

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目的地はTSUTAYA。

実はコチラのTSUTAYA、10月16日にレンタルの取扱を終了してしまうのです。

私はその事実を10日に把握し、翌11日にすっ飛んで行ったのでした。


その目的とは...
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ドロイドの大冒険のVHS
渋谷のTSUTAYAは、全国で唯一VHSを扱い続けていた店舗。
そしてそこには、「ドロイドの大冒険」も所蔵されていた‼︎


↑筆者イチオシの記事。


「ドロイドの大冒険」にはDVDが存在しますが、コチラに収録されているのは全14話の内8本分の内容のみ。
第1話〜第4話、そしてTVスペシャルの日本語版は、VHSでしか観ることが出来ないのです‼︎(なお、第9話の日本語版は存在しない)
筆者は3年前の時点でこの一連の事実を把握し、「いずれ渋谷のTSUTAYAへ借りに行かなければ‼︎」と考えていました。
この店舗ではVHSデッキの貸し出しも行っているため、視聴手段に困ることも無い。

しかし、私は3年間コレを後回しにし続けた。

なぜか?答えは簡単。

「ドロイドの大冒険」の鑑賞は、人体に悪影響を及ぼすからである。

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「イウォーク・アドベンチャー」を観た程度で死地を潜り抜けたかのような顔をしている人間に強く言いたい。

あんな程度のモノで、地獄を知った気になるな‼︎


「イウォーク・アドベンチャー」や「ホリデースペシャル」は、「黒歴史」として語り継がれている。(前者は言われてるほど酷くは無いと思うが...)

しかし本当の「黒歴史」とは、完全にこの世から忘れ去られ、語り継がれない、誰の記憶にも残っていない作品だ‼︎

「ドロイドの大冒険」は、まさしくそれを満たす。

もはや誰も「存在」を知らない。
日本のディズニープラスでの配信を求める声も、ほとんど無い。

そして、これは実際に観たモノだけが知っている事実だが、この作品の鑑賞は「苦痛」でしか無い。

ストーリーはつまらないし、キャラクターも似たようなのばかりだし、肝心のドロイドコンビですらキャラ崩壊してるし、ギャグも絶望的につまらない。

この「苦痛」と向き合うのを先延ばしにしたい、その「弱き心」が、「気付いたらレンタル終了1週間前」という事態を引き起こしてしまった。


わざわざ都内まで足を運び、開店と同時に店内へと駆け込んだ筆者。

所蔵場所を確認するため、在庫検索機に「どろいどの」と入力する。
すると...

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完全終了のお知らせ
16日にレンタル受付終了なのに、返却日が17日。

しかも全巻同じ状況...

これは...誰か同じことを考えていた人間がいた...

しかもコレ、1日早く来てれば俺の勝ちだったじゃん...


物事を後回しにせず、もっと早く行動していれば、このような事態は防ぐことが出来た。
そして、そのための期間は3年もあった。

私は、バカです...


こうして、「ドロイドの大冒険」日本語版を視聴する機会は失われたのでした。

日本から貴重な「スター・ウォーズ」の史料が、1つ失われていきます...


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「クローン大戦」、「イウォークアドベンチャー」、「ドロイドの大冒険」と絶版DVDを揃えて来ましたが、ついにコレが最後!IMG_1907
「イウォーク物語」です‼︎

「イウォーク物語」は1985年にアメリカで「ドロイドの大冒険」と合わせて放送されたアニメ作品。
「イウォークアドベンチャー」の1作目の方が先に放送されていますが、2作目よりはコチラが早く放送。

「シーズン2」も存在していますが、コチラは単独番組。

日本ではVHSという形で初公開されましたが、VHSには一部未収録の回が存在するため、全話の日本語版が存在しているわけではありません。
DVD版の収録内容
「ドロイドの大冒険」と同様、4つのエピソードを編集して1つに繋ぎ合わせたモノが2つ収録されています。いずれもシーズン1からの収録です。

  • イウォーク村の災難(2話、1話、3話、9話)
  • エンドアの森の物語(10話、5話、4話、13話)

なんと、話数の順番と編集の順番が違う!

...のですが、正直全く支障ありません。

むしろ「イウォーク村の災難」はこの順番で正解だと思います。

今作は「ドロイドの大冒険」とは異なり主要メンバーが固定なので、まずはそちらを紹介しようと思います。

時系列としては「イウォーク・アドベンチャー」よりも前

ちなみに今作は全編日本語や英語、イウォークが日本語や英語で喋ります。


...大事な事なのでもう一度言います。
イウォークが日本語や英語で喋ります。
今作は「イウォーク・アドベンチャー」とは異なり人間のキャラクターがいませんから、そうしないと視聴者完全に置いてけぼりになるんですけどね。
一応イウォーク語で喋っている想定ではあるんでしょうけど、デュロックたちとも普通に言葉通じてるし、多分その辺りは触れてはいけないんだと思います。

時々語尾に「ヤブナブ!」って取ってつけた感満載で言ってくるのもご愛嬌。


ウィケット
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お馴染みのアイツ。イウォークの少年。

「エンドアの森の物語」の初めにはなぜかイケボ青年ウィケットのナレーションが入る。どう考えても映画の時点ではまだ子供だったし、一体どの時点から語っているのか不明。

ニーサ
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ウィケット君のお友達。

あのチャーパ村長の娘。真面目な女の子。

近年では「フォース・オブ・デスティニー」にも登場している。

ティーボ
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ウィケット君のお友達。優等生枠。

ログレイ先生に弟子入りするなど勉強熱心だったり、ウィケットに危機を伝えに行ったりと大活躍する。

映画でもお馴染みの顔なので、皆さん一目見てピンと来ますよね。

え?記憶と一致しない?仕方ないので映画のティーボの画像も置いておきます。
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ほら、そっくり。

ラタラ
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ニーサちゃんのお友達。

フルートが趣味。だいぶ気が強め。

ティーボ君が好き。

マラーニ
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ウィケット君ガチ恋勢末期。

パプルー
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大柄なお友達。

どちらかというと素行は悪め。

映画でスピーダーバイクを盗んだアイツ。

ちなみに、DVDの日本語版声優はルーク役でお馴染み島田敏 氏。なんで?


ログレイ
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映画や「イウォークアドベンチャー」でもお馴染みの魔術師。イウォーク界のヨーダ。

ログレイ先生は全てを解決してくれる。

デュロック族
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本作のレギュラー敵。

ドロンボーとかロケット団と同じ枠。


一通りキャラクター紹介が済んだところで、作品の内容を紹介していきたいと思います。
イウォーク村の災難
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ログレイのかつての友である凶悪な魔女、モラグとの戦いを描いた4部作。
「イウォーク・アドベンチャー」を経験した者はもう「魔女」と言われても一切動じない強い心を手にしている。魔法万歳。
強大な力を持つ魔法の石であるサンスターとシャドウストーン。2つは元来1つの石だったが、現在はサンスターをログレイが、シャドウストーンをモラグが手にしている。

モラグはシャドウストーンの恐るべき魔力を使い、ログレイ達イウォークに対して復讐を果たそうとしているのである。

モラグはかつて、イウォーク達にとって食糧や薬など様々な用途で欠かせないサンベリーの実をドラゴンを使い根こそぎ奪い取り、イウォーク達に大打撃を与えた事があった。
彼女は再びサンベリーを刈り取り、イウォーク達を追い詰めようとする。

魔法の力でこの事を察知したログレイは、サンベリーの実を全て隠す事にする。

木に魔法の石鹸を塗りたくり、サンベリーの木をドラゴンから見えなくするのである。
(この時点で ついて来られない人は、もう一度最初に戻って理解できるまで読み込みましょう。)

一方で不潔なデュロック族達は、その匂い故に虫に集られるという悩みを抱えていた。そこでイウォーク達が使っている虫を寄せ付けない効果を持つ石鹸を奪い取ることを決め、村に忍び込む。その際誤って塗った物が見えなくなる魔法の石鹸を盗み出してしまう。

当初の目的とは異なるものの、デュロックは図らずも姿を消せるようになったのである。
彼らは石鹸で姿を消したままイウォークの村を荒らし、「木の精霊」を自称して彼らに森からの立ち退きを求める。

石鹸を使い大半の木を隠したイウォーク達だったが、全てを隠し切るには至っていなかった。そして石鹸が盗まれていることに気付いたログレイは、残された足跡などからデュロックの仕業である事を突き止める。

イウォーク達はデュロック達のキャンプに突撃し、魔法の石鹸と虫を寄せ付ける石鹸をすり替える事に成功、何とかドラゴンの襲撃より先に全てのサンベリーの木を隠し切ることに成功する。

こうしてモラグのサンベリー全滅作戦は失敗に終わり、ウィケットらは石鹸が付いたままのサンベリーの実を美味しく頂いたのである。



次にモラグは火の精霊の女王であるイズリーナを捕らえる。(「イウォーク・アドベンチャー」でお馴染みの顔である)

モラグはイズリーナに呪いをかけ、イウォーク達の森を焼き払わせることにしたのである。

悪戯をした上で嘘を吐いたために見張り小屋に閉じ込められていたウィケット、パプルー、ティーボの3人は森の声を聞き、いち早く森の火事に気が付くが、大人たちはなかなか信じてはくれない。しかし目の前に呪われた火の精霊達が現れたことで、その日行われていた頭巾祭り(ある程度の歳の子供イウォークに頭巾を授ける儀式)は中断され皆んなで消化活動を開始、なんとか鎮火に成功する。(森の声は子供達の方が良く聞こえるそうです。知らんがな)

こうしてモラグの森焼き払い作戦は失敗に終わる。


その後ニーサとラタラは巨大なフロッグ族を目撃する。彼らは基本的に争いは好まないものの、怒りを買ってしまうと手に負えない凶暴な敵となってしまう。
ログレイは村の者を集め、フロッグ族に近付かないよう注意喚起を行う。
その後ウィケット君ガチ恋勢末期のマラーニが「ウィケットが好ぅきぃ!」と連呼しながら歩いていると(頭巾授かったばかりの小さい子なので許してあげて下さい)、偶然ウィケット、ニーサ、ティーボ、ラタラの4人を目撃する。あろうことかウィケットは「マラーニうざい邪魔(超意訳)」という愚痴を吐いており、マラーニは号泣しどこかへ走り去ってしまう。

一方4人家族のフロッグ族の赤ん坊がフラついていると、超絶低クオリティ作画のヤズム族に襲われてしまう。
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↑元からエンドア出身設定

そこにモラグが現れ、ヤズムを撃退。赤ん坊は安心するが、直後彼はモラグに捕らえてしまう。

ヤズムはモラグの手下だったのである。

赤ん坊がいないことに気が付いたブロック達は、イウォーク達の武器が落ちているのを発見する。

モラグはフロッグ達にイウォークが赤ん坊を拐ったと思い込ませ、村を攻撃させようと企んでいたのだ。(ちなみにプクプクちゃんと違って愛嬌のカケラも無い。)
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正直あんなデカい赤ん坊の世話は面倒くさいモラグは、虫除け薬を渡して貸しを作ってあったデュロック達に赤ん坊を預ける。

しかしデュロック達のテキトーな管理故に赤ん坊は逃げ出してしまう。
しばらく経ってウィケットの愚痴を聞かれていた事に気付いたイウォーク一行は、すぐさまマラーニの捜索へ向かう。

一方でマラーニはお腹を空かして泣いているフロッグの赤ん坊と仲良くなっていた。ウィケットらは無事彼女と再開する。

その後デュロックは赤ん坊とイウォーク一行を捕らえるも、ラターラ達の策略により脱走。(フルートとニーサの唄で子守唄を演奏しデュロック達を眠らせるという諸葛亮もビックリの名策略である)

フロッグ達はイウォークの村に攻撃を仕掛けていた。しかし赤ん坊がそこに現れ、イウォークはむしろ自分たちを助けてくれたことを伝え、事は収まる。

デュロック達は赤ん坊を取り戻すべく追跡していたが、フロッグ達に見つかり追い回される。何とか逃げ切った彼らを待っていたのは、怒り心頭のモラグであった。


チャーパからログレイの英雄譚を聞かされたティーボは、彼への弟子入りを志願する。(一応映画でログレイと似た格好をしていたことに繋がっているのか?)

修行と共にログレイ宅で雑用をこなすティーボだったが、ウィケット、ニーサ、ラタラに対して強がってしまい、ログレイの魔法の道具を勝手に持ち出しまだ使いこなせない魔法を次々に披露する。しかし大失敗し、杖を折ったりラタラのフルートをダメにしたりと散々な目に。

そこへ謎の美女が現れ4人を呼ぶが、その正体はモラグであった。


モラグは魔法を介してログレイに4人を人質に取った事を伝え、サンスターを持ってアジトである火山にやってくるよう要求する。
ログレイはサンスターを手に、単身火山へ向かう。

魔法で戦いを繰り広げるログレイとモラグ。(※スター・ウォーズです)
モラグの力はログレイを上回っており、彼はサンスターを落としてしまう。サンスターとシャドウストーンが再び1つとなると、モラグはその力で火山のエネルギーを取り込み怪物へと変貌を遂げる。(※スター・ウォーズです)IMG_1934
ログレイは杖を吹き飛ばされてしまうが、ティーボの助力でそれを取り戻し、地下水を噴き出させてモラグのマグマを冷やす。モラグは急激に冷やされ岩となるが、最後の力を振り絞り、崩れる際にログレイを下敷きにする。

が、ログレイは無傷であった。

こうしてログレイとモラグの長きに渡る因縁に決着が付いたのである。


正直これのどこに「スター・ウォーズ」を感じろというのかは疑問だが、まあコレはコレとして普通に観られる。

「イウォーク・アドベンチャー」の時といい、エンドア物騒過ぎ。


エンドアの森の物語
先述の4話とコチラとでは決定的に違う点がある。

それは、4話を繋げる必要性が全く無いという事である。

「イウォーク村の災難」は全てモラグとの戦いとして一貫していたが、コチラの4話はどれも1話完結、なぜ繋げる必要があったのか全く不明である。


ウィケット達が雨宿りをした先は、何か古い建造物の下であった。その正体に疑問を持っていると、カンイク(「イウォーク・アドベンチャー」に登場した魔法使い。ログレイとキャラ被ってる)がウィケットのひい爺ちゃんが作った戦車である事を告げる。
ひい爺ちゃんはこの戦車を使い、魂の木を倒そうとしたデュロック達を追払い、汚い沼地へと押しやったのだという。
ウィケットはこの戦車を復活させる事を決意するが、その保存状態は最悪。ほとんど朽ち果てており、カンイクから貰った設計図を元に再建することに。
だが意味の分からない計画に賛同者は現れず、協力してくれたのはウィケット君ガチ恋勢末期マラーニのみであった。

イウォークが戦車の再建を始めた事を知ったデュロックは、それを奪い取って逆襲してやろうと企てる。
ウィケットが戦車を完成させた直後、デュロック達はそれを奪い取ってしまう。

慌ててこの事を村に伝えるウィケットだったが、大人たちはウィケットが戦車を再建した事を含めあまり真面目に取り合ってくれない。

落ち込んだままひい爺ちゃんの魂の木に語りかけるウィケット、するとひい爺ちゃんの幽霊(青くてボンヤリしたヤツではなく、ガチのフワフワ系幽霊である)から自分も戦車を作っている時は笑い物にされたことを告げられ、勇気を与えられる。

戦車を取り戻しに向かったウィケットだったが、逆に捕まってしまい、戦車の中に人質として捕らえられてしまう。デュロック達は戦車に乗り込み、イウォークたちの魂の木を倒しに向かう。IMG_1935
↑戦車とはいってもこういう感じ。火器は無い。

ウィケットの再建は完璧であり、イウォーク達の攻撃ではが全く歯が立たない。

そこにウィケット君ガチ恋勢末期マラーニが現れ、戦車に乗り込みウィケットを救出(「アタシのウィケット!」byマラーニ)。ウィケットは杭を抜いて戦車を倒壊させる。この際魂の木に激突しないようにしてくれたのはひい爺ちゃんの幽霊の念力である。(※スター・ウォーズです)

結論としてマラーニ最強、ひい爺ちゃんほぼジェダイなのであった。

ちなみにその後戦車は再建された。「それエンドアの戦いで使えよ!」と思ったら、設定上は使われていたらしい。後付けは良くも悪くもなんでもアリ。


続いてはラタラの話。

ラタラはもっとフルートの才能を活かす生き方を求めていた。そこへ旅の芸術団、ジンダ族が現れ、イウォークの村で芸を披露する。
ラタラはそれに感化され、こっそりジンダ族と共に村をさってしまう。

デュロックの族長は、妻から子守を雇うよう求められる。そこでイウォークを1人誘拐することにする。(なんで?)

ジンダ族の一員となったラタラだったが、やらせてもらえるのは衣装の洗濯やアシスタントばかり。フルートを吹かせてはもらえない。
そんな中でラタラはデュロックに誘拐されてしまう。

ウィケット達はジンダ族からその事を知らされ、共にデュロックの村へと向かう。
デュロック達へ芸を披露するジンダ族だが、鑑賞マナーは最悪。物を投げつけたり、動物を食べようとしたり...

そんな中でロープを使っての空中浮遊芸に、ボランティアとしてラターラを無理矢理ステージに上げる。イウォーク達がロープで彼女を持ち上げ、そのままラターラを奪還する作戦である。途中トラブルに見舞われラタラのフルートの演奏で場を繋いだものの、何とか彼女を救出。暴走する客に慣れているジンダ族の活躍でデュロックも撃退された。

故郷が恋しくなっていたラターラはイウォークの村へ帰る決断をし、ジンダ族に別れを告げた。


次の話は毒キノコに触れた結果ウィケットの父さんが命の危機に見舞われて薬を手に入れる話なんですが、何の捻りもないので割愛します。



ウィケット、ティーボ、パプルーは旅先で強暴な赤毛のイウォークに遭遇する。彼女は動物を手懐け、狩りをするデュロック達を撃退していた。
このデュロック達を見た際、パプルーから今作屈指の名言が飛び出す。
イウォークが狩りをするのは他に食べ物が無い時だけだ。むやみに動物を殺したりはしない。
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だそうです。

村に戻ってこのイウォークの事を伝えるウィケット達。それを聞いたニーサは柄にも無く取り乱してしまう。
実はニーサにはアシャという姉がいたのだ。イウォークでは珍しい赤毛で、幼い頃に母さんと姉と3人で川へ出かけた際、猛獣に襲われたのである。母は亡くなり、姉は行方不明、自分だけが救出された。
父のチャーパにアシャが生きていると訴えるニーサ。しかしチャーパは探しに行く事を許してはくれない。これから森は雪の季節で危険なのだ。
それでもニーサは諦められず、ウィケットと共に豪雪の森へ入る。しっかり滑落しかけるが、そこにチュカ=トロック(「イウォーク・アドベンチャー」に登場した斧の名手。コイツが生きている事が時系列の根拠)が駆け付け助けられる。

その後猛獣が現れチュカ=トロックも苦戦するが、そこにアシャが現れ助けられる。ニーサとアシャはすぐにお互いを認識し、再会を喜ぶ。
しかしアシャは村へ帰る事を拒む。動物達をデュロックから守るために戦っているためである。
一行はデュロックと戦い、その族長を懲らしめて二度と動物をいじめない事を誓わせる。コレで動物が傷付けられる心配は無くなり(無くなったのか?)、アシャは村へ戻り、父との再会を喜ぶのであった。

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狩り、ダメ、絶対。

ちなみに日本語版でアシャの声を担当しているのは、今や女性声優でトップに近い水樹奈々 氏である。このDVDの発売は2004年、海外の低予算DVDの日本語版で単発ゲストキャラの声をやっていた時期もあったとは、厳しい世界なのだろう。

所々繋がってる...
「整合性なんて知った事か!ヤブナブ!」みたいな作風なら良かったのだが、地味に映画や「イウォーク・アドベンチャー」へ繋げる要素があったりするので無視して良いのか怪しい。

というかエンドア、なんでこんな魔法世界と化してるんだ?


まあ、フォースと何らかの形で繋がりが強い星でだからこそ、シディアスがエンドアを選んだみたいな解釈も出来ないことはありませんが...


とはいえ、観終わる頃にはどういう訳か主要キャラの皆を好きになっている。

この作品から「スター・ウォーズ」を感じ取るのは至難の業だが、コレ単体としては普通に観られる。
「ドロイドの大冒険」を観ている時のような気が遠くなるような感覚にはならない。
正直「イウォーク・アドベンチャー」の2作目よりは面白かったと思う。


当時の子供のお守りに使う分には全く問題無い出来ですし、倫理的に変な所も無い(というより倫理観基準でイウォークの性格がたいぶ改変されてる)ので、幼児・児童向けアニメとしては申し分ないでしょう。

米ディズニー+に出現!
なんと!アメリカのディズニー+で4月から
  • クローン大戦
  • イウォーク・アドベンチャー2作
  • イウォーク物語
  • ホリデースペシャルアニメパート

が配信される事が明らかに!

「クローン大戦」については「Volume1」「Volume2」と記載されているので、DVDの内容が配信されるのでしょう。

問題は「イウォーク物語」。

なんと「シーズン1」「シーズン2」表記!

先述の通り、「イウォーク物語」は2シーズン構成。一部エピソードはVHSにすらなっていません。

DVD収録の2本という可能性も無いとはいえませんが、この表記からすると全話配信されるのでは⁉︎という憶測が。

もし未ソフト化エピソードまで配信されるとすれば大事件ですよ‼︎


あれ、「ドロイドの大冒険」は?

...どうやら編集版(DVDに収録)を作った時点で既に楽曲の権利がゴタゴタしていたらしく、差替えが行われたりしているとのこと。

もしかすると「全話配信に向けて調整中」なのかもしれません。


とはいえ、上記は全てアメリカの話。

日本上陸は...正直厳しい気がします。

「イウォーク・アドベンチャー」「クローン大戦」はまだ可能性あるかもしれませんが、「イウォーク物語」は先述の通り日本語版が存在すらしないエピソードがある状態。しかも吹替用音声はDVDを除いて全てアナログ。そもそもオリジナルのテープ残ってるかどうか...
さらに悪いことに、あくまで僕が調べた範囲ですが、VHSに日本語字幕版無さそうなんですよね。

となってくると、ディズニー+に出そうと思ったら
  • 全話字幕を新規制作
  • 全話吹替を新規収録

の少なくともどちらかをやらなければならない。

みんな大好き東北新社も「イウォーク物語」にそんな手間かけられるか?と聞かれると...

全ての円盤を我が手に
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ついに!ルーカス製「スター・ウォーズ」全作品の円盤が揃いました‼︎

映画のバージョン違いとしてはep4〜6のリミテッドエディションDVDも所持していますが、こうして各作品を並べてみるとなかなかの満足感!

絶版系DVDは未所持という方は少なくないと思いますが、興味がある方は「クローン大戦」をオススメします。正直「Volume2」だけでも良いと思います。
次点で「イウォーク・アドベンチャー」ですね。コチラも1度は観てみる価値アリだと思います。
「イウォーク物語」を観たい、という場合は先に「イウォーク・アドベンチャー」を観ておくことをオススメします。
「ドロイドの大冒険」は...やめとけ。




さて、コレでルーカス製「スター・ウォーズ」完全制覇...とはいかないんですよね。

ep2と3のDVD版はレンタルで観たのですが、ep1はDVDとBlu-rayでヨーダが丸っ切り違うはずなのでDVDも所有しようと思っています。

何気に4K版も若干新編集入ってますから、いずれは買わないといけないんですよね...

「特別篇」はVHSで購入以外の手が無い上、そこまでする価値があるとは思えないので観るつもりはないです。

そして「ドロイドの大冒険」「イウォーク物語」の2作については、DVD収録分しか観ることが出来ていない!

未収録分は?と言いますと、正直「イウォーク物語」についてはほとんど諦めてます。一応VHS購入という手はありますが、かなり高額になるので流石に...
事と次第によってはVPNでアメリカのディズニー+に突撃するかも?(ただ正直VPNはあまり気乗りしない)

「ドロイドの大冒険」は...FullSizeRender
TSUTAYAにある...

VHSデッキごと貸し出しやってる...

これは逃げられない...


「ドロイドの大冒険」、あの悪夢が再び。

戦いは、終わらない。



「swgm vs ドロイドの大冒険」
都内から家までVHSデッキを運搬し、人生で初めてビデオテープを自力で扱い、クソアニメを観る。
最後にして最強の敵との大決戦。
いつになるかは正直分かりませんが、乞うご期待...



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ついに買いました!IMG_1455
イウォーク・アドベンチャーのDVD!

1984年にアメリカでTV放送され、1985年に日本で劇場公開された「イウォーク・アドベンチャー 勇気のキャラバン(旧題『イウォーク・アドベンチャー』)」IMG_1481

1985年にアメリカでTV放送され、1987年に日本で劇場公開された「イウォーク・アドベンチャー 決戦!エンドアの森(旧題『エンドア/魔空の妖精』)」IMG_1482
↑「限定品マスコット人形<白いペガサス>」とありますが、そんなものは登場していません。白馬なら数秒いたけど。

両作品共にジョージ・ルーカスが製作に関与しており、「ジェダイの帰還」でお馴染みのイウォークたちと共にシンデルらが冒険を繰り広げる物語。

DVD化のタイミングで邦題が変わっている、というのもep6と同じだったりします。



勇気のキャラバン
「イウォーク・アドベンチャー」は黒歴史と俗に言われていたりしますが、少なくともこの「勇気のキャラバン」に限ればそれほど酷くはありません。

まあ出来が良いとは言えませんが、普通に観れますし、楽しめる部分は楽しめます。

もし誰かから「面白い?」と聞かれたら、「まあ面白いんじゃない?」と答えられると思います。

ストーリーを超絶ザックリ説明しますと...

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↑メイス
  • 兄メイス(主人公)(スペルも某マスターと同じ)と妹シンデル、その両親の乗った船がエンドアに墜落。
  • メイスが船を離れている間に両親がゴラックスに拐われる
  • イウォークが船を発見。メイスとシンデルを保護
  • シンデルの治療してもらったり猛獣から助けて貰ったりで仲良くなる
  • メイスらを襲ったボアウルフ(カノン化済み)が父さんの腕輪を所持
  • 魔術師ログレイ(お馴染みあのログレイです)が魔法で(魔法です)腕輪からメイスらの両親がゴラックスの巣に囚われていることを突き止める(ほぼナイトシスター)
  • イウォークたちと共にゴラックスの巣へ
  • 途中で仲間(脳筋と魔法使いと妖精)を加えながらゴラックスの巣へ
  • クソデカスパイダーと戦ったりしながらゴラックスと対決
  • 両親を救出したものの、途中で加わった脳筋が死亡。メイスは彼から斧を託される
  • ゴラックスに追い詰められ、シンデルやウィケット絶体絶命のピンチ!メイスが脳筋(チュカ)から貰った斧を投げ付けてゴラックスを奈落の底へ突き落とす
  • 村でみんなでパーティー
  • めでたしめでたし


おそらく未見の方の大半が「普通にSWじゃね?」と思ったことであろう。実際衣装やメカニックのデザインもそれほどSWと乖離しているといったことはない。

ところがこの作品、所々に気になるでは済まない問題が存在しているのである。

リアルアニマルズ
本作にはエンドアに息づく様々な動物たちが登場する。その一部をご覧いただこう。IMG_1483
ログレイの所にいる鳥です。

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飼われてます。

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飼われてます。

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飼われてます。

要するに、春壱先生の精神が限界に達してオルデランを春壱先生宅のウサギたちが闊歩し始めたとしても、これを盾にすれば許されるのである。

唐突に魔法
この作品では「魔法」がさも当然かのように登場する。
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「ジェダイの帰還」では祟りの取り扱いに困っていたログレイ氏だが、本作では普通に魔法を使ってメイスの両親を見つけ出している。

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ゴラックス退治に協力するカインクは普通に魔法の杖を持ち、クリスタルを光らせてクモの動きを止めたりしている。

能力の割に活躍が地味だったりするが...

この人たち、何者なんだ?あれはフォースなのか?

だとすればあの一族の感応者率高過ぎである。

謎の茶番
これについては実際に観ることでしか伝わらないと思うのだが、尺稼ぎとしか思えない謎映像が複数存在する。
まずはシンデルの病気を治す薬の材料を探す場面。メイスがなぜか木の穴に「右手」を突っ込み、そこにいた生物に手を噛まれウィケットらに助けられる。
次のシーンでは既に薬が完成しており、傷付いたメイスの「左手」をイウォークたちが治療しようとするが、メイスは「俺は良いから妹を優先しろ」と怪我を放置する。
その後歩きながら右手の動きを確認する場面があるが、以降その話が再び姿を見せることはない。


次は旅に出た後である。
メイスらは川の近くで休憩。長旅の割に誰も水を取りに行ったりはしない時点で謎なのだが、メイスはその川に近付いていく。
そして、なぜかおそるおそる手を水面に近付ける。
その直後、メイスは水中に転移してしまう。浮上しようとするが、水面はガラスのように硬い。シンデルらがこれに気付き、枝を渡そうとしても枝ごと吸い込まれてしまう。
その時、シンデルの提案でウィケットがログレイから託された「魔法の杖」を差し出すと、メイスはそれを「掴んで」脱出に成功する。

まずこの魔法の杖、ここでしか使わない。というか魔法使いキャラがキャラバンにいるのになぜ別の魔法の杖を?

そしてこの出来事、今後の伏線になるとかそういったことは一切ない。完全に謎である。


その後別の地点で休憩していたのだが、ウィケットが大きい音を立てた結果、馬(馬です)がシンデルを乗せたまま走り出してしまう。それをチュカが馬に乗って追いかけ、何とか追いついて連れ戻す。
以上、終わりである。別に今後の伏線になるとかは無い。

こういった「ナニコレ?」と思わざるを得ない映像が所々に挟まってくるため、観ていてテンションが全く上がらない。この辺をカットするなり上手いこと編集するとだいぶ面白くなる、はず。


近年の作品にも登場の要素
この作品はソフト化されているスピンオフ映像作品としては最古のものである。それもTVスペシャルという特別な媒体。

それ故なのか、後年の作品でもその要素が拾われていることがある。

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まずは本作のラスボス、ゴラックス。
「フォース・オブ・デスティニー」でも大活躍である。「フォースコレクション」にも登場していたりと、そのインパクトからか今作を代表する存在となっている。


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また「バトルフロントⅡ」のイウォークハントで登場する武器「ウィスティーポーチ」もこの作品が元ネタ。謎の妖精。一応ゴラックスに嫌がらせしたりしましたが、正直何のために出てきたのかは謎。ウィスティーにも結構尺割いてました。アニメーション描くの大変だろうに...


まあ気になる点は少々...いや結構ありますが、別に黒歴史というほどの出来では無いですし、もっと知名度があっても良いんじゃないかな?とこの作品を観た後には思っていました。

ストーリーも超王道ですし、メイスも「ザ・主人公」って感じ。イウォークと2人の関係性も良い感じでしたしね。


...問題は次です。


決戦!エンドアの森
「勇気のキャラバン」にて、メイスとシンデルは両親を救い出し、宇宙船を修理しつつイウォーク達と仲良く暮らし始めました。

が。






が‼︎




メイスと両親、開幕5分で死亡



...大事なことなのでもう一度言います。

メイスと両親、開幕5分で死亡‼︎
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↑開幕5分で死亡した前作主人公。これでもちゃんと死ぬ描写があるだけ某イカの提督よりマシだったりする。


前作の戦い、チャラです。というかメイス死んだのでマイナスです。某マスターと同じ名前なのが悪い。

ちなみにお母さんは映った時点で死んでました。今なら大炎上必至。

ということで、前作ではお兄ちゃんに守られる担当だったシンデルが主人公に就任。
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ウィケットも出番が大幅増。シンデルと共にエンドアで大冒険を繰り広げます。


前作ではモンスター相手に戦いを繰り広げた一堂でしたが、今作のヴィランは山賊。IMG_1495
ラスボスとなる山賊の頭領テラク。
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そしてもう1人のヴィラン、魔女のシャラル。

もう「魔女」と言われても何も感じなくなってしまった。

一応設定上はテラクはエンドアに墜落した宇宙海賊で、シャラルはダソミアから逃げ延びたナイトシスターらしいのだが、これは100%後付けと考えて間違いない。

というのもこの2人、「宇宙船のエンジン」という概念を持ち合わせていないのである。

宇宙船を動かすために「パワー」が必要だと知り、宇宙から来た者たちにその「パワー」を使わせようとするのだが、2人とも「パワー」を魔法だと勘違いしているのである。

宇宙から来た奴がそんな勘違いする訳なかろう。

そして山賊の皆さん、結構いる。

製作段階ではエンドア原住の方々であると想定されていたのではないかと思わざるを得ない。そうなってくると普通に銀河標準語で話してるし何なんだコイツら?という話になるのだが…

また、この作品では更に意味の分からないことが発生する。
それは...
ウィケットが喋る



...大事なことなのでもう一回言います。

ウィケットが喋る


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↑造形がちょっと残念なウィケット氏

実は前作でも所々で「ベーシック通じてないか?」と思う箇所はあったのだが、今作では普通にカタコト英語を喋る。

前作は「少年たちと原住モフモフの大冒険!」であったが、何の不自由もなく意思疎通している以上もはや「原住」要素は無い。ただの「少女とマスコット」である。

クララが立ったら嬉しいが、ウィケットが喋っても別に嬉しくはない。

新マスコット登場
もうマスコットキャラ達がワイワイやる作品と化したため、2作目には2作目の新マスコットキャラが用意されている。

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それがコチラのティークである。

...これは可愛いのか?

とはいえ、彼は足の速さが尋常じゃないため結構活躍する。

ちなみに、旧スターツアーズの搭乗前の注意事項VTRにも乗客の1人として登場している。制作年代的にもイウォーク含め本作で使った物を再使用したのであろう。

ちなみに、この種族も設定上は太古の昔に墜落した者達の子孫らしい。エンドアに墜落し過ぎじゃない?

別にコイツは原住設定で良いじゃん?
ブラーグ登場
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アニメシリーズや「マンダロリアン」でお馴染みのブラーグはこの作品で初登場。山賊たちの乗り物として大活躍です。

なぜエンドアの生き物がライロスにいるのかは疑問だが...

割と最近まで「クローン・ウォーズ」の新作クリーチャーだと思っていました。ゴメンなさい。
面白くない
ブラスター持った山賊相手に、イウォークたちがあの手この手で立ち向かうという映画を思わせる展開はともかく、全体として面白くない。

というかウィケットが映画以前に喋ってるってどうなのよ?

一応ハッピーエンドで終わるが、前作で助け出した両親とメイスが死んでいながらハッピーエンドです!と言われても...

山賊たちの雰囲気はSW感満載なんですけど、そもそも彼らの存在自体が謎過ぎて...

ちなみに本作でもリアルアニマルズは健在。カラスや馬のオモチャを買ってきて「スター・ウォーズグッズです!」と主張して飾ることも可能である。

封印レベルではない
単純に出来がイマイチなだけなので、封印すべき黒歴史とまではいかない。もう少し視聴手段増えて欲しい、くらいに思う。

とはいえ、イロモノ枠であることは否めない。

個人的には
  • 「勇気のキャラバン」の王道展開
  • 「決戦!エンドアの森」の戦闘スタイル

これらを合わせれば結構良い作品になるのではないかという気がする。もちろん茶番カットも必要だが。


DVDは実写作品ということもあってやや高騰気味である。とはいえ れっきとしたルーカス製「スター・ウォーズ」。
「クローン・ウォーズ」のトンチキ回と大体同じようなものだと思って問題無い。観ていて苦になるといったことは無いし、ネタにもなる。

正直「ドロイドの大冒険」はネタにもならず救いがないと感じたが、コチラはいくらでも救いようがある。クリーチャーやエイリアンのデザインは一部現在にも残るくらいにはしっかりしているし。

「イウォーク・アドベンチャー」、皆さんも是非!


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本日紹介するのはコチラ

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ドロイドの大冒険

「ドロイドの大冒険」は1985年にアメリカで「イウォーク物語」と共に放送された「スター・ウォーズ」のアニメーションシリーズ。全13話。

ジョージ・ルーカスが製作に関与しており、英語版ではアンソニー・ダニエルズがC-3POの声を担当。

...ここまで聞いただけでは「クローン・ウォーズ」のような壮大な作品を想像する人もいるかもしれない。

ところがどっこい、全く持ってそんなことは無い。

本作の主人公となるのはお馴染みC-3POとR2-D2のドロイドコンビ。

「新たなる希望」の前の時代を舞台に、2人が銀河を転々としている中で様々な事件に巻き込まれていくというストーリー。


注目して欲しいのは「『新たなる希望』の前の時代」という部分である。

そう、「ep3と4の間」では無いのである。


当時はまだ「ジェダイの復讐」公開から2年後。プリクエルトリロジーは制作が一切始まっていない。

そのため3POはアナキンが作った訳ではなく、R2はナブーに仕えていた訳でもない。

さらには、19年間レイマス・アンティリーズが所持していたという設定もない。

ただ「これまで色々な経験をしてきてボロボロな2人」という設定しか無いのである。

そのため、プリクエルとの整合性は完全に0である。



今回購入したDVDには「王子とスペースパイレーツ」「戦え!マンゴ・バオバブ」の2作品が収録。

前者が第5話〜第8話、後者が第10話〜第13話の内容を再編集して長編作品としたもの。



...あれ?1〜4話と9話は?

そう、収録されていない。

なんとこのDVD、13話中8話分の内容しか収録していないのである。

残りの5話は別のDVDに収録されているのでは?と思った方もいるかもしれないが、そういう訳でもない。「ドロイドの大冒険」のDVDはこの他に存在しない。

ということで、今回はDVD収録分のみを取り扱う。

伸縮自在のドロイドコンビ
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今作の主役を飾るお馴染みドロイドコンビだが、ビジュアル的に色々とオカシイ。

まずは3PO、首が自由に動く。

手足は「クローン・ウォーズ」でも比較的自由に動いていたが、今作ではその比では無い曲がり方をする。

さらに目玉も動くし、瞬きもする。

首や腹の部分も、お馴染みの剥き出し配線ではなくなぜか青い。


さらにスゴイのはR2。FullSizeRender
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もはや目を疑うなどというレベルでは無い。

ディズニーパークのイースターエッグハント並みの膨らみを披露するのは序の口、頭がズレるという珍事を起こした挙句、なぜブレイクダンスまで始めるんだ?

2人の主人は?
映画に則ればレイマス・アンティリーズなのだが、先述の通りこの頃はまだプリクエルの製作が始まっていない。

どうやらこの2体は、アンティリーズ船長に辿り着くまでにさまざまな主人を転々としていたという設定のようである。


ではこの「ドロイドの大冒険」の頃の主人は誰だったのかというと...


その回による。


...もう一度言う。
その回による

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「王子とスペースパイレーツ」の冒頭で彼らが働いているのは、4本腕クリーチャーが経営する食堂。

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食堂でミスを重ね追放された2人を買ったのが、このエピソードの実質的な主人公であるジャン。

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ところがどっこい、「戦え!マンゴ・バオバブ」が始まった時点では既にマンゴ・バオバブとのチームに馴染んでいる!

恐るべきスピード感。

ちなみに、「ドロイドの大冒険」は帝国時代であることがハッキリしているため、かなり短い期間の出来事ということになるのだが...

どっかで見た展開の連続
これは「有名な映画のパクリじゃん!」とか、「オリジナルトリロジーと一緒じゃん!」とか、そういう意味では無い。

「ドロイドの大冒険」を「ドロイドの大冒険」がパクっていくのである。

酷い時には「王子とスペースパイレーツ」を「王子とスペースパイレーツ」がパクるし、「戦え!マンゴ・バオバブ」を「戦え!マンゴ・バオバブ」がパクる。

具体的にはどんなものがあるのかというと...

  • 誰かが転んで、それに誰かが躓いて転んで、それに誰かが躓いて転ぶ
  • クリーチャーにまとわり付かれる
  • 実質的な主人公が旅先で出会った女の子とイイ感じになる
  • ヒロインが捕まる
  • 3POが「アアアアアアアアアアアアアアア」と言いながら逃げ回る
  • 敵基地に侵入してハプニング連発
  • 敵はバカの無法者


などなどなど...

ご覧の通り、大したことない展開をひたすらに連発する。

また「王子とスペースパイレーツ」「戦え!マンゴ・バオバブ」はキャラクターがドロイド2人を除いて総取っ替えされているのだが、主人公のジャンとマンゴ・バオバブのキャラはほぼ一緒だし、ヒロイン枠のジェシカとオーレンも似たような感じである。

時々2人の立場逆転
R2と3POのコンビというと基本は
  • ヘッポコな3PO
  • 嫌味だが賢いR2


という役割分担であることは説明不要であろう。


ところが、今作では時々コレが逆転する。


R2が迷子常習犯だったり、ケーキを持って走り回って大惨事になったり...

逆に3POが敵を欺くための策略を練ったりと、キャラ崩壊が随所で見られる。



J.Jエイブラムス、「ドロイドの大冒険」強火オタ説
「フォースの覚醒」「スカイウォーカーの夜明け」を手掛け、「スター・ウォーズ」の世界観に大きな傷痕を残したエイブラムス。

だがこの「ドロイドの大冒険」を観ていると、彼はこの作品を見本として映画を作ったのではないかと思えてくるのである。

証拠1 プリクエル完全無視
先述の通り、今作の3POとR2にプリクエルを感じさせるものは全く無い。

証拠2 地図をR2が表示
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銀河の秘宝ルーンストーンの大鉱脈を探すマンゴ・バオバブ一行、その手がかりとなる地図をR2が表示するのである。

証拠3 手掛かりがないと到達出来ない
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ルーンストーンの在処を目指す一行だが、その為には虹彗星を追い、シスのマントと呼ばれる危険な領域を通り抜けなければならない。

この虹彗星の導きが無ければ、どんなに腕の良いパイロットでも抜けることは絶対に不可能。

虹彗星を見失わなかったとしても危険は多く、放射能の雲なども存在している...

エクセゴルと近いものがある。

証拠4 ピラミッドと読めない手掛かり
ルーンストーンへ至る最後の手掛かり、それはピラミッド型のアイテムに描かれた文字。

そして3POはそれを読み取ることが出来ない。

エクセゴルに対する疑惑は深まる一方である。

証拠5 ジェシカ
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「王子とスペースパイレーツ」のヒロイン、その名はジェシカ。

あだ名はジェス。

そのまんまである。

証拠6 カイボ・レン
ここまで5つの証拠を提示したが、「偶然では?」と思った方もいるだろう。

しかし!最後に決定的な証拠をお見せしよう!

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「王子とスペースパイレーツ」のメインヴィラン、その名も「カイボ・レン」。

確かにカタカナにすると見覚えのある字面である。

しかしサビーヌ・レンやレイ・スローンなど、カタカナにすると有名キャラと同じになるだけで、アルファベットは全く異なるというケースは少なくない。

では、カイボ・レンのスペルは...

Kybo Ren


bをlに変える、ただそれだけでカイロ・レン(Kylo Ren)の完成である。


さらに、これだけでは終わらない。


「Kybo」から「b」を除いた結果カイロになった訳だが...


ここで彼の本名を思い出して欲しい。




ベン・ソロ...



ベン...



Ben...







...お分かりいただけただろうか?





B​en


「Kybo」を「Kylo」に変えるために泣く泣く取り除いた「b」が頭文字となっている‼︎



エイブラムスよ、これは言い逃れ出来まい...




J.Jエイブラムス、彼の「ドロイドの大冒険」に対する愛はあまりにも深かったのだ...



プリクエルの片鱗
「ドロイドの大冒険」の製作にはルーカスも関与。

そのためか、プリクエルに通じている部分が何点か存在する。

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まず「4本腕のエイリアンが経営する食堂」である。
建物の外観も何となく似ている。

デクスターは書籍に先行登場もさせていたキャラクター。ルーカス渾身のアイデアだったのであろう。

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次に2つ首のエイリアン。

これもおそらくルーカスのアイデアなのであろう。

ちなみに「戦え!マンゴ・バオバブ」では偽トーントーンのレースがあるのだが、こちらの実況席にはアナウンサー的なのが2人いる。片方はベーシック、片方は別の言語で話す。これも「ファントム・メナス」に近いと言えるだろう。


そして、この次がとっておき。
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「王子とスペースパイレーツ」の最終決戦の舞台、それが「ボクデンの月」なのである!

お前、既存のロケーションだったんだな...


ちなみに、「戦え!マンゴ・バオバブ」にはプリンス・シゾールの同種族らしき者も登場している。

タイトル詐欺?
「王子とスペースパイレーツ」という内容からして、主人公のジャンが王子のように感じるかもしれない。

が、王子は話に大きく関わるもののあくまでサブキャラ。主人公のジャンはただの鉱夫である。

世界観がよく分からない
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Aウイングやタイファイター、さらにはBウイングやXウイングも普通に流通している。

一体何がどうなっているんだ...

「クローン・ウォーズ」は神
20年間の進化はダテじゃなかった。

まあ突然ガリバー旅行記始まったりするのは変わってないかもしれないが、それでもかなり進歩していると言えよう。


まだ終わりじゃない

「ドロイドの大冒険」、ネタとして消化しようにも正直微妙...

「エイブラムスガチ勢説」も、あまりにもネタが無さ過ぎて結構頑張って捻り出しましたし...

「ホリデースペシャル」は1周回って面白いのだが、「ドロイドの大冒険」は0.6周くらい止まり。狂気が足りていない。


もうDVDは見終わったし、後は記憶の片隅に、と言いたいところなのだが...
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なんと、渋谷のTSUTAYAがVHSを取り扱っているのである。

先述の通り、今回のDVDに収録されているのは「5〜8話と10〜13話の総集編」である。

1〜4話、そしてTVスペシャルの内容は全く含まれていない上、他のエピソードも編集が加えられているのである。

一方、VHSは無編集。ほぼ全話しっかり存在。


...一応TSUTAYAも3巻のみ欠落しているようだが、特に1巻とTVスペシャルの内容は完全に未見だし、いつかは通らねばならない道である。

まあ「イウォーク物語」「イウォークアドベンチャー」といったDVDで観られる作品が先ですが。

ちなみに、渋谷のTSUTAYAではビデオデッキごとレンタルが可能。「再生機器が無い」という言い訳も出来ないのである。



...なお筆者が小学校に入る頃にはVHSは絶滅していたため、自分でビデオデッキやテープを扱った経験は無い。テープぶっ壊さないか少し心配である。

最後に
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「戦え!マンゴ・バオバブ」より、分子圧縮で小さくなってしまったR2を掌に乗せる3POごっこ


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デビッド・プラウズ氏が亡くなりましたね。

オリジナルキャストが1人また1人とこの世を去っていくのは、ファンとしては残念ですね。


先日「クローン大戦」のDVD1巻を紹介しましたが、今回は...
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2巻です‼︎

この2巻に収録されているのは2005年3月にアメリカで放送された「クローン大戦」のシーズン3。

それまでの2シーズンはそれぞれ5分番組10回でしたが、この最終シーズンは1回15分を5回。

これがシームレスに繋げられており、1時間ちょっと丸々楽しむことが出来る内容となっています!

映画にガッツリ繋がる‼︎
1巻は正直ストーリーが皆無に等しいものでしたが、今回は1話あたりの時間も長いためしっかりとしたストーリーが!

また「シスの復讐」の設定も固まっているため、共和国軍の描写も映画に忠実!

「クローン大戦」がレジェンズ化されたことを悔やむ声が上がるのもよく分かります。

アナキンとオビ=ワン、名コンビへ!
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「クローン・ウォーズ」では最初からジェダイナイトだったアナキン。

「クローン大戦」でも1巻ではパダワンでしたが、今回昇格の瞬間が映像化!

あの儀式が映像になってるのって、今回が初なんですね。

何気にオポ・ランシセスが映像で喋るのって今作だけな気がしますね。TCW未制作エピソードでは出番があったようですが。

その後は2人が各地で分離主義者をボコボコにしている様子が。最初に出てきた敵司令官の雑魚キャラ感好き。

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命から力を得るアナキン君、これが奴隷暮らしの力。

人類史上、こんなにミミズとダンゴムシを美味しそうに食べる人物がいたであろうか?

もう虫のCMの仕事来るのでは?

ダンゴムシは結構良い音鳴らして食ってるし。クッキーかよ。

なんとこれ、「ギャラクシーズ・エッジ」のメニューに無い。SW分かってない人が作ったんですね。


...というか虫ゲットするために敵陣に忍び込んでその報告もしてないスカイウォーカー将軍、大丈夫か?



ところで今作ではパドメや3POとの絡みも。

サービスショットみたいな脱ぎ方で金ピカなナイスボディを披露する3POや、密会にフォースダッシュ使うアナキンなど、何か色々おかしい。

ナブーでは電気消してましたね。僕は健全に育ったので何してるのかさっぱり分かりません避妊しろアホ



コルサントの激戦の最中...
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ヨーダやメイスが激闘を繰り広げる中、原子種族
と謎の交流。完全に「クローン・ウォーズ」の先祖。

謎の虫で謎の模様を描き、謎の冒険、と思いきや、アナキンの行く末を暗示する意味深展開。その後も「ジェダイの帰還」を彷彿とさせる右手の破損状態での戦いなど、ダース・ベイダーへ変わり行くアナキンを描くなかなか良い内容。

まあ「クローン・ウォーズ」のトンチキ回的なノリでしたが。


グリーバス将軍大暴れ!コルサントの戦い
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これ、映画公開前に観たらテンションブチ上がるじゃん!

「シスの復讐」の直前、パルパティーン議長誘拐自作自演のために引き起こされた大激闘!

最大の見所は映画で捕まっている予定だったシャアク・ティを中心としたジェダイたちの、グリーバスやマグナガードとの迫力のライトセーバー戦!

強いのか弱いのかよく分からない音圧アタックはさておき、電車のホームでの戦いはほぼ映画!

アソーカとモールのセーバー戦も凄かったですが、視覚的な面白さという点ではこちらに軍配!

一体どういう間隔で運航している電車なのかは疑問ですが、避けたりぶつけたりの攻防は面白かった!

ホームに入る前の「2クレジット入れて下さい」を完全無視する皆さん、アレも地味に好きです。SWらしい細かさ。


いくら自作自演とはいえ、最高議長が普通にお茶飲んでるのは笑いました。ピンチになるためだったんでしょうけど、流石にねぇ。


最後セーバーを失ったシャアク・ティがエレクトロスタッフでマグナガードと戦ってましたが、ライトセーバー持っていた時よりも強かった気がする...

メイス百烈拳と言い、「クローン大戦」においてライトセーバーはステータス低下アイテムなんですかね?



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シャアク・ティとは別に活躍していたのがヨーダとメイスのTOP2。

坐禅組んでるヨーダが「ハッ!」って目を開けたらドロイドの大群が窓の外にいた訳ですが...

あの時「瞑想してます」みたいな空気出してましたけど、オーダー66に気付く人があの規模の大群を大気圏突入後にようやく察知するとは考えにくいですし、そもそもあんなに来てたら察知以前に気付くはず。

ここから筆者は、ある一つの結論にたどり着いた。



あの時ヨーダは...寝ていた。

瞑想してますみたいなオーラを出して、寝ていた。

あの「ハッ!」はドロイドの飛行音で目が覚めた事による「ハッ!」に過ぎない。



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寝起きで無敵ムーブかますのは無理なので、とりあえず移動はカイバック君にお任せ。


流石はグランドマスター、寝起きでもセーバーを振り回すだけなら何の問題も無し。

...正直SW感があまり無いビジュアルの動物ですが、アニメなのとヨーダが乗ってるのとであんまり違和感無いの、ズルイですね。


メイスは1巻同様に百烈拳で無双。配線引っ張ってバルチャードロイドをコントロールするという謎技も披露し、大活躍。

しかしグリーバスを目の前にした際にはなぜか無双モードを封印。フォースダッシュからの百烈拳粉砕は行わず、肺を潰して終了。
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そう、メイスが本気を出すのはドロイドを相手にした時だけなのである。

グリーバスやシディアスも、極悪人であるとはいえこの宇宙に生を受けた「命」

銀河にたった一つの、かけがえの無い「命」を、たった1人の人間の拳で容易く打ち砕いてしまうことは正しいことなのか?

相手に抵抗する間も与えずに倒すことはジェダイの道に反するのではないか?

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どんな相手だって、その拳は数秒で叩き壊すことが出来る。

しかしメイスは「命」を殴らない。

ジェダイの象徴でもある文化的な武器を抜き、敵に抗うチャンスを与えるのだ。

そう、メイス・ウィンドゥは慈悲深きジェダイなのだ。

元が強すぎるため容赦無い人物のように見えているだけで、我々が映画で観ている彼はその力の1%も発揮していないのである。

それを知っていたからこそ、アナキンはとりあえず腕を斬り落としたのだ。流石は選ばれし者‼︎



冗談はこの辺にするとして、ヨーダとメイスの2人が並び立って戦うというのは意外とレアケース。これだけでも見応えがありますね。百烈拳してますけど。



最後に映るコルサント上空の大規模な艦隊戦を観て盛り上がるなというのは無理な話。映画公開前にコレを観ることが出来た人は間違いなく幸せ者!

「クローン・ウォーズ」より「スター・ウォーズ」
「『シスの復讐』と同時進行でアソーカとモールが戦っていた‼︎」というのは我々がTCWを摂取し過ぎて感覚が麻痺しているから飲み込めるのであって、普通に考えたら狂っている。

しかしこの「クローン大戦」2巻は「シスの復讐」のスピンオフとしてケチの付けようのない、完全無欠のスピンオフである。ゴメン嘘百烈拳。

1巻は「シスの復讐」の内容が固まっていないことや5分番組故の低予算感も相まって、お世辞にもクオリティが高いとは言えないものだった。

しかし2巻では映画の盛り立て役としてかなり力が入っており、コーディやグリーバスが映画に忠実な形で登場し、ムダな会話をちょくちょく挟みながらしっかりと複数のストーリーが進行される。


もしクローン大戦を観たいという人がいたら、とにかくこの2巻を観て欲しい。
映画のスピンオフとしての完成形とも言うべき素晴らしいアニメーションである。



所々に「クローン・ウォーズ」に似たトンチキ感が感じられるものの、2巻に関しては全体として高クオリティの作品だったと思う。

視聴手段が少ないことが悔やまれる...



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「クローン・ウォーズ」が話題沸騰中の昨今ですが、ここに時代に逆行する者が約1名...
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「クローン大戦」のDVD2本を購入!

今回はその第1巻をレビューしていきたいと思います。
「クローン・ウォーズ」の先祖
僕ら世代にも広く知られている「クローン・ウォーズ」とは異なり、カノンとして認められていない「クローン大戦」は視聴手段が乏しく、名前の紛らわしさも相まってややマイナー。

今回の1巻は2003年末に放送された「シーズン1」、2004年春に放送された「シーズン2」を収録。

この2シーズンに関しては5分番組の扱いとなっており、DVDではこれらのエピソードが繋ぎ合わせられシームレスに(?)繋がるようになっています。

今作もれっきとした「ルーカス製スター・ウォーズ」ではあるのですが、同じルーカス製である「クローン・ウォーズ」と普通に内容が激突するというなかなか残念な扱いを受けている作品...

絶対に喋ってはいけないクローントルーパー24時
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今作はクローン大戦を舞台としているため、クローントルーパーがわんさか登場する。

...のだが、なぜか彼らはほとんど喋らない。

マジで喋らない。

縛りプレイでもしてるのかってくらい喋らない。

というか、吹替も金田明夫氏じゃないよね?

今作はクローンに限らず、主要キャラ以外はほとんど喋らない。

フィストーですらほぼ無言である。

バトルドロイドもあまり喋らない。

メイスもあんだけやっときながらほぼ無言である。

の割にはインターギャラクティック銀行の皆さんがよく喋るのは謎である。

パワーバランスとは...
今作が「クローン・ウォーズ」の先祖と呼べる所以の一つとして、「パワーバランス」という概念の欠如が挙げられる。

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まずは「クローン大戦」の有名キャラの1人、ダージである。

不死身の賞金稼ぎとして有名な彼だが、ドロイド軍にはどうにも出来なかった共和国軍(普通に街破壊してた気がするが)を簡単に蹴散らした上に、オビ=ワンに斬られても平気だった挙句、クローンの一斉射撃&ランチャーにも耐え、ついにはオビ=ワンを取り込んでしまうというチートムーブ。

しかも破裂した後も設定上は生きているというのだから驚きである。

というか、キモ過ぎである。


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次にステルス機能持ちドロイドである。

こいつらいればほぼ無敵のはず。

イラムを破壊したところで今いるジェダイが減るわけでは無いし、何がしたかったのかなっていう...


このイラムパートのパドメ、今は亡き「フォースコレクション」のカードにもありましたよね。

まだ金ピカになってない3POが一緒でしたが、いくら何でも彼の扱い酷過ぎだろ...

アニーからのプレゼント大事にしなさいよ...


そしてタイフォ君、お前はクビだ!操られるな!普通に衝撃映像だったわ!



...もう一点とんでもない崩壊があったが、こちらは後述する。


ヴェントレスとグリーバスの記念すべき初登場!

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「クローン・ウォーズ」でお馴染みのアサージ・ヴェントレスは、この作品で本格的な登場を果たす。

厳密には初登場ではないらしいが、ドゥークーとの出会いやアナキンとの迫力のセーバー戦など、この話の盛り立て役として十分な活躍を見せている。

ドゥークーとの出会いの場面は、実写であればレーティングが付きかねない非情さである。他の戦士たちはほとんどが岩で押し潰されるか焼かれるか。まあシスの系統だし良かろう。


なぜかヤヴィン4で繰り広げられるアナキンとの対決は、「クローン・ウォーズ」と並びたっても遜色無い完成度である。

木々を飛び回りながらの斬り合いは映画さながら、階段を登りながらの対決も良い見せ場である。

ヴェントレスの二刀流を生かし、アナキンの暗黒面の闘志を描いたのも面白かった。

...のだが、制作陣が何を思ったのか、戦闘中アナキンの衣服が剥がれていくという謎の演出が微妙に気になる。

凄く気になるわけでは無い。あくまで「微妙に」気になるのである。

いっそのこと上半身の肉体美を披露くらいまで行けば面白かったが、なぜか中途半端に残っている。

なぜしっかり脱がなかったのか...(筆者は変なフェーズに突入しています。)



ところで今作のヴェントレス、白目なんですね。

シンプルに怖い。


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映画のキャラクターがアニメに先行登場するというのはなかなかアツイ展開である。

グリーバス将軍、記念すべき初登場!

なぜか大量に集結しているジェダイ達を翻弄する圧倒的な強さ!

カラーリングや胸のガシャガシャギミックなど設定が固まってないと思わしき部分が散見され、4本腕もまだ隠されているが、ファンの期待を煽るには十分であろう。

最恐のジェダイ、メイス・ウィンドゥ

ダントゥインで戦うメイスと部下のクローンたち。

そこへ人工的にクレーターを発生させ、衝撃波で共和国軍を一網打尽にするというチート兵器が登場。

これくらいなら「クローン・ウォーズ」にもありそうな話である。

きっとアナキンが良い作戦を思いつき、アソーカやレックスと協力して兵器を破壊する事であろう。

しかし、「クローン大戦」は一味違う。
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砂嵐に逆らい、自分を取り囲む無数のドロイドをフォースでなぎ倒す。

ライトセーバーを失う事など、彼にとって問題ではない。

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斬れないなら、殴れば良い。ただ、それだけだ。

彼の拳はドロイドの装甲を容易く貫く。

カイバークリスタルと彼の拳、その力は互角である。

最終的にはチート兵器を特に何の捻りもなく鎮めてしまう。


なぜメイス・ウィンドゥはパルパティーンに殺されてしまったのか?

アナキンが裏切ったから、確かにそれも一因ではある。

しかし彼が死んだ本当の理由、それは「ライトセーバーで戦ってしまった」からである。

最初からフォースダッシュでパルパティーンの目の前まで迫り、その腹に連続パンチをキメていれば、シスの暗黒卿はR18な大出血を引き起こし、断末魔の叫びと共に散っていたに違いない。

フィストーらが死ぬ事は無く、アナキンに腕を斬るチャンスも無かった。

ジャンゴ・フェットは殴られる前に斬ってもらえたことを感謝しなければならない。

ほぼ全編戦闘シーン
本作は5分番組だったということもあってか、ほぼ全編戦闘シーンとなっている。

各戦闘はそれぞれ見応えがあるし、「クローン・ウォーズ」とも近いものを感じる箇所が多い。

一方、全体としてストーリーは無いに等しく、サウンド面がかなり雑なのも相まってイマイチ締まらないのは否めない。

モン・カラ編とかもはや存在する理由が分からないし。

それでもヴェントレスとの対決やメイス無双など、色んな意味で見どころ満載である。

あの絶妙なぶっ壊れ具合はまさしくルーカスの手垢のついたモノである。


今回の1巻にはアナキンの目のケガや、ミミズイーターアナキン君などが登場していない。

果たして2巻はどんな展開が待っているのか、既に楽しみである。

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以前途中まで観た覚えはある。
でも通しで観た覚えは無い。
そんな作品がこちら。IMG_8838
1978年にアメリカで放送され、その後再放送もソフト化もされていないSW初のTVドラマ「ホリデースペシャル」である。
TVドラマにも関わらずマーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーといったお馴染みの俳優陣が揃うという大盤振る舞い。
なぜこの作品はソフト化されないのだろうか?

大人の事情?
フィルムの紛失?

そんな類の理由ではない。
ただ単に、出来が悪過ぎるのである。
ジョージ・ルーカスが直接製作したわけではないのだが、ルーカスの手によって封印されている代物。
映画用の映像を流用
この際の「映画用の映像」というのは「未使用フッテージ」という意味でありながら、「本編の映像」という意味でもある。
ストーリーを一言で説明すると「チューバッカが里帰りする」というもの。
「シスの復讐」がある今でこそ誰もが知っているキャッシークですが、初登場はこの作品となるわけです。

なぜかタトゥイーン周辺を飛んでいるファルコン。帝国軍に追われながらもキャッシーク行きを決める訳ですが、この時のデストロイヤー(ではないらしいのだが)とファルコンの映像は映画にてタトゥイーンを脱出する時の流用。FullSizeRender

また、ダース・ベイダーも映画の未使用フッテージを使用して登場する。IMG_8840
セリフはジェームズ・アール・ジョーンズによる新録で、元の映像とは全く別のものに。
この基となった映像はBlu-rayBOXにも収録されています。

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ファルコンとタイファイターの戦闘は完全に映画の流用。
ファルコンの銃座には誰もいないはずなのだが、そういう事は気にしてはいけない。

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キャッシーク到着シーン。どっかで観た事あると思ってはいけない。
全く関係のない話だが、「シスの復讐」においてキャッシークの製作にはヤヴィン4の要素が含まれている。

チューバッカの家族
チューバッカの妻、息子、父親を観ることが出来ると言われたら、普通は観てみたいものである。IMG_8843
父親は全身の毛が真っ白で杖を突いており、子供は丸っこい、奥さんはチューバッカとどこか似ている。
普通こんなものはファンにとってヨダレが垂れそうなものだが、別にそんな感慨は無い。
というのも彼らのセリフには、字幕が無いのである。
また、ハンや3POのように代弁してくれる人もいない。
挙動で大体のことは伝わるので観ていて困ることは無いのだが、彼らのキャラクター像というものが全く見えてこない。
が、「ホリデースペシャル」を観ていく上でそんな事は少しも気になりはしない。
歌って踊ってハッピーホリデー
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電子音満載のサーカスがホロテーブルらしきものの上で繰り広げられる。
やってることはただのサーカス。
この電子音を聞いていると、なんだか頭が変になりそうである。

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こちらはチューバッカのお父さんの想像によってやたら大掛かりなVR装置の中に現れたオネエさん。
歌唱シーンがあるわけですが...
まあ歳いってるとはいえ男性なのでそういう事です。

察しろ。


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こちらの謎のバンドの歌唱シーンを観るのはなんと帝国軍人‼︎
歌唱シーンが来た時の絶望感は格別です。

ついには...

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レイア姫まで歌い始める始末。
レイアを緊張させまいと、1ミリも関心のなさそうな死んだ目をしておいてあげるという優しさを見せるルーク・スカイウォーカーとハン・ソロ、電池切れが近いのか腕をだら〜んと伸ばし時々思い出したかのようにいつもの姿勢を取るC-3PO。

SW感0、典型的なSFチックな演出
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反乱軍基地?船?
よく分からないが、SW感は無い。

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ルーカスが避けてきた演出や効果音

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テンションがおかしい四本腕宇宙人の料理コーナー

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変な動きのロボット

何がしたいのかよく分からない映像が続く
突如挟まれるアニメパートとドラマパート
アニメパートはBlu-rayBOXに収録されているボバ・フェットの初登場作品である。IMG_8855
このアニメはチューイの息子が鑑賞している「劇中劇」。
劇中劇でルークやハンが帝国軍と戦っているのである。どういう世界観なのだろうか?

さらに意味が分からないのは、これまた劇中劇のドラマパート。FullSizeRender
舞台はタトゥイーン。冒頭では映画の未使用フッテージを使用。
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どこかのカンティーナで繰り広げられる人情劇?である。このエイリアンは頭で飲食するらしい。

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そして店主の歌唱シーン。バンドの演奏と共に歌って踊ってゴロツキどもを店から楽しく帰らせる。
このドラマのためにローディアンやアクアリッシュ、サウリンやサキヤン、タルツやビスなどなどなど、映画で使用した多数のエイリアンのスーツに加え、一部新規のスーツも使用。
この力をどこか他に注ぐことは出来なかったのだろうか?
さらに、この劇中劇は「帝国軍人に向けられたもの」であり、「上官がわざわざ送信してきたもの」である。
「ホリデースペシャル」の全てを凝縮したパートであるといえよう。

ここまで吹っ切られると不快感はまるで無い。
もう一度観たいなどとは微塵も思わないが、特に嫌悪感は抱いていないし、なんなら「封印までする必要は無いのでは?」とも思う。
ネタとして消化できるレベルである。
時間がある日に一度観てみると良いのではないか、と思う。

え?
封印されているのにどうやって観たのかって?
さ、さぁ、仰っている意味がヨクワカリマセンネェ...

https://youtu.be/6hH8rxarVG8?si=xpeNYW9Hj2RnYE_O
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