ホロネットCh.327

スターウォーズに関して、最新情報や思ったことを気ままに書いていくブログです。

カテゴリ:ディズニープラス > オビ=ワン・ケノービ

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皆さんこんにちは、4月から社畜になることが確定した人です。

毎週水曜日のお楽しみ、「バッド・バッチ」が今週も配信開始となりました。
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ここまで「バッド・バッチ」であるにも関わらず、序盤からガッツリ面白いという事件が起きていましたが...


これぞ「バッド・バッチ」
とりあえずクリーチャーと戦わせてお茶を濁す、バッド・バッチの伝統芸が久々に‼︎

しかも「ビーコンを使って侵入を防ぐ」というとっくの昔に見た展開...

ということで、本筋はまあお察しな感じでしたが、ただのクソ回かというとそういうわけではなく...

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今回の舞台となったのは、クロスヘアーが帝国を裏切った運命の場所。

クローン達が命をかけて守り抜いた基地は、TKトルーパーの装備の保管場所という役目を終え、完全に放棄。

彼らは結局、何一つ「守る」ことが出来なかったのですね。

クロスヘアーへの不信感を拭いきれないハンターでしたが、クローン達を彼なりに弔う姿が、彼を信じるに足ると思わせたのでしょうね。


先週から見受けられていたクロスヘアーの手の震え、その原因はストレスなのか、実験のせいなのか、よく分かりませんが、ハンターが「何か隠している」と見抜いているのはコレの事なのでしょう。
(私は震えが段々止まらなくなって最終的に指から電流放ち始める可能性に2円賭けます)


かつて仲間と共に生きて帰ることが出来なかった星で、ハンターと共に生き延び、レッカーと抱き合うことが出来たというのは、「銀河帝国」と「バッド・バッチ」の差を明白なモノにしているように感じます。


ところでクロスヘアーさん、震えのせいでご自慢の射撃精度が失われてしまいましたが、的を外すクロスヘアーってただのコミュ障なのでは...?
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まあでも、今回ハンターも好きな子の前で素直になれない系男子であることが判明したので、もうこの辺の面倒臭さは全部ジャンゴ・フェットのせいということにするしかないのかもしれません。

ただ一点、ハンター君はしっかり主張した方が良いと思うのは、クロスヘアー君のメッセージに気付いたからこそ、助けようと思って行動に出て、失敗してテクが死んで、避難先でオメガが捕まったということですね。

「俺の警告を無視したせいでオメガがあんな目に‼︎」というのは、一面の事実も含んでないので、抱き合いながらでも良いのでしっかり釘を刺しておいた方がいいと思います。まさか製作陣がS2の流れ忘れたわけじゃないよね?

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あと個人的に残念だったのは、テクが自分を助ける任務中に死んだと知ったツンデレ王のリアクションが観られなかったことですね。

今週ついに観られるぞ‼︎って楽しみにしてたのに...

やっぱり製作陣S2のストーリーの流れ忘れてるのでは?

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シーズン毎にキャラデザが可愛らしくなってきたオメガが、ゆっくり平穏を享受する様子が観られたのも良かったですね。

パブーに滞在中も寝泊まりは船なんだ、というのはありましたが、まあアレが彼らの「家」、ゴーストチームの原型にもなってるくらいですしね。

ところで、テクの死の直後、ハンター達は
「もうこんなこと辞めてパブーで暮らそう」みたいな方向性で一致していたと思うのですが、オメガを無事取り戻したにも関わらず、いつも通りにエコーとレックスの戦いに協力していたのはどういう事だったのでしょうか?

やっぱり製作陣シーズン2のストーリーの流れ忘れてるのでは?


「見所はあるんだけど、つまんないし色々とガバガバ」という「バッド・バッチ」伝統の味、ファイナルシーズンで本気出して消滅したのかと思っていましたが、しっかりと「健在」みたいですね。

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そうは言っても、まだこの作品はどデカい弾を残しています。

残り10話、まだまだ盛り上げていってくれる、はず‼︎

なお、来週から米国のサマータイム実施に伴い、配信開始時刻が16時に変更となります。

リアタイ勢は1時間早く待機です‼︎

「スター・ツアーズ」新ルート追加‼︎

以前より発表されていた「スター・ツアーズ」の新ルート追加ですが、ようやく米国&フランスでの展開について具体的な発表がありました‼︎


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新たなルートとして、「アソーカ」よりペリディアが追加‼︎

パーギルやジェダイシャトルなど、ドラマでお馴染みの世界にゲストたちが飛びこめてしまいます‼︎

さらに、追加されるのはコレだけではなく...
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アソーカ・タノ、

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キャシアン・アンドー、

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さらにはマンドー&グローグーが通信パートに登場‼︎

歴代のスピンオフ作品から、現在も活躍を続けるヒーローたちが「スター・ツアーズ」に集結‼︎

これは、3人に会えるまで乗り回さなければ...

東京ディズニーランドへの追加については未だに発表されていませんが、これまでの追加コースも東京は遅れて実装されていますから、待っていれば来るでしょう。

どのくらい待つ必要があるのかは分かりませんが...


ところで、今回の新ルートはオリジナル&プリクエルとシークエルのどちらに追加されるんでしょうか?

キャシアンは流石に前者に来ると思いますが、マンドーバースはどちらとも言い難い...

実装されているルート数を考えると、シークエルになる可能性の方が高いように思います。


どちらにせよ、追加が楽しみです‼︎

「オビ=ワン・ケノービ」&「アンドー」円盤化決定‼︎



「マンダロリアン」の円盤がまもなく発売‼︎

シーズン1はいよいよ今月発売ということで、首がカミーノアン並みの長さになっている方も少なくないでしょう。

そんな中、またもアメリカ向けにアツい発表がありました‼︎


なんと、「オビ=ワン・ケノービ」と「キャシアン・アンドー」の円盤化が発表されました‼︎

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「オビ=ワン」の特典には
  • 運命の闘い オビ=ワンVSベイダー
  • 暗黒の時代 ヴィランズ(ベイダーや尋問官について)
  • 銀河のデザイン(ローラや新惑星について)
  • 監督のオーディオコメンタリー(多分最終回)

が収録。

「マンダロリアン」の特典は、米国盤のレビューを読む限り既存のメイキングの編集版らしいですが、今回のは公式の説明を読む限り、新規の物も含まれているように思います。(少なくともコメンタリーは新規)

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「キャシアン・アンドー」についても、5つのメイキング映像が収録。

こちらに関してはメイキングの配信が行われていないため、おそらく全てが新規のモノとなります。


ドラマシリーズの円盤化が継続されることが明らかになったのはかなりアツいですね...‼︎

配信よりも円盤の方が、データ圧縮率が低い分高画質ですから。

「オビ=ワン」は絶対買います。

「アンドー」は...その時考えます。


願わくばアニメシリーズの円盤化もお願いしたい...

「バッド・バッチ」が完結してある程度経ったら、「クローン・ウォーズ」最終章と合わせてUHD BDボックスとか出ないかな...?

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↑ところでキミどうした?

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超高級玩具を展開するホットトイズの直営店、トイサピエンス東京にて開催されている「スター・ウォーズジャンプ・トゥ・ハイパースペース」に行ってきました‼︎

「ローグ・ワン」復活上映が発表された昨日の今日、もう朝からずっとスター・ウォーズの事しか考えられない脳みそになってしまいました。


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別に「ウルトラマンデッカー」の聖地巡礼に勤しんだり、
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道中で色違いのポケモンを捕まえたりはしていません。

今回のイベントの一番の目玉、それは…IMG_7735
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「オビ=ワン・ケノービ」の撮影用衣装!
ドラマで実際に使用された衣装が、ユアン・マクレガーが袖を通した本物の衣装が、この東京の地に降り立っているのです‼︎

いざ、原宿へ!
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リア充の巣窟、原宿の一角をなぜか陣取っているオタク御用達専門店。
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店頭にはイベント告知のポップが。

「オビ=ワン・ケノービ」の展示という事で、ベイダー卿の目がしっかり赤色になっています。
流石はオタク専門店。

初日の今日(9月3日)及び明日は事前予約者の優先入場日ですが、飛び入り参加の人たちも普通に入れていました。


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店舗入り口では玉座に座った大名様がお出迎え。

こちらはレプリカですが、店の外に対しても圧倒的な存在感を放ち、道行く人にイベントの開催をアピールしてくれています。しかも細身。

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大名様の両脇にはピンボールの筐体が。
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マンダロリアン版は初めて見ました。

さて、この間にも色々置いてあるのですが、多くの入場者が一直線に向かうのが…IMG_7675
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本物の衣装!
テレビ画面の向こう側の世界の存在だった衣装が、我々の目の前に‼︎

とにかくたくさん写真を撮ってきましたので、いくらかコチラで紹介したいと思います。
(反射を抑えながら撮るの大変でした…)

オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)
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第1話終盤〜第3話、タトゥイーン出発から焼かれるまでの間に着ていた衣装です。
最も「ジェダイ」のイメージに近い格好ですね。
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本物のオビ=ワンです。これにはナリ君も大喜び。IMG_7602
ベイダー登場前に使用していた衣装ということで、ブラスター付きでの展示です。
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ブラスターの傷やディティール、ホルスターの質感まで見放題!
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野蛮だね。
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ジェダイには必要不可欠、オビ=ワンのライトセーバーも展示されています‼︎
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光るギミック搭載の商品で再現出来ない細身の部分も見放題。
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ネジの部分まで見放題。
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色のハゲ具合まで見放題。プロップも酷使されているんですね。
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ベルトのオンボロ具合はおそらく意図的でしょう。
10年間貧乏生活ですからね。
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ブーツの細かい部分まで見放題。IMG_7610
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生地の質感もバッチリ確認可能。知識のある人なら特定出来ると思います。

リーヴァ・サヴェンダー(モーゼス・イングラム)
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Hello, third sister.
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リーヴァの衣装、かなり複雑な造りをしているように見えます。
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尋問官としては珍しく腰に提げられたライトセーバー
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金具までしっかり見られます。
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劇中では見えづらいズボンの模様まで
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ベルトはちょっとガタが来てる?
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ブーツはかなりの使用感。これは撮影で付いたものかな?

大尋問官(ルパート・フレンド)
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自分を大尋問官だと思い込んでいる精神病患者さん
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こうして衣装だけを見ていると、しっかり実写化出来ているように錯覚してしまいます。
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アニメでは付けていなかったのに、ドラマで突如湧いてきた大尋問官の階級章
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ベルトやグローブも細部まで確認可能
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「この辺を刺されたのかな?」などと想像して楽しめます。
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無機質なイメージだった衣装も、生地の質感が見えるとまた印象が変わります。
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マントの裏地の模様1つ1つが帝国のエンブレムになっている、というのは驚きです。

フィフス・ブラザー(サン・カン)

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自分をフィフス・ブラザーだと思い込んでいる精神病患者さん
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こうして衣装だけを見ていると、しっかり実写化出来ているように錯覚してしまいます。

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アーマーと生地の隙間も見放題

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リーヴァなどと比べてキレイな状態に保たれています。

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グローブの模様まで見えてしまう。

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帝国のエンブレム、そして…

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ライトセーバーも背負っている‼︎

こいつに限らず、後ろ側もしっかり見たい…


フォース・シスター(リヤ・キールステッド)
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今回のドラマで初登場のフォース・シスター
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レック部分も衣装扱い

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あまり出番の無いキャラクターですが、細かく作られています。

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腕のアーマーも複雑なパーツ分け。IMG_7662
ライトセーバーも背負っています。(大尋問官も背負っていたのですが、反射の都合上撮れませんでした)

今後の作品で彼女の活躍は観られるのでしょうか?


パージトルーパー
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ゲームにおけるデザインをガン無視したパージトルーパーも、今回の展示に選ばれました。

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↑どうやらベルトが上下逆さまに付けられてしまっているようです。パージトルーパーの人気が皆無なのであまりバレていませんが…
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どういう訳かかなりボロボロです。

アクションシーンでも使用したからですかね?


やはり「本物」を観られるというのは良いですね。

欲を言えばフォースシスター、パージトルーパーよりもレイア、ターラ、オーウェン叔父さん辺りの衣装の方が見たかったですが…

目玉になりそうなベイダー卿もありませんでしたが、何か理由はあるのでしょうか?
「アソーカ」の撮影に駆り出されてるんですかね?


その他の展示
今回はホットトイズ主催のイベントということで、ハイグレード商品の数々も展示されていました。IMG_7664
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「マンダロリアン」まで続いて欲しい!
トイサピエンスで「スター・ウォーズ」の衣装展示が行われるのはコレが初めて。

今回のイベントが盛況であれば、次回以降「キャシアン・アンドー」、「マンダロリアン」といった後続の展示に繋がるかもしれません。

是非「マンダロリアン」の衣装は見たいなぁ…


「オビ=ワン・ケノービ」メイキングも間もなく配信
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今回展示されている衣装の数々の活躍が見られるメイキングも今週木曜に配信開始‼︎

これを観てから展示に赴く、なんていうのも良いかもしれませんね。


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4K UHD Blu-ray再生環境を導入‼︎
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ワタクシswgm、ついに4KUHD Blu-rayの再生環境を手に入れました‼︎

これまでもディズニープラスで4Kは体験していましたが、電波を通さずより精細な「スター・ウォーズ」をいつでも観られるというのは素晴らしいものです…

実際に4K Blu-rayを観てみると分かりますが、HDRの効果が配信よりも円盤の方が上手く表れており、映像に深みを与えてくれます。

ディズニープラスのHDRは暗さが目立つ印象ですが、円盤だと明るさ、暗さの双方が合わさってリアルな色味を実現してくれています。

4K UHD Blu-ray発売から2年、ようやく時代に追いつくことが出来ました!

「オビ=ワン・ケノービ」上映会に行ってきた‼︎
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TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された「オビ=ワン・ケノービ」第1話&第2話の上映会、昨晩行って参りました‼︎

「オビ=ワン・ケノービ」を映画館で観ることが出来るチャンスは日本だとこの1回のみ!

世界全体で数えてもあまり多くは無いはずです。

最終回が前日に迫った昨日、「オビ=ワン・ケノービ」の華々しい幕開けとなった1話&2話をスクリーンで観ることが出来る、第5話で高ぶっていた気持ちにさらに拍車をかけるつもりじゃないですか!

良いですよ、乗ってやりますよ‼︎盛り上がってやりますよ!

いざ、六本木へ!
5月4日のイベントや映画公開時の来日イベントでお馴染みの六本木ヒルズ、今回はドラマの特別上映会の会場となりました。
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18時受付開始、18時30分開場。
「まあ開場までに到着すれば良いだろう」という甘い気持ちで近くのマクドナルドで食事をしていたのですが、開場15分前くらいに映画館に着いてみたらなんと大行列!

ゲスト登壇のイベントにも関わらず後ろから2列目というなかなかスゴい席になってしまいました。


そうは言っても中央寄りの席だったのでスクリーンは良く見えましたし、そこまで残念ではありませんでしたけどね。

流石に平日の18時ということでコスプレ勢は(ほぼ)いませんでしたが、いかにもなオタクの方々は相当数いらっしゃいましたね。まあ私もバトルドロイドのTシャツでしたしその1人なのかもしれまそんが。

エピソード1〜3のスピンオフ作品ということで年齢層は低めになるかと思いましたが、むしろ普段のイベントよりも高かったような印象。

「映画館の良い設備で観たい!」と思う層は下の世代になると少ないのでしょうか?(私は21歳なので流石に最下層の世代だと思いますが)

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今回上映された「オビ=ワン・ケノービ」ですが、なんと「DCP上映」‼︎

分かりやすく言うと、「映画館での上映専用にマスタリングを行った」ということ。

この上映会のためだけにDCPが制作されており、字幕などもスクリーン用のサイズで改めて焼き込まれています。

大スクリーンで「オビ=ワン・ケノービ」を観られるというだけでも十分に嬉しいのですが、それ以上に大きかったのが「音響」!

おそらく5.1ch音声、自宅ではハードルの高いサラウンド音声となっているのはもちろんなのですが、やはり音の響きが凄まじい!

重低音はずっしり来ますし、ジョン・ウィリアムズ渾身のメインテーマもより壮大に!やはり彼の音楽は劇場が似合う!

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ベイダー卿の呼吸音もしっかりと響き渡ります。
何気に「ローグ・ワン」以来ですからね。

TVの画面でもそのストーリーに唸らされる「オビ=ワン・ケノービ」、その中で映像面も備えた第1話&第2話を最高の環境で観せていただけたことに感謝です!


(1話2話共に「あらすじ」の部分はカットされていたのですが、1話のあらすじは映画の名場面集ですから劇場でも流して欲しかったですね…まあ良いんですけど)

トークショーに森川さん降臨!

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↑配信終了後に行われた撮影タイムにて。ネットに載せてOKというかむしろ載せろとのことだったので1枚載せておきます。


上映後にはリアルタイム配信を兼ねたトークショーが開催!

MCは「スター・ウォーズ」公式イベントや配信ですっかりお馴染みのDJ TARO氏。

彼は上映前の前説にも登場。その中で

「『オビ=ワン・ケノービ』今日初めて観るよ」って方は手挙げてもらえますか?

という質問。そんな人いるわけ無いだろ、と思ったら2割くらい手挙がったんですよね。

好きなわけでもない作品の上映会、それも平日の夜にわざわざ応募する人っているんですね…

ちなみにその後「5話まで全部観た人!」「1〜9全部観た人!」「ローグ・ワンとハン・ソロ観た人!」「クローン・ウォーズと反乱者たち観た人!」「マンダロリアン観た人!」「バッド・バッチ観た人!」「ボーバーフェッッ観た人!」といった具合で客層調査が行われた(レジスタン何とかは泣いて良い)のですが、1〜9すら全部挙がらなかったんですよね。

夜明け観てないとかですかね?私も映画館には行きませんでしたし。

ゲスト目当て、という線もあるか?それなら何もおかしくないか。



ゲストとして登場したのは「99人の壁」や「アメトーク」にも出演のスター・ウォーズ芸人、ナイツの土屋信之氏。

そして我らがオビ=ワンの吹替声優、森川智之氏‼︎IMG_6795
そう、あの声の持ち主です。

SW関係無く普通に大物声優です。

どうやら上映終了後の登場でないとスケジュールが間に合わなかったとのこと。流石は森川智之。

公式配信でも観られますが、オーディションでユアン・マクレガーの声と波形も比べられていたというのはスゴい執念ですよね。

土屋さんはクワイ=ガンのことを強く推してましたが、そもそもリーアム・ニーソンはノリノリで再演してくれる人では無いので、話の主軸に据えるのは厳しいんですよ…
チョロっと出てくれただけでも凄いことです。

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ドラマにほんの少しテムエラ・モリソンが出演しただけでネタにされる金田明夫氏、クレジットが別記される「バッド・バッチ」でも1人分のギャラなのはなかなかスゴいですよね。「騙された」と言いながらも降りずに続けて頂けているのは本当にありがたいことです。

土屋さんは間違いなく真面目にSWを観ている(細かくは観てなさそうだが)方ですし、ファンの前に登壇するゲストとしては申し分無い人選だったと思います。話も上手ですからね。

森川さんの口から「フォースと共にあれ」というセリフを聞くことが出来たのも素晴らしい体験でした。

今回のゲストは3名とも「スター・ウォーズ」ファンにとって馴染みの顔。実際に3人揃ってこの目で拝むことが出来たのは貴重な機会だったのではないでしょうか?


「オビ=ワン・ケノービ」上映会、最終回へ向けた最高のお祭りでした!

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↑退場時に「配布物があります」って言われたので何かと思ったらコレだった。上映前後にCMも流れたので多分スポンサー。
金のフォースの力でハンバーガーも実質0カロリーですね。(※そんな効果はありません)


「オビ=ワン・ケノービ」ついに完結
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劇場で第1話&第2話を体感し、帰りの電車内で3〜4話を復習。

仕上げに自宅で第5話を鑑賞し、万全の態勢で最終話の配信に臨ませていただきました!


物語を終わらせる時
ジャビームの反乱者たちを逃がすため、1人ベイダーとの決闘に臨むオビ=ワン。

第1話から一貫してオビ=ワン、そしてベイダーの内面を克明に描き出してきた本シリーズ。

序盤のオビ=ワンは全てを失った絶望から「ただのベン」と化していたものの、レイアを守りたいという想いから徐々に自分を取り戻す様子が。

ベイダーに関しては前回回想シーンを交えながらアナキン・スカイウォーカーの「本質」が暴かれた他、第3話では彼自身が抱く苦しみ、オビ=ワンを打ち負かし自分の強さに酔いしれたいという思いが見え隠れするなど、とにかくこのドラマは「内面」を描くことに長けていました。


本日はどうだったかと言いますと…

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「私もローラに勇気づけて欲しいなぁ…」と冗談で言ったら純粋だったレイアにローラを託されてしまうオビ=ワン・ケノービ氏。本当に祖父と孫になってしまわれた。まだ48歳なのに…

よく「2人が会ったことあったらR2に託したメッセージと辻褄合わない」みたいな感想見かけますけど、あのメッセージからも信頼を寄せている様子は見えますし、ルークに「ベン・ケノービも一緒です」と言われた際のリアクションも赤の他人に対するそれではありませんでしたから、会ったことがあっても不思議は無いと思います。

メッセージの中で自分の救出ではなくベイルを戦争中助けたことに触れるのは不自然、というのは分かります。
ただし、そういう要素たっぷりのプリクエル好きな人がそれ理由にブチギレてるのはお笑いだと思いますよ。というか今回のドラマ観てる時点でプリクエル好きだし。
「クローン・ウォーズ」やら書籍やら好きでコレ言ってんならただのクレーマー。「クローン・ウォーズ」なんて冷静に考えなくても映画との辻褄合わせは超理論の連続。


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ベイダー卿は大尋問官(笑)の進言を無視してオビ=ワン狩りに直行。

流石は執着の鬼、恐ろしいまでにブレない。

大尋問官、ベイダー卿に意見しても無事な程度の信頼を勝ち取り、一度無視されたら大人しく引き下がる分別を持ち合わせている、やはり他の尋問官とは一線を画する逸材ですね。


…最後まで慣れなかったな、コイツら。FullSizeRender
二度と実写作品に出さないでくれ。

英雄たちの闘い
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あまりにも悲惨な出来だった1回戦から3週間、ついに本当の「決戦」の時がやってきました。

前回は何の面白味も無い平坦な土地での戦いでしたが、今回は…


結局平坦な土地だった。

まあ周囲のオブジェクトは増えましたが、別にそれを活かして戦うわけでもない。

剣術についてはオビ=ワンが腕を取り戻したため可もなく不可もないモノになっていましたが、全て予定調和にしか感じられませんでしたね…

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頭に傷を付けるというのは予想していませんでしたが、結局は既存の作品に合わせる以上の意味は無いでしょうし、オビ=ワンがアナキンの救済を諦めることも分かっていましたからね…

というか、救おうとしてたか?

てっきり今作でアナキンを救おうとする場面があり、「ジェダイの帰還」のベイダーのセリフと整合性を取ってくるのかと思っていましたが、別にそういうわけでも無かった。

「新たなる希望」同様アナキンを「ダース」と呼ぶ場面を「アナキンの死を受け容れた」という描写にしようとしていましたが、それでも「ベイダー」で良いですし、下手に過去作の矛盾点に触って勝手に火傷してるとしか…

ベイダー卿のマスクが割れる演出はアニメと全く一緒ですし、4話のゲームそのまんまの展開といい色々と引きずり過ぎな印象を受けました。


さて、今回の最終話最大の疑問となるのが

なぜオビ=ワンはベイダーを殺さなかったのか?

ということ。

その答えはズバリ、殺したら話終わっちゃうからベイダーに死を超える罰を与えたのではないでしょうか?


アナキンの死を受け容れたオビ=ワン、もはやベイダーを倒すことに未練など無いはず。
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ベイダーはこの10年間、オビ=ワンに敗れた自分に激しく怒り、復讐のチャンスを渇望してきた。
自己顕示欲を備えたアナキンから生まれたダース・ベイダーにとって、ずっと実力を下に見ていたマスターに敗れたというのは受け容れ難い事実。

屈辱の地に城を構え、自分の「弱さ」を自覚することで怒り、苦しむ。鍛錬を捨てた男はその怒りに、苦しみに力の源を求める。

そんな彼にとって、敗れて息の根を止められることとそのまま生かされることはどちらが苦痛であろうか?

当然後者である。二度も敗れたという事実が彼を延々と苦しめる。

これこそが、オビ=ワンが弟子を奪った存在に与えた「罰」なのである。

…いや、これ「復讐」では?


というかさ、ここで生かしておいたせいでルークたちはアイツに苦しめられてきたんですよね?

擁護の余地無しでは?


ベイダーに「勝利」を与えてしまうと「新たなる希望」での再戦が無意味になると考えたのかもしれませんが、結果としてこの戦いが無意味になってます。

そしてオビ=ワンが死んだと帝国に認識されることも無かった。

ベイダー卿が皇帝以外に嘘を吐いたという可能性も0ではありませんが、結局この戦いは何のためのものだったんですかね?


ベイダーとオビ=ワンの邂逅、やはり「新たなる希望」まであってはならなかった。


腹はセーフ
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このドラマの衝撃のルール、

腹は刺されても平気


まあライトセーバーの傷って傷口を焼いて塞いでしまうので出血しないんですけど、だからってねぇ…

リーヴァは明らかに息が荒かったのでかなり身体に応えているのでしょうが、ピンピンしている大尋問官は一体…?
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やはりバクタタンクは全てを解決するのか?


リーヴァが第1話の給与半分ジジイを撃退してくれたのは良かったですが、今回彼女を生かした意味とは…?

アナキンとリーヴァはこれまでのエピソードで多くの類似点が見受けられましたが、今回ルークの斬殺を躊躇うことで「ベイダーにはならなかった」というオチにするというのは分かります。

が、オビ=ワンとアナキンの物語の中に突然割り込み、ただの農夫2人とポコポコやり合うだけ、オビ=ワンの星間移動など時間感覚も意味不明。

ベイダーを仕留め損ねたショックでおかしくなっているのは分かりますが、更生のキッカケも「ルークへの自己投影」であってオビ=ワンが全く影響していませんし、本当に何がしたかったのか…


最近流行り(雑語り)の「悪役救済」をやりたくなっちゃったんですかね?

絶対に先週死んだ方が話として綺麗だったよ…

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↑そもそもオビ=ワン主役の話で「腹ならセーフ」は無理がある。

物語は「新たなる希望」へ
ベイダー卿はオビ=ワンへの怒りを募らせ、レイアはオルデランに、ルークはラーズ夫妻と生活。


…エピソード3のラストと同じ状況ですね、はい。

レイアがリーダーを目指すキッカケになったり、ベイダーとオビ=ワンの溝がより深まったりと無意味ではありませんでしたが、わざわざオビ=ワンとベイダーの再戦という危ない橋を渡った(というか落ちた)割に実りが特に無いですよね。


オビ=ワンとベイダーの心の中はたっぷり覗かせていただきましたけど、結局は全て映画の2人を再度描いただけ。


ラストにはこれまで封印してきた映画のテーマ曲を解禁し「繋がったぜ」感出してますけど、全部「シスの復讐」ラストに各キャラクターのシーンで流れてた曲ですし、何なら帝国のマーチは「クローンの攻撃」でもアナキンの闇や帝国誕生の示唆で使われている曲。3と4の接続を示す演出としては論外。

ターラのホルスターも意味ありげですが、別にアレ「実は映画で使ってる場面がある」なんてことはないですからね。(多分)

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「新たなる希望」に繋がる!という割にはオビ=ワンの最後の衣装はコミックに繋がっていますし、

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「レイアは実の両親に興味が無い」という書籍設定との矛盾もラストで中途半端に触れてしまう。こちらは割り切って楽しんでいたのに、わざわざ自分の痛い所を見せびらかせてくる。
書籍と矛盾している自覚がありながら、フィローニ作品のように「この作品こそ正解だ」という気概があったわけでも無いことも見えてしまった。


単体作品として観るには他作品との関わりが大き過ぎる、それでいて接続が色々とお粗末。


ここまでの素晴らしい解釈に満ちた脚本はどこへ行ってしまったんだ?と思わずにはいられません。

次は「ローグ・ワン」
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正直「オビ=ワン」は尻窄まりに終わったと言わざるを得ませんが、そこに至るまでの過程は非常に楽しませてもらいました。

我々の次なる祭り、それは「キャシアン・アンドー」‼︎

そもそもがスピンオフ作品である「ローグ・ワン」、そこからさらに派生してスピンオフドラマが作られるというなかなかの快挙。

話数も「マンダロリアン」などを超える1シーズン12話。

元老院議会やモン・モスマなど、「スター・ウォーズ」銀河の転機である反乱軍誕生の核心に迫る内容となりそう!

「反乱者たち」はゴーストチームの目線に終始していましたが、今回はもっと俯瞰的な視点から反乱の始まりを見せてもらえるのではないかな?と期待しています。

相変わらず予算は無さそうなので期待し過ぎてはいけませんが、傑作は何本あっても良い。

「キャシアン・アンドー」は8月31日配信開始。

第2のマンダロリアン、生まれて欲しいですね!


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1ヶ月と半分くらい昔、太陽系第3番惑星で…

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5月4日に開催された「シスの復讐」上映会の抽選に外れたことを悟った筆者の悲痛な叫び。


そりゃそうでしょ!

「シスの復讐」を映画館で観られる機会を失って正気でいられるわけないでしょ⁉︎

今まで「ハン・ソロ」の試写会とか金曜ロードショーのTwitterキャンペーンとか当てて来ましたけど、エピソード3を映画館で観られないという現実を受け容れられるはずがない。

しかも森川さん&浪川さんがゲストですよ⁉︎
オビ=ワン&アナキンですよ?

「クローン・ウォーズ」を始めアニメは吹替で観る人間なので、もう発狂寸前でした。

当日は仕方なくディズニープラスで「シスの復讐」4Kを観ましたが、やはり家でこの気持ちを満たすことなど出来ない。

「オビ=ワン・ケノービ」が予告編で感じた不安を(7割くらい)払拭してくれる作品だとしても、やはりこの傷は映画館でしか癒せないんですよ。

あーあ、どっかで「オビ=ワン・ケノービ」の第1話第2話を映画館で観られたりとかしねぇかなぁ…

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当たった

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なんとワタクシswgm、6月21日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催される「J-WAVE SPECIAL SCREENING『オビ=ワン・ケノービ』(第1話&第2話)」に当選してしまいました。
募集開始から開催までの期間が短いことや、火曜日という日程から倍率はそれほど高くなかったのではないかと思いますが、しっかりと運の帳尻合わせが来てくれて助かりましたよ…
なにせ「オビ=ワン・ケノービ」を映画館で観られる日本人は後にも先にもこのイベントに参加する220人のみですからね‼︎
第1話と第2話に関しては映像も申し分無いクオリティ。コレを映画館で観られるなんて…最高…


最近スケジュールに余裕が無いのにコレでトドメを刺されたというのは内緒です。就活浪人になったら全部オビ=ワンが悪い。(カスらしい決め付け)


…上映会の話はこの辺にしまして、本日配信が始まった「オビ=ワン・ケノービ」第5話の話に移りたいと思います。


まさかの新撮師弟時代
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やはりヘイデン・クリステンセンの顔出しシーン無しというわけにはいかなかったのかな?

エピソード2辺りの時代のオビ=ワン&アナキン、まさかの新撮映像で登場!

しかも!ライトセーバー戦がショボいと言われ続けてきたこのドラマでしたが、それを一切感じさせないスピーディーな殺陣‼︎

紛れもない「プリクエルトリロジーの殺陣」‼︎

最初に披露したオビ=ワンが片手でライトセーバーを相手に向けながら間合いを取る動き、FullSizeRender
エピソード2と全く同じ動きじゃないですか‼︎

映画と戦闘スタイルを一貫させる、それも有名な「ソレス」のポーズではなく、年代に合った、その状況下において自然な動きを採用する…

最初の3話でも感じましたが、本作の製作陣は相当深く映画シリーズを研究してますよ‼︎

オマージュが最優先なのではなく、「オマージュを入れる余地があったらやる」という姿勢、他の製作陣にも広まって欲しいモノです。


冒頭に回想シーンが挟まれ、そのまますぐに本編が始まった時は「薄いファンサービスかな?」と思いましたが、その後も断続的に訓練の模様が挟まれ、プリクエル流の殺陣が蘇り、最終的には「アナキン・スカイウォーカー」という男の本質を改めて視聴者に示す。


ファンの欲望を満たし、尚且つ「ストーリーの一部」として欠かすことが出来ないと断言出来てしまう。

いやぁ…スゴいわ。


ちなみに、エピソード2時点でのオビ=ワンの年齢は35歳、アナキンは19歳。
ユアン・マクレガーは現在51歳、ヘイデン・クリステンセンは41歳。

20年前と同じ衣装で回想シーンを改めて撮る、なぜそんな事をしようと思ったのか疑問に感じる程無謀な取り組みですが、どういう訳か形になってしまっているのが怖いよ…

流石に顔は35歳と19歳のそれではありませんでしたが、20年前と同じ雰囲気を出せているのは凄すぎますよ。体型だって維持してたわけですからね。
ジャンゴ・フェットで同じことやろうとしたって絶対無理ですよ。

ベイダー卿は軽やかな身のこなしをするキャラクターではありませんから、今回2人の激しい剣のぶつかり合いを観せて頂けたのは最高でした!


…強いて挙げるとすれば、2人が訓練している場所がほぼ無地の床だったのは予算を感じましたね。

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そもそもアニメシリーズに訓練場出てきてるし。(正直SW世界とイマイチ合ってないデザインですが)


リーヴァ、やはり普通では無かった
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独断専行の数々でフィフスブラザーの手を煩わせ続けてきたリーヴァ、ようやくその本性が明らかに。

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この子たちもそうですが、突然家が襲われてパニック状態の最中、ジェダイ評議会の一員でもある大者がやって来るというのはこの上無い「希望」なんですよね。

「希望」を見出した矢先、それが「絶望」へと変わってしまう、ただ絶望が押し寄せる以上の恐怖なのは想像するまでも無いでしょう。

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前回登場したジェダイの墓場にも子供の死体がありましたが、アレは今週へ向けた伏線でもあったんですね。

改めてオビ=ワンをベイダーの所業と向き合わせることによって、今回リーヴァの本心を明かすことが出来た。

オビ=ワンは自分の教育の結果が弟子の「死」のみならず、1人の少女を絶望の淵へと叩き落とし、復讐のためなら手段を選ばない狂犬へと変貌させてしまったという事実を知り、さらに罪の意識を募らせることになった。

ベイダーに近付くために悪虐の限りを尽くした、というのも間違いなく事実なのでしょうが、自分を守ってくれなかったジェダイへの怒り、アナキンを育てたオビ=ワンへの怒り、平和に生きられる者たちへの嫉妬といった負の感情が無ければ、腕を切り落としたり少女を拐ったりといった真似は出来ません。

リーヴァの殺戮の数々は決して許されることでは無い。それでもオビ=ワンは彼女に正義を果たすチャンスを与えた。

同時にこの行為は、オビ=ワンの身勝手な振る舞いでもある。

シスを滅ぼすことは残された自分たちの使命。この戦いに身を投じていること自体、そのための「希望」を守り抜くため。

それでもオビ=ワンに「弟」を殺すことは出来ない。

リーヴァにベイダーの相手を任せたのは自分と仲間を確実に逃げ延びさせるため、自分を殺すことに目が眩んだシス卿の隙を狙うためという合理性を持ったものであることに間違いはないが、自分もその場に残って手を貸せるようにするという選択肢もあったはず。

それでも彼は、弟に挑みはしなかった。


オビ=ワン・ケノービという男の「弱さ」、今週も遺憾無く発揮されていたと言えるでしょう。

戦闘シーン、やれば出来た
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あまりにもショボ過ぎる戦闘シーンがかなりの批判を招いていた本シリーズ。

予算不足を感じさせる部分も非常に多く、今後戦闘メインの内容になりそうな事からもかなり不安があったのですが、
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画面には大量のストームトルーパー‼︎

エイリアンの特殊メイク費用も抑えていそうな節があった本作、アレだけの数のスーツを用意出来たのか?

という疑問が湧きますが、もしかすると「マンダロリアン」同様にコスプレ団体「501軍団」のストームトルーパーを召集したのかもしれませんね。


反乱軍サイドもそれなりの人員を確保。
結果大量のブラスター弾が飛び交い、火花も飛び散って結構派手な映像が完成。

オビ=ワンのライトセーバーの腕も実戦続きですっかり復活。

先週はひたすら撃ち返すだけでイマイチ見応えがありませんでしたが、今回は適度に「斬る」という動きを混ぜ込んでメリハリが有り、同じザコ戦でも見違える出来になっていたと思います。


相変わらずエイリアンは少なめでしたが、「数少ないエイリアンは長めに画面に映す」という第2話同様の手法でビジュアル面の違和感軽減に努めていましたし、この作品の製作陣の誠意には目を見張るモノがあります。


第3話&第4話の残念な映像は何だったんだ…?


リーヴァVSベイダー卿
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大尋問官のバッジがあるという事実、これまで大尋問官が1人しか登場していなかったので知らなかったのですが…IMG_6756
そもそもアニメだと付けてないじゃん⁉︎

リーヴァの一連のシーンのためだけにわざわざ付けたのか…自ら矛盾生んどるやんけ…


うん…バッジ要らなかったと思う。


まあそれは良いとして、ここまで目立ったアクションシーンが無かったリーヴァさん、まさかその相手がオビ=ワンではなくベイダー卿だったとは‼︎

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宇宙船を落とすシーンは予算と時間さえあればカット割もっと細かくなってたんだろうなぁ…と思いますが、ゆっくりと現れて片手で落とし、装甲も引っぺがすという大暴れっぷりは最高でしたね。

人類はベイダー卿が暴れる映像を求めてる、「ローグ・ワン」が証明した事実です。

その上で目の前の勝利に目が眩み、パダワン時代からの弱点を克服出来ていない「アナキン・スカイウォーカー」としての「弱さ」もしっかり描く。

ダース・ベイダーの「強さ」「弱さ」の両方を短い時間で表現する、名作ドラマの芸当じゃん。


後ろからそーっと忍び寄れば勝てると思ってるリーヴァさん、やっぱり尋問官風情に大した実力は無い。
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先週なぜか使わなかった回転機構もしっかり披露。剣のぶつけ合いの中での披露は合成の手間がかかり過ぎて無理だったのでしょうが、なんとかベイダーに抗おうとする中で披露するという形に落ち着けたのは上手い落とし所だったと思います。

ベイダー卿の二刀流はなかなか似合ってましたし、リーヴァの必死の抵抗もなかなか見応えアリ。

自分のライトセーバーを握ることすら無く、相手の武器だけで勝利するベイダー卿の圧倒的な強さ。

武器無しでの勝ち方というのは訓練の回想シーンで描かれていた内容そのもの。アナキン・スカイウォーカーは精神面のアドバイスは全て聞き流していたが、技術面はしっかりオビ=ワンから学び取っていた。

アナキン・スカイウォーカーの解釈としてここまで完璧なモノがあるか…?


ダース・ベイダーとアナキン・スカイウォーカーという1つでありながら2つの存在、ヘイデン・クリステンセンをキャストに迎えることで、このキャラクターに今までとは違った深みが出ているのではないでしょうか?


ドッキリ大成功
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前回ターラの「大尋問官の指示だ」という嘘が通用したことからも示唆されていた、というかこのドラマの4年後を描いたアニメに登場していることからも死んでいないことは明らかだった大尋問官、リーヴァの最期(笑)のネタバラシに駆け付けてくれました。

なぜ腹を貫かれて無事なのかは謎のままですが、リーヴァも無事っぽいので「腹はセーフ」という事なのか?いやアウトだろ。

血気盛んなブラザーシスターとは異なり、常に余裕の構えを見せる大尋問官。

今回も自分を裏切った相手に怒りをぶつける様子は無く、淡々と弱者の死に様を嘲笑う。まさにアニメで観てきた大尋問官の姿そのもの。(なお見た目は似ていない)

なんだろう…もうあの大尋問官出てきただけで笑ってしまう。

中身はアニメと寸分違わぬ大尋問官なのに見た目の一致率0%というチグハグ感、もはや四周くらい回ってクセになってきた。


ただの道具でしか無い他の尋問官とは異なり、ベイダーの右腕として重宝される大尋問官。その信頼関係も垣間見えるなかなかレアな機会でもありました。


やっぱりこのドラマ最高だわ
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第3話、第4話、いずれも単体ではそれほど悲観する内容ではありませんが、連続で続かれると今後が心配になるクオリティだったように思います。

少し不安を感じ始めていた中、今週の第5話はそれを見事に払拭し、このドラマがオビ=ワンとベイダーの新章として素晴らしいシリーズであることを改めて実感させてくれました。

相変わらずビジュアル面では少々難がありますが、最高の脚本で埋め合わせられるレベルには持ち直してくれました。

コレはまた来週が楽しみですよ‼︎


腹を貫かれたリーヴァがベイルからの通信を聞いてしまった訳ですが、あのまま彼女動けるんですか…?

ルークが危険に晒されることを匂わせてましたけど、リーヴァが何かするのか?その理由は?

うん…分かんない‼︎


とにかく、上映会楽しみ‼︎


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先週は色んな意味でオビ=ワンが炎上。

私は第3話好きですけどね。ただのベンの廃れっぷり、レイア10歳として説得力しかないクソガキっぷり、復讐のためなら手段を選ばないベイダー卿、その「復讐」を紐解いていくと彼自身の「苦しみ」が見えてくるという構図、燻り始める反乱の火種など、「スター・ウォーズ」の物語の一部として素晴らしい脚本だったと思います。なお映像は…


リーヴァにレイアが捕らえられるというラストから1週間、今週はオビ=ワンの救出劇が幕を開けました。


いつもの反乱へ
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今回の舞台となったのは「フォールン・オーダー」でもお馴染み、尋問官の要塞。

これまでのエピソードでも登場はしていましたが、今回ついにオビ=ワンが突撃を仕掛けることに。

救出のために帝国の施設に潜入してストームトルーパーと対決。


…「反乱者たち」かな?


「オビ=ワン・ケノービ」、ここに来て「いつものスター・ウォーズ」になってしまいました。


まあこの王道フォーマット、大外しは滅多に無いので頻繁に使用されるのは分かるんですけどね。せっかくユアン・マクレガーを招集して「シスの復讐」のその後の絶望を描いていたのに突然コレが来たのは何というか…

ちょっとガッカリしました。


ターラの反乱勢力
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先週登場したターラの反乱勢力、あえて深掘りをしないかガッツリ描くかのどちらかにして欲しかったのですが、中途半端に掘り下げてしまったせいでよく分からない感じになってしまった…

あのオジサンを説得する下りは果たして必要だったのか?

「フォース感応者が狩られている」という事実をさらに強調した形なのかもしれませんが、唐突に出てきて速攻で話終わったので頭の中が「?」でいっぱいでした。製作スケジュールに合わせて脚本削ったりでもしたのか?


ところで、今回はオビ=ワンinバクタタンクで幕を開けた訳ですが…
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もう「バクタタンク」という言葉を純粋な気持ちで聞けなくなってしまいましたね。

TLJとか夜明けって真面目に観る価値がどこにも無いので、特定の映像や単語で何かを連想することって(ある程度時間が経てば)無いんですけど、「ボバ」って「出来が悪い」だけなので一応はしっかり観てしまうんですよ。

結果として脳が負のイメージを跳ね除けること無く吸収してしまうんですよね。そしてこびり付く。

おそらく今後数年は「バクタタンク」という単語から「回想シーン」を連想してしまうんだろうと思います…

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オビ=ワンのバクタ入浴シーンはベイダーのそれと呼応させるような構成になっていましたが、この部分はもっと時間をかけて強調した方が良かったと思います。

せっかく第1話で回想シーンを多用したり、第3話でも映画のセリフを思い返したりしていたのですから、今回も同様にアナキンとの過去をバクタ内で振り返っていけば良かったのに…
いや、むしろ第1話の悪夢のシーンをこちらに回しても良かったのでは?

今作の良さはオビ=ワンとベイダー卿の内面的な部分にあるのですから、その強みをしっかり活かして欲しかったですね。


レイアのキャスティング、大成功
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尋問官に捕われ尋問を受ける、という「尋問官」が「尋問」をしている珍しい映像が観られた今回のエピソード。(史上初ではない)


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どことなく「新たなる希望」と描写をダブらせているような印象がありましたが、狙っていたのでしょうか?

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放置されたターラのコムリンクからオビ=ワンの呼びかけが聞こえる場面、オビ=ワンがストームトルーパーの気を逸らす場面など、今週は全体的に「新たなる希望」オマージュと思わしきシーンが多かったように思います。


リーヴァのフォースに抵抗し、自白するふりをして状況を打破しようとするなど、反乱軍の英雄レイア・オーガナ姫そのものの姿を見せてくれた今週のレイア10歳。

そんな中、恐怖と勇気の入り混じったビビアン・ライラ・ブレイア(レイア役)の表情に在りし日のキャリー・フィッシャーの面影を感じたのは私だけでしょうか?

実際に似ているのか、演技がそう私に思わせたのか、とにかくレイアの無言の表情に本物の「レイア」を感じたんですよね。


あの子は本当にスゴイ。

あの子を見つけ出した人もスゴイ。

あれ以上のレイア10歳はこの世に存在しない。


レイアの台詞も「レイアが映画で言いそうなセリフ」を少し短絡的にした丁度良い塩梅。とにかくこの作品はキャラクターの解像度が高過ぎる。


オビ=ワン・ケノービ、復活へ?
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前回はベイダー卿に為す術もなくフルボッコにされていたオビ=ワン。

変わり果てた弟子と対面し、その「復讐」を味わい、身も心もズタズタにされたオビ=ワン。

レイアを尋問官に連れ去られた、スカイウォーカーの秘密が危機に晒されたことで再び奮起…するわけですが、正直第3話で廃れっぷりを存分に披露してからの復活としては弱かったですよね。そもそもこの任務に臨むこと自体躊躇ってた訳ですし。

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一応船内でフォースを取り戻そうとしている様子はありましたが、ここはトレーニングリモートでの訓練に何度も倒れながら喰らいつく、といったような「必死さ」が欲しかったと感じます。


「このままの自分じゃダメだ!」という気概を見せて欲しかったですね。

戦いがメインになったからなのか、これまで素晴らしかった心情描写がおざなりになっていたのは全編通して残念でした。

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それにしても、尋問官の要塞への侵入手段が今回も「潜水」なのはビックリしました。

前回も水中から侵入されたのにまたかよ!と。IMG_6640
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追手を巻く方法も「フォールン・オーダー」と全く同じく水。

まあ…ゲームと同じロケーションを使う都合上ある程度似るのは仕方ないと思うんですけど、ここまで来るともはや「同じ」では?


ストームトルーパーとの戦闘も中途半端にゲームに寄せていたのは良くなかったと思います。

レイアを救出するシーン、「1人のストームトルーパーを倒すために2回斬る」というのを見張りの2人両方にやっていたのですが、ライトセーバーでそんな事する必要は本来無いんですよ。映画だとクローンのことバサバサ斬ってたし。

ゲームで敵を1発で倒せてしまうのはバランス的に問題がありますが、「ゲーム上の都合」をわざわざドラマでトレースする意味はどこに?
1回なら「小ネタ」の範疇ですが、2回ともやるのは流石に違うでしょう。


斬撃のテンポを重視して2回ずつ斬りたいなら、1回目はブラスターを斬れば良い。武器から潰すのはジェダイの常套手段でもありますからね。


どうもこの作品はアクションシーンに弱い。


トルーパーの攻撃を防ぐシーンも動きが少なくて微妙な見栄え。
ライトセーバーを回すなどオビ=ワンの癖は出ていましたが、1回の構えで弾2発を弾くのはちょっと…

通路での挟み撃ちは多少動きにバリエーションを持たせていたものの、結局は延々と打ち返しているだけなのがね…

バトルドロイドとの戦いは「弾を弾きながら距離を詰めて斬る」というのが普通でしたから、今回もそのパターンになるように構図を組んだ方が良かったのではないかと思います。

せっかくパージトルーパーがいるなら近接戦闘入れても良かったでしょうし…

あとは単純に、2005年から17年経ったということですかね。
ドラマは大作映画ほどアクションの準備に時間を割けないという事情もあるのかな?


ジェダイの墓場
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このドラマの4年後を描いたアニメ「反乱者たち」において、「クローンの攻撃」「シスの復讐」に登場したジェダイマスター、ルミナーラ・アンドゥリの遺体が帝国に保管され利用されている描写があったのですが、今回ジェダイの遺体が要塞に保管されていたということが明らかに。

ヨーダとオビ=ワンが荒らされたジェダイ聖堂を訪れた際、アナキンやクローンに殺された無数の遺体が転がっていましたが、それらが収容されたということになるのでしょう。

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今回登場した遺体のほとんどは初出のモブキャラ(のはず)ですが、(多分)唯一素性がハッキリしているのが「クローン・ウォーズ」のテラ・シヌーベ。

常にゆっくりな動きでありながら、確かな洞察力で真実を見極め、一瞬の剣戟で確実に相手を封じる隠れ強キャラ。

登場回数は少ない(背景に映ってる回はそこそこ多い)のですが、唯一の活躍エピソードである「奪われたライトセーバー」で見せたお茶目さと賢さのギャップが視聴者に強い印象を残し、若きアソーカ・タノとの歳の差コンビの愛らしさも相まって、人気とは言い難いものの愛されキャラだったような印象があります。

せっかく長生きして現役も引退していた(その割に聖堂の作戦室にいたりする)彼ですが、いくら賢くてもクローン軍の物量で攻められたらノロマの彼に勝ち目は無し…

子供たちを訓練しているシーンもありましたから、彼らの盾になろうとしてやられてしまったのかもしれないと思うと心が痛みます。

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(テラ・シヌーベがどう見てもテラ・シヌーベだったことで余計に尋問官2人の謎が深まる。というか大尋問官刺されたのはどうなったの?触れられすらしなくなったぞ。)

ファンにとっては非常にショッキングな映像であった「テラ・シヌーベの死体」ですが、おそらくオビ=ワン及び一般視聴者の心を抉ったのはコチラでしょう。

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子供の死体。

誰が手を下したのか検討が付いてしまう。

10年間ホルマリン漬け(?)で時が止まったままの身体、もしかすると生きていた時間の方が短かったかもしれない。

仲間たちを襲った悲劇、そして愛した弟子の闇の所業と再び対面したオビ=ワン。

こういうのだよ!このドラマはこういうのを見せてくれれば良いんだよ‼︎

オビ=ワンの「心」の話が観たいんだよ‼︎アニメでたくさん出番のあるオビ=ワンを再びユアン・マクレガーが演じる意味はそこなんだよ‼︎


分かる人には分かるネタを仕込みつつ、全てを失った1人の男の哀しみを無駄無く描く、非常に素晴らしいシーンだったと思うのですが、この感動はなかなか伝わらないのかなぁ…


ところで、ジェダイの遺体の中にシヌーベ以外に馴染みの顔が無かった件ですが、単純にジェダイの数が多いというのは勿論のこと、FullSizeRender
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戦場に出ていたジェダイはその場でバラバラにされたり爆散したりと徹底的にやられており、遺体が保管できる状態に無いのでしょう。

メジャーなジェダイはほとんどが戦場にいましたからね。

ルミナーラ・アンドゥリもオーダー66の際キャッシークにいましたが、「反乱者たち」にて大尋問官が倒したということが明らかになっています。クローンの攻撃はウーキーの協力で切り抜けた?


確実に殺すためバラバラにされるか、遺体まで罠や研究に酷使されるか、いくら腐敗していたジェダイとはいえ、「因果応報」と云うにはあんまりな末路ですよ…


もう一つイースターエッグを紹介しておくとすると、ターラがパスの情報としてでっち上げた「フローラムの廃品回収業者」というのは「クローン・ウォーズ」などでお馴染みのホンドー・オナカーのこと。IMG_6648
アニメシリーズの主要キャラとはいえ一般的な知名度は0に等しいはずなのですが、なぜかディズニーパークの「Galaxy’s Edge」のメインキャラクターに抜擢され、莫大な予算を投じてヌルヌル動くハイクオリティ人形が制作されました。絶対他に作るべきキャラいる。

気分と利害によってはジェダイに協力することはあるもののかなり無茶苦茶な奴で、掌返しは日常茶飯事の無法者。時折人情を見せるが、それに引っ張られて信用し過ぎると痛い目に遭うこと間違いなし。

今回ターラに売られたのを見るに、彼女らのグループに何かしらの ちょっかい をかけて恨まれているのでしょう。アイツなら何やってても不思議は無い。

おそらくホンドーが今後登場する訳ではない、というかアニメでオビ=ワンとの絡みが多過ぎて登場されると「ユアン・マクレガーのオビ=ワン新章」としての立ち位置に干渉せざるを得ないため、流石に直接の対面は避けるでしょう。というか避けて。アニメの話はアニメでやって。


ついに最終章?

無事レイアを救出したものの、ローラを弄った際に発信機を仕込んでいたリーヴァ。

グッズやらタイトル映像やらでやたらとローラの事を推していましたが、しっかりと物語の中核を担ってきました。

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レイア姫はこの9年後に「探知されていると分かっていながら惑星破壊要塞から秘密基地へ直行する」という意味不明な行動に出る訳ですが、あの世界の住人はジャンゴにしろマンドーにしろ船に発信機を仕掛けられても絶対に気付かない人たちばかり、もうそういう文化として受け取るしかないですね。

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ベイダー卿ブチギレに「作戦です」と返すリーヴァでしたが、作戦というより保険だよな…

ところでベイダー卿、「新たなる希望」の時点でオーガナが反乱軍である証拠を掴めていないはずなんですけど、今回のドラマでしっかりバレているような気が…

今後の展開でどうにかするのか?

なぜやらない?

今作の尋問官、なぜライトセーバーを投げないんだ…?
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一応回転機構は第2話で披露していましたが、アニメだとブーメランとしても使ってるんですけどね…

今回はスピーダーを撃墜するシークエンスがあった訳ですから、爆薬投げ付けるよりもライトセーバー投げてぶった斬った方が絶対良かったでしょ…
アニメ未視聴勢には衝撃的な映像でしょうし。


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「なんでアレ使わなかったの?」シリーズというと、オビ=ワンが水流から逃げるシーンはフォースダッシュ披露したら良かったんじゃないかな?という気がするんですよね。せっかくエピソード1〜3にスポットを当てた企画ですし。

まあ後の作品に定着しなかった要素ですし、オタク以外が観たら「いきなりどうした?」と感じてしまうのでしょうか?


なんというか…先週までの思い切りの良さはどこへ行ってしまったんだろう?

映像作品としての面白さを多少犠牲にしてでもオビ=ワンの物語の続きを描くという覚悟と気迫が1〜3話にはあったと思うのですが、今回は守りに徹していた印象。

守ることが悪いとは思いませんが、結果的に本作の良さまで薄まってしまったように思えてなりません。


面白いんですけどね。


今週のエピソードにて、予告編の映像は全て使い切ってしまいました。

1シーズン限りの予定が延長決定との噂もある本作、正直あと1話あれば終わらせられるような気がするのですが、残り2話で何をするつもりなんでしょうね?



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配信開始から1週間も経っていませんが、早くも「オビ=ワン・ケノービ」第3話が配信開始となりました!

やっぱり続きはすぐに観たいですからね、今後は1週間待たなきゃいけないのが辛くなりそうですよ。

さて、先週は中途半端に賢いお転婆王女に振り回され、サードシスターが大尋問官を刺している間にダイユーを脱出。

このドラマの4年後を描いたアニメ出身のキャラクターである大尋問官が倒れたことに衝撃が走りました。

そしてオビ=ワンが耳にした衝撃の真実、


「アナキン・スカイウォーカーは生きている」


「このドラマ始まったな」と感じさせられる言葉でしたね。

新惑星マプーゾ
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イオピーの大好きな草の生えた荒れ地、予告にも登場していたこの星がマプーゾでした。

タトゥイーン用の床や背景を弄って使ってる疑惑はある気がしますが、予告で観た時ほどタトゥイーンに類似してはおらず、予算との折り合いを上手く付けていたのではないでしょうか?

ただのベン、本領発揮
フォースと繋がることで未来や真実を見定め、忍耐によって事を成し、冷静沈着な思考で事態を治める、それこそがジェダイ。

ここで今週のベン爺さんの言動を振り返ってみましょう。

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先週ハジャ・エストリー君に言われた通りの座標にたどり着いたただのベン。

ジェダイ大好きハジャ君がオビ=ワンに差し出した情報は全て真実。見方を変えても一緒。

座標通り荒野のど真ん中に辿り着いたただのベン、
誰もいないじゃん、帰ろうぜ
面と向かって話した相手の心を読めず、何も無い場所に辿り着いたらフォースの導きにも頼らず即刻嘘認定、少しの辛抱もせず撤退を検討。
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これがオビ=ワンとただのベンの差か…


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クソガキが勝手に呼んだ運搬車に乗ることになったただのベン、レイアが勝手に話を進めようとするだけならともかく、なぜそのまま乗る方向で話を進めることを許してしまうのか…

ストームトルーパーと相乗りすることになってしまったただのベン、なぜかつい「レイア」と呼んでしまう。

隠密行動に慣れっこのジェダイマスターがそんなヘボする訳あるか!

呼び間違いをストームトルーパーに問い詰められるただのベン、なぜかレイアとの協力プレイで嘘をついて誤魔化す。

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ジェダイの手ヒラヒラはどうした?

まあでも責任者だけじゃなくて全員騙さなきゃいけなかったし、レイアも上手いことやってくれたしココは不問でも良いか。

それよりトルーパー諸君にレイアの名前伝わってなかったのか?サードシスターが誘拐したことは他の尋問官にも伝わっているはずなのに…


極め付けは検問所である。

さて問題です、検問所でストームトルーパーに出くわしました。検問を躱さないと殺されます。ジェダイのあなたならどうしますか?

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こんな時こそ手ヒラヒラだろ。なんやフード目深に被るって…

結果銃撃戦となりレイアも危ない状態になった訳ですが、これってつまり…IMG_6592
ただのベン、無能過ぎる。

とはいえ今週のベンの無能ムーブの数々、先週フォースでレイアを受け止めることすら苦戦する様子が描写されていたことにより、製作陣が無能なのではなくただのベンが無能なのだということがハッキリ分かるようになっており、10年間の引きこもり生活がオビ=ワン・ケノービを殺してしまったという事実を突き付けられます。


オビ=ワンの家族
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これまで「惑星スチュージョン出身」という情報しか存在していなかったオビ=ワンの出自。

今回珍しく彼の口から「本当の家族」の存在が。

オビ=ワンは48歳。

年齢的に両親が存命でも不思議はありませんが、何十年も会っていない息子が戦争の最前線で戦い、終わったと思ったら反逆者として始末された(生きてるけど)というのはどんな感情なんだ…

特にオビ=ワンはジェダイ評議会の一員、調べれば活躍もある程度追えそうですし…

ジェダイの親が子供の復讐のために帝国に反旗を翻す話、誰か作ってください。


そして何気に初耳情報なのが「オビ=ワンに弟がいる」ということ。まあハッキリはしませんが。

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既に指摘している人もいますが、色々と曖昧だった時代の「オーウェン叔父さんがオビ=ワンの実の弟」という設定を意識しているのかもしれません。

現在の設定ではオーウェン叔父さんはクリーグとアイカの実の息子、タトゥイーン生まれタトゥイーン育ちの農夫で一人っ子。この2人に血の繋がりなど一切無し。

とはいえ、この古の設定をふと思い出してしまうセリフは「ガチ」のオタクが書いたものに違いないでしょう。


オビ=ワンでもふと家族を思い出すことがある、執着に関するジェダイの掟がなぜ存在するのか、その一つの答えにもなっていますね。


レイアが本当の両親を気にするというのは「レイア 王女の試練(オルデラーンの王女)」と食い違いますが、まあむしろあっちの方が変ですし良しとしましょう。
(「今が幸せだから気にならないという」のも嫌いじゃないですが)


クインラン・ヴォス登場か?
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予告編にも登場していた帝国軍の将校、ターラ。

ジェダイとの戦いで大した階級でも無い(階級章事情全く知らないけどこの四角の数とほぼ赤が大した事ないのは何となく分かる)奴にどんな出番があるのかと思いましたが、その正体はスパイということで納得。

表向きは銀河に秩序をもたらす素晴らしい存在である銀河帝国、クローン戦争を起こし数多くの悲劇を生み出すことによってコレが支持される環境を作り上げた皇帝陛下の手腕にはただ唸るばかりですが、年月の経過でその効果は次第に薄まってしまう。

そこからターラのような火種が生まれ、徐々に火種が燃え広がり、大きな反乱活動へと発展する。

今作が「スター・ウォーズ」サーガの一部であることを示す存在だと言えるでしょう。


そしてターラの仲間として名前が挙がったのが…IMG_6598
クインラン・ヴォス‼︎


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元々はスピンオフ書籍で活躍していたキャラクターでしたが、ジョージ・ルーカスに気に入られ「エピソード1」にも後付けで登場していた事にされたという特殊なキャラクター。
物に触れる事でその記憶を辿ることを得意とし、その力を犯罪者の追跡やスパイとして活かしてきた実力者。

…なのですが超がつく変人であり、自由奔放でオビ=ワンに共同任務を露骨に嫌がられ、挙げ句の果てには暗黒面に一度堕ちるなどひっちゃかめっちゃか。


なお、現在の設定で彼がオーダー66を切り抜けたことはコミックにて既に明かされており、今回新たな事実が明かされたという訳ではありません。

ディズニー買収前の設定においてもその最期は描かれておらず、むしろルーカスが最期を書籍で描かせないよう指示したとされています。レイアの幼少期も同様。

コレらはディズニー買収によって頓挫した(それ以前から実現の見込みありませんでしたが)ルーカス監修のドラマシリーズ「アンダーワールド」で使用する予定だったのではないかとされており、今作にその要素が一部引き継がれている可能性もありますね。


わざわざ彼の存在に言及したとなると今後登場する可能性が高いように思われますが、俳優はどうなるんでしょうね?
流石にエピソード1で後からヴォスだったことにされた人を連れてくるわけにはいかないでしょうし…

日本語吹替声優も亡くなってるし…


ベイダー卿VSオビ=ワン、もうやるのか
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てっきりクライマックスに取っておくのだとばかり思っていましたが、なんと第3話でやってきた‼︎

「オビ=ワン・ケノービ」最大の懸念要素、「ベイダーとの再会」です。

いやあれ以来会ってないからこその「新たなる希望」での再会だろ!と思う一方で、「シスの復讐」でどう考えてもオビ=ワンは死んでおらず、帝国に「死んだ」と思わせる状況を作るべきだというのも分からなくはない。

分からなくはないけどムスタファーの戦いに尾ひれは要らんわ‼︎という…

そんな中での今回の対峙でしたが、とりあえずの結論としては「まあ無難かな」と。


ジェダイの利他の心に付け込み、無関係な住人たちを傷付けオビ=ワンを引きずり出すベイダー卿。

弟子の変わり果てた姿に衝撃を受けるオビ=ワン。

その直後の「I am what you made me.」という言い回しはかなり「ベイダー卿らしい」と感じました。


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現在「新たなる希望」のショボい殺陣は「肉体的に衰えたオビ=ワンVS肉体を失ったベイダーの対決」という説明が為されていますが、今回のライトセーバー戦はこの事を踏まえた描写になっていると言えるでしょう。

オビ=ワンのセーバーの構えはエピソード1〜3というよりも4のそれに近く、ベイダーの動きも「帝国の逆襲」を意識したモノに。

つまるところ、「エピソード4〜6の殺陣」を意図的に作り、見映えはカメラアングルでどうにかする、といった具合。

実際に見映えが良かったかと言われると疑問ですが、2人の物語の一部としては良く出来ていたと思います。

そうは言っても、これらの事情を踏まえないと「ショボい映像」以外の何物でもありませんし、世間的な評価を得られるかというと…(そもそも面白味に欠けますから…)

オビ=ワンはとにかく弱かったですが、ライトセーバーを握る手がおぼつかない様子がありますし、意図的なことでしょう。

すぐマスターに助け求めるし。

とにかく、ただのベンが弱過ぎる。IMG_6602
オビ=ワンに炎の苦しみを与え、そのまま生きて連れ帰ろうとするベイダー卿の復讐心、殺すよりも生かしたまま苦痛を与えたいとは…

アナキン時代はあんなに殺すの大好きだったのに…

とはいえベイダー卿、「焼いて苦しめて生かして苦しめる」という行為を仕返しと捉えているというのは、現在の自分が苦しいということでもあるんですよね。本人は認めないでしょうが。

ルーク・スカイウォーカー君の功績が光る…

リーヴァ、絶対に指示に従わない
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才能を見込まれている故に自意識過剰に陥り、功を焦って独走するリーヴァ。フィフスブラザーらしき生物の役回りが問題児の おもり だと誰が予想出来ただろうか?

いつかのアナキンそのままの姿にオビ=ワンが影響されるのかと思いましたが、今週の様子を見るにベイダー卿本人が自分を重ねているのかも?(そもそも尋問官にそんな関心を向けているのかは疑問ですが)

そもそも彼女が「卑族」というのがどういう事なのかよく分かりませんが…尋問官みんなジェダイ出身だし…


今週は「閣下の指示に従わないのか?」とフォース&フィフスを脅した後に閣下の指示を無視するというブーメランムーブをかましてくれましたが、気になるのは
  • なぜかターラと途中で合わず
  • いつの間にかレイアを追い越している

ということ。

本編を確認してみると、リーヴァは隠し通路を「見つけた」だけで入ってはいませんでした。

おそらく終着点を察知し、堂々と通れる道を使って先回りしたのでしょう。

レイアがリーヴァから逃れられるはずがない、下手をすれば秘密を知られる可能性だってある。

来週も目が離せないじゃないか…


…ところで、
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リーヴァに刺された自分を大尋問官だと思い込んでいる精神病患者、結局どうなった⁉︎

「大尋問官の仇」とか言ってたけど⁉︎

なんか後任争い始まってたけど⁉︎

まさか本当に自分を大尋問官だと思い込んでいる精神病患者だったのか⁉︎

この先映画準拠の見た目の大尋問官が出てくるのか⁉︎

…なんてことは流石に無いでしょうが、「大尋問官の死後公認争いが始まる」というところまで含めてこの先の時代を描いたアニメの尋問官像に忠実ですし、なんやかんやで生きていて

大「アイツです、アイツがやったんですよ閣下やっちまって下さい!」
5「お前マジか最低じゃん」
4「ガチ卑族じゃん」
ベ「はいマスターたちのところ連れてって上げるから首触るねー」
3「うげー!」

って感じになるのかな?

下手したらベイダー卿は全て知ってて大尋問官を匿ってるかもしれない。

何なら来週は大尋問官inバクタタンクのオーダー66回想シーン50分かもしれない。
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※画像はイメージです

万民受けは…
「スター・ウォーズ」、それもエピソード1〜3にどっぷり浸かってる人は今週も楽しめると思います。

が、エピソード4〜6がメインの世代の方々や、ライトにSWを嗜んでいる人たちがこの第3話を観てどう感じるだろうか…

オビ=ワンが無能にしか見えないのは意図的な演出で、赤いロゴの映画作ったバカとは違って演者本人も加えて諸々の経緯を踏まえてあの時代の彼の在り方と向き合った結果の産物。

故にエピソード1〜3好きはおそらく抵抗無く受け入れられる。


しかし殺陣の見映えや映像の安っぽさは流石に限度があるような気がしますし、無能主人公とクソガキの2人旅を「SWにどっぷり浸かっている人」以外が楽しめるのだろうか…?


第1話&第2話で感じた「スター・ウォーズとしてもエンタメとしても完璧!」という興奮は無かったかな、と思います。

とにかく濃密な「プリクエル」の原液、合う人と合わない人がハッキリ分かれるでしょうね。

正直第1話〜第2話にガッカリしている人は「理想高過ぎでは?」と思っていましたが(「マンドーの方が好き」は分からんでも無い)、今週で結構ハッキリ視聴者を選んだなと感じます。

私は絶望に打ちひしがれるオビ=ワンの姿を観たい!と思っていましたから満足していますが、エンタメとして楽しめない人が出るのは「当然」と感じる出来だと思います。

「スター・ウォーズ」としてはしっかり面白いと思いますが、「しっかり面白い」以上になることは無さそうです。


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オビ=ワン・ケノービ、再臨
ユアン・マクレガー演じるオビ=ワン・ケノービ、ついに我らの下へ…

何年もの間噂され続けてきたプリクエルファンの希望、「オビ=ワン・ケノービ」が5月27日16時より…FullSizeRenderIMG_6497
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すみません、どうして「16時配信から13時配信に変更します」っていうお知らせを12時にするんですか?

「よし、昼飯食べ終わったし、Twitter見てから配信までに課題を葬り去るか!」と思って12時45分にこのことを知った人間の気持ち考えたことありますか?

ということで大急ぎで視聴準備を整え、「オビ=ワン・ケノービ」と対面する時が…


オビ=ワン、病む
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戦争に明け暮れる日々から一転、肉を切ってちょっと盗み、洞窟の中に引きこもる生活へと転落したオビ=ワン。

イオピーの餌を用意するだけでも生活には痛手、しかしイオピー無しでは脚が無い。

夜にはアナキンが夢に現れ、ルークを気遣えばオーウェンが正論で心をえぐる。

ジェダイが救えなかった超下層階級に転落し、雇い主に搾取される生活…

かつて名を馳せたジェダイマスターの面影はそこには無く、歳に見合わない老け込み方は「シスの復讐」を愛してきた我々の心を締め付けます…

現実世界では「シスの復讐」から本作まで17年の時間が空いていますが、劇中世界では10年。
「タトゥイーンで暮らす者はそのストレスから老けて見える」というのはオリジナルとプリクエルの辻褄合わせのための無謀な設定ですが、むしろ視聴者を「納得」させてしまう手腕は流石!


ジェダイは自らを狩る

これまで様々な作品でジェダイと対決してきた尋問官たち。


正直彼らって「都合の良いやられ役」という側面が強く(ライトセーバー戦をしたくてもベイダー卿は気軽に出せないため)、ストーリー性もあまり無い集団だった訳ですよね。
今回は彼らに「ジェダイを狩る」ということの心得を語らせ、逆にそこから「ジェダイ」の本質を視聴者に伝えるという粋なストーリーテリングを披露。

感情的に動くことで身を滅ぼすシス、これに対して「ジェダイを狩るのに必要なのは忍耐」という基本観念を持つことによって「尋問官はシスではない」ことを改めて強調し、「シディアスの野望の成就」に至った由縁もより明白になる。


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そして「ジェダイは自らを狩る」という単純でありながら深みのある言葉。

つい他人のために動いてしまい、自らの正体を晒し殺される。

これまで尋問官に敗れてきたジェダイにも、間違いなくその節はあったと言えます。

そして今回のナレ。

オビ=ワンに認識されていなかった事を踏まえるに有象無象の1人だったのでしょう、晒し上げられた死体には傷一つなく、全く抵抗出来ずに締め殺されてしまったことが窺えます。
オビ=ワンの潜伏が知られていないというのは彼が吐かなかったということでもあり、ナレを無碍にしたオビ=ワンの良心は当然痛んだことでしょう。

今回、オビ=ワンも他人のためにその姿を現しました。

もっと遡ってみると、アナキン・スカイウォーカーも1人の愛する存在のために「死んだ」。

「ジェダイは自らを狩る」、他人のために動く者から傷付く、この世の哀しき理を上手く言い換えた最高の1文ですね。


ルークを見守るオビ=ワン
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どこからどう見ても父親の血を継いでいるルーク・スカイウォーカー。IMG_6501
少年ルークはこの時10歳。映画ではあまり描かれていませんが、オビ=ワンがアナキンを育て始めた時と同じくらいの歳頃。


それが乗り物の操縦の真似をしているのですから、トラウマを引き摺っているベン・ケノービ老には十分応えたことでしょう。

そして全オタクを震え上がらせたのが…IMG_6502
スカイホッパーのオモチャが登場するなどと誰が思った⁉︎

てっきり乗り物大好きスカイウォーカー君が自分で買ったか、小さい頃に買ってもらったかだとばかり思っていましたが、オビ=ワンからのプレゼントだったなんて…

しかもただの厚意じゃなくて「広い世界へ飛び立たせたい」との思惑もあるとか…またジェダイアンチが喜びそうなネタを…でもお前ら実際そういう所あるよな。

映画でチョロっと映ったオモチャを「登場」させるだけならまだしも、「物語上の意味」まで付け加えてしまう、まさに天才の所業。
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↑ジャワが例のオモチャを出してきた時の私


(ところで、ベルー叔母さんの出番ってあの遠景カットだけで終わりなんですかね?)

There is another.
「エピソード3と4の間のオビ=ワンの物語」と言われて最大の不安材料となるのが、「オビ=ワンがタトゥイーン離れちゃダメじゃね?」という問題。

ルーク・スカイウォーカーを見守りながら、決して帝国に、シスにその存在を勘付かれてはならないというのがオビ=ワンに与えられた使命。

彼がタトゥイーンを離れるということは、ルークから目を離し、帝国にその存在を知られる可能性を生じさせる重大な行為。

予告編で尋問官がタトゥイーンに現れている様子から、「逆にタトゥイーンを離れることがルークを守ることに繋がるのか?」と予想していましたが、今作はその斜め上を、意外でありながらも至って単純な答えを示してくれました。IMG_6504
There is another.

もう1人がピンチに陥る、なるほどなんて分かりやすい展開。
予想されなかったことがむしろ不思議なくらい安直ですが、これは長年に渡って我々の中に刷り込まれた「オビ=ワンはルークを守っている」という固定観念故のこと。

ファンの固定観念の裏を掻き、それでいて一切の疑問を生じさせない、「スター・ウォーズ」を知り尽くした天才にしか作れない最高のサプライズ。

それでも「サプライズを喰らった」という気はあまりしていないんですよね。あまりにも自然だったので。


CGたっぷりプリクエル
予告編でファンが不安を募らせていた理由、それは地味な実写シーンばかりだということ。

実写が最高なのは当然ですが、実写で撮るためにそもそもの画のクオリティを落とすというのは本末転倒。

セットも小道具もCGも全て手段、これを目的に履き違えた作品に良作など有り得ません。

ところが実際に作品を観てみると、とんだ杞憂でした。
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なんとあのオルデランの風景を、CGたっぷりで再現しているではないか‼︎

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ジェダイ聖堂やコルサントもしっかり再現しているではないか‼︎
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砂漠も割とCGカットあったのでは?

先ほど述べたように実写かCGかというのは「手段」でしかないのでさほど重要ではないのですが、今回はCGを使って「異世界の風景」を効果的に演出出来ていたと思うんですよ。

このドラマで好感を抱いたのが、「雰囲気を見せるためだけのカット」、言うなれば「無駄なカット」が割とあったことなんですよね。

もちろん「無駄なカット」ばかりで溢れかえって中身スカスカになるのは論外ですが、ただタトゥイーンの雰囲気を見せるカット、ネズミが生きている様子を見せるカット、オルデランの優雅な街並みを映すカット、こういった「無駄なカット」が、我々が観ているものを「ストーリー」から「世界」へと変えてくれる訳ですよ。

ディズニー体制下の新作ドラマを観ている訳ですが、不思議とプリクエルトリロジーを観ている時に近い感覚を得られたんですよね。

おそらく本作の製作陣は、3作品の構成を徹底的に研究したのではないかな?と思います。

徹底的に詰めてないとアレは作れない。

誰だビジュアル手抜いてるとか言ったのは?(私です)


新惑星ダイユー
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身元は隠すのが当たり前、無法地帯ダイユー

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ジェダイ(笑)のハジャ・エストリー。

彼はジェダイ好きなんですかね?

ジェダイは長年に渡って銀河のヒーローとして活躍し、辺境の奴隷少年にとっても憧れの存在だった訳ですから、滅んでたかだか10年くらいならジェダイ好き男子がいても何ら不思議はないでしょう。じゃあ詐欺に使うな。

一目見ただけで「極悪人では無さそうだけど絶対ロクでもねぇ」と分からせる説得力、最高のキャスティングでしたね。今回限りの出番かな?

アニメシリーズではありがちな「治安悪くて暗い街」ですが、意外にも実写で登場することは稀。

今回は複雑な街並みを上手く利用し、上でも下でも逃避行をエキサイティングなものに仕上げるのに一役買っていたと思います。

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↑まさかモブキャラ役でテムエラ・モリソンも出るとはね。
用済みになり年老いたクローンも捨てられて物乞い生活。自分を殺そうとしたクローンに恵んでしまうオビ=ワン、共に戦ってきた勇敢な戦士たちの姿を忘れることは出来ないというのもあるのでしょうが、それ以上に「戦争の被害者」として同情しているのかもしれませんね。

オーガナ家サプライズ登場
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ベイル・オーガナは出てくるかもな?と思っていましたが、まさか3人揃って登場するとは…

ベイルを演じたのはお馴染みジミー・スミッツ。「ローグ・ワン」以来の再演ですが、プリクエルに近い衣装なのも相まってか時の流れを更に強く感じました。

ブレアはキャストが変更されています。

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晴れてレイア・オーガナ姫役を掴んだのはビビアン・ライラ・ブレイア。(一応噂はあったらしい)

子役レイアはどんな感じなんだろう?と思っていたのですが…

彼女、天才なのでは?

あまりにもレイアでビックリしましたよ‼︎

アレはダストシュートに自ら突っ込める。

とにかく最高のキャスティングだったわけですが、それと同じくらい脚本の「レイア・オーガナ」に対する解像度の高さにも目を見張るものがあります。

公務から逃げるため策を巡らせるレイア、ドロイドを下等呼ばわりした従兄弟を下等生物認定するレイア、隠し事をするオビ=ワンを理詰めで問い詰めるレイア、全て「レイアの行動」として何一つ違和感が無い。

それでいて「パパが軍隊で何とかしてくれる」という子供っぽさや、聡明でありながら判断力が未成熟な結果事態をややこしくしてしまう姿など、初めてのキャストであるにも関わらず「レイア10歳」として何の疑いも抱かずに受け容れることができました。

おそらく最終回まで登場することでしょうし、今後のレイアのレイアっぷりも今から楽しみでなりません。
この調子だとヘコたれているオビ=ワンの根性叩き直しかねないな…

レイアは「オーガナ」ではない、という点に触れてきたのは現代のトレンドでしょうかね?

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↑3POもアンソニー・ダニエルズが再演。一瞬だけど嬉しかったよ。

バカと天才は紙一重?
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内に秘めたポテンシャルを見出されていながらも、己の力を認めさせたい一心で掟破りの行動に走り、他の尋問官から不信を買うサードシスター、リーヴァ。

…あれ、これって某選ばれし者と一緒では?

議員の娘を拐って救出へと誘き出すという手法、尋問官の立場でやって良い振る舞いではありませんが、オビ=ワンを誘き出すことが出来たのも事実。

とは言ったものの、これはレイアの素性が絡んでいることが大きな原因であり、そうでなければオビ=ワンがタトゥイーンから離れたかは怪しい。

賞金稼ぎたちをけしかけたことは活きましたが、全体通して有能ムーブをしているか?と聞かれると、少し微妙な気も…

彼女を突き動かすモノは一体何なのか、おそらく冒頭のジェダイ聖堂のシーンが何か関係しているのでしょうが…

リーヴァの今後の掘り下げに期待ですね。


尋問官といえば、
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恐ろしいほどクオリティの低い実写化を果たした大尋問官とフィフスブラザーでしたが、中身に限ってはアニメの通りだったのが救いですね。

大尋問官刺されてましたが、初登場のアニメ作品がこのドラマよりも後の時代の話ですから、死んではいません。
コレは私の予想ですが、オビ=ワンがリーヴァに幻覚を見せたのではないかな?と思います。

それにしても、どうしてこの2人だけこんなにもクオリティ低いんだ…?

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エンドクレジットの情報により、新登場のもう1人の尋問官は「サード」と同じく過去に登場作品が無かった「フォースシスター」であることが判明。

コレにて1〜10までの番号が綺麗に出揃いました。


最高
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私が配信前日にTwitterで行ったアンケート結果。

実に半数以上の人が、予告のクオリティの低さに期待と同等かそれ以上の不安を抱えていた訳ですよ。

ところが現在、私のTL上のオタクたちほぼ全員が歓喜に沸いています。

デボラ・チョウって「マンダロリアン」の製作陣の中でも特別優れてる感じもしなかったし、キャスリーン・ケネデ何とかが「女性監督起用が最優先事項」みたいなこと言ってたのも相まって色眼鏡人選されてないかと不安だったのですが、プリクエルトリロジー、そしてオリジナルトリロジーに対する圧倒的な「理解」で我々を分からせてくれました。

今や絶大な支持を集めるブライス・ダラス・ハワードも最初の担当回はそこまで評判良くありませんし、デボラ・チョウもマンドーで経験を積んだことで力を付けてくれたのかもしれません。

アニメ出身尋問官のビジュアルはやっぱり正気ではありませんが、それ以外は映像、ストーリー、キャラクター、音楽、全てにおいて「完璧」‼︎

カメラアングルもかなり頻繁に変わりましたし、1つ1つの画に徹底的に拘ってくれているように感じました。尋問官以外。

「エイリアンが全然いない」というのも、予告に映っていないだけでした。

確かに人混みは人間だらけでしたが、そもそも人混みはまともに映しておらず、ただ頭数を揃えることで予算を抑えていたのでしょうね。


「あんなクオリティの尋問官がまかり通る製作現場、絶対ロクなモノ生まれねぇよ…人間ばっかだし…」

と思っていましたが、拘り抜かれた製作現場から生み出されていたことが明らかとなり、ますます意味が分かりません。

「オビ=ワン・ケノービ」、ありがとう…

次回は水曜16時
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今回は金曜13時に2話同時配信でしたが、来週からは「水曜16時」に1話ずつの配信となります。

ということで、第3話の配信は来週の金曜ではなく6月1日水曜日。

お間違えのないように。

今日配信の2本だけで予告の8割くらいを消化してしまったように思いますが、タトゥイーンもダイユーも今後大きな舞台にはならなそうですよね。IMG_6516
この草生えてる星は結局タトゥイーンじゃなさそう。

ベイダーとの再会ですが、今週生存を知ったことから考えるに、「遭遇する」というより「会いに行く」形になりそうな予感がします。だからこそ帝国の基地みたいなところで戦っているのかな?と。

いやー、考えてるだけで楽しい‼︎

「キャシアン・アンドー」予告などセレブレーション情報も併せて書こうかと思っていましたが、気持ちに余裕が無いのでまたの機会に。


最高…


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「スター・ウォーズ」シリーズ45周年‼︎
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1977年5月25日、アメリカで封切られた「スター・ウォーズ」第1作目が本日45周年を迎えました‼︎


45年目の最新作
45年に渡って新たな歴史を紡ぎ続けて来た「スター・ウォーズ」シリーズの新章が間もなく日の目を浴びようとしています。




5月27日配信開始となる「オビ=ワン・ケノービ」に登場することで注目を集めているジェダイハンター、尋問官。

ダース・ベイダーによって訓練された戦闘部隊であり、ただジェダイを倒すためだけに存在している一団。

成果を挙げればベイダーの弟子として新たなシス卿候補としての道が開かれ、不要な存在と見做されれば命を奪われる、暗黒面が何たるかを体現した組織であると言えます。

その多くは元ジェダイ。ジェダイマスターたちに対して抱いた不信感や、裏切られた絶望によって闇に堕ちた未熟者を、シスの暗黒卿は「道具」として用いているのです。

今回はそんな尋問官たちのこれまでの作品における活躍を紹介していきたいと思います!

アニメシリーズから実写ドラマへ
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現在の設定の尋問官が活躍を始めたのが「反乱者たち」

2014年〜2018年に放送されたアニメシリーズで、「エピソード4」直前の5年間の反乱者の戦いを描いた作品となっています。

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そのトレードマークはこのライトセーバー。

ダース・モールのようなダブルブレードライトセーバーかと思いきや、さらに回転機能まで付いている‼︎

相手の剣撃を弾く、ブーメランとして用いるなどの用途があるだけでも便利なのですが、

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タケコプターとしても使えます。

「反乱者たち」でこの機能が披露されたのは「尋問官の最後の登場回」のみなのですが、その衝撃的な絵面のせいで尋問官の代名詞みたいになってしまいました。

ちなみに、
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「ハン・ソロ」でモールが持っていたライトセーバーは尋問官から奪い取った物。欠損したり捻じ曲がったりしていますが、若干回転機構の名残が見られます。

↑なぜモールが「エピソード3」の後の時代に生きているのか、「ハン・ソロ」の頃に書いた記事がありました。情報が古いですがどうぞ。



さて、「オビ=ワン・ケノービ」を観る上で「反乱者たち」の予習は必須か?という話ですが、おそらく必須ではないと思います。

理由は簡単、「反乱者たち」は「オビ=ワン」よりも後の話だからです。

「反乱者たち」は「エピソード4」直前の5年間、「オビ=ワン・ケノービ」は「エピソード4」の9年前の物語。

そもそも尋問官は様々な作品で「便利な小ボス」としてポンポン登場しては倒されており、銀河の歴史を大きく動かしてはいません。所詮はシス卿の道具にしか過ぎない存在、大半の尋問官は特に掘り下げられることなく死んでおり、内面について語られることの方が稀。そういう扱いの集団です。

「ベイダーの手下の悪い奴ら」程度の認識で全く問題ありません。

が、せっかくなので「尋問官入門講座」を開講し、スピンオフ作品に触れる糸口になればなぁと思います。

尋問官は番号制
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先述の通り、尋問官たちを率いているのはダース・ベイダー。

その下に有象無象がいるわけですが、その頂点に君臨するのが…IMG_5694
大尋問官。彼が番号で「1」に該当し、ダース・ベイダーの正式な弟子としての立場にあります。
暗黒面の優れた使い手ということで、目の色もしっかり黄色です。

それより下は「セカンドシスター」「サードシスター」「フォースシスター」「フィフスブラザー」といったように
  • 序数+ブラザーorシスター
という名称で呼ばれます。

もちろん彼らにも本名はあるのですが、それが明らかになっている場合の方がレアケース。

一応数字の順番はあるものの、2より後ろは全員有象無象のザコ扱い。大尋問官以外との間に上下関係はありません。


さて、それでは尋問官の皆さんを紹介していきたいと思います。
大尋問官
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「オビ=ワン・ケノービ」にも登場…しますが、あまりにもビジュアルのクオリティが低い大尋問官。

「暗黒面の使い手で目が黄色い」というのはそれ自体が意味を持つことなのですから、カラコンすら入れずにそこを再現しないのは一切弁護の余地の無いただの「手抜き」です。
(「演じる俳優がアニメを観たことが無い」という噂はデマだったようですが。)
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彼と同じ種族は「エピソード3」にも登場しているのですが、それと比べても明らかにクオリティが低く、「アニメキャラの実写化だから〜」という擁護の余地すら存在しない哀しき存在となってしまいました。

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元々彼はジェダイ聖堂の衛兵として活躍。

暗黒面に堕ちたジェダイを連行した際その主張に感化され、堕落したジェダイ騎士団に不信感を抱くように。

フォースについてより深く知るべく公文書館で情報を集めようとするも、司書のジョカスタ・ヌーに上位アーカイブへのアクセスを阻まれ続け、彼女への怒りを募らせることに…

オーダー66が発令されジェダイ粛清が始まると、彼は帝国の下へと下り、パルパティーンから「大尋問官」に任じられます。

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ジェダイハンターとなった大尋問官は、公文書館の情報を取り戻しにやってきたジョカスタ・ヌー(「エピソード2」でカミーノの存在を否定したオバさん)と対決。

自分のフォースの探求を阻み続けてきた憎きジョカスタへその恨みをぶつける大尋問官、しかし彼女は大尋問官のことを覚えていなかった‼︎

ジョカスタ・ヌーは見た目に反して結構強いのだが、暗黒面の力が彼女を追い詰める。
トドメの一撃を加えようとする大尋問官であったが、彼女が握っている秘密情報を手に入れるよう皇帝から命じられたダース・ベイダーがこれを阻止。

しかしジョカスタに正体を知られたベイダーが結局彼女を殺してしまったため、大尋問官はただ憎き相手を殺し損ねただけになってしまいました。


ドラマの時系列は上記のコミックとアニメシリーズの間に位置しています。

ルミナーラ・アンドゥリを初めとするジェダイたちを討ち倒し活躍を続ける大尋問官、彼の新たな標的となったのが…
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ケイナン・ジャラスとエズラ・ブリッジャーの師弟。

幾度に渡る対決の末、大尋問官はついにケイナンを捕らえることに成功。IMG_5719
スターデストロイヤーでケイナンを拷問するも、エズラ一行に乗り込まれて救出されてしまいます。IMG_5718
スターデストロイヤーのエンジンルームで師弟と対決する大尋問官。弟子のエズラを追い詰めるも、それによって怒りを爆発させたケイナンの攻撃でライトセーバーを失い、逃げ道も無くなってしまった…

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あとが無くなった大尋問官は、ジェダイでありながら怒りに身を任せたケイナンを嘲笑い、爆発するスターデストロイヤーのエンジンへと身を投げ、その最期を迎えたのです。

  • 主な登場作品
「反乱者たち」シーズン1

「シスの暗黒卿」シリーズ
スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 帝国の爪牙
チャールズ・ソウル
2019-03-28




セカンドシスター
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コチラはゲーム作品「ジェダイ:フォールン・オーダー」にて活躍したキャラクター。実質的なラスボスとして登場しており、逆に「コイツだけ知っている」という人もいるかもしれません。

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その正体はかつてのジェダイ騎士団の一員、トリラ。

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オーダー66によって大勢のジェダイが殺される中、トリラと彼女のマスターであるシア、そして数人の幼きジェダイ候補生たちは難を逃れ、帝国軍に見つからないよう隠れる日々を過ごしていました。

ある時シアはこの状況を打開するため、トリラたちを残し1人で帝国軍に立ち向かうことに。
しかしシアは帝国軍に捕らえられ、ダース・ベイダー自らが行った恐るべき拷問の末、トリラ達の居場所を吐いてしまったのです。

マスターの裏切りによって心を砕かれたトリラは拷問の末、暗黒面を受け容れ尋問官に。

この事実を知ったシアもまた絶望し、怒りの力を解放し帝国から逃亡。ジェダイの道を捨て、1人の反乱者として帝国軍との戦いを始めます。

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オーダー66から5年後、セカンドシスターは惑星ブラッカに潜伏していたジェダイ、カル・ケスティスを発見。ナインスシスターと共にカルを追い詰めるも、シアがカルを救出に現れたことによって取り逃がす結果に。

その後惑星ゼフォで再びカルと対決することとなったトリラは自らの正体を明かし、シアはいずれカルの事も裏切るだろうと告げます。
さらにトリラはジェダイ候補の子供達に関する情報が入ったジェダイホロクロンを強奪、強いフォースを持つ子供達にも帝国の魔の手が迫る…

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カル・ケスティスは尋問官からホロクロンを取り戻すべく、惑星ナーの尋問官の本拠地へ。IMG_6144
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↑この尋問官の要塞は「オビ=ワン・ケノービ」にも登場することが明らかになっています‼︎

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自分を裏切ったシアから見捨てられず、むしろ全面的なサポートを受けるカルに怒りをぶつけるトリラ。
しかしジェダイとして力を付けたカル・ケスティスについに敗北。

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そこに現れたのはかつてのマスター、シア。

ベイダーの拷問に屈し、トリラを裏切り苦しめてしまったことを悔いていた彼女は、弟子を闇から助けだすためカルと共にやってきたのです。

かつては互いを信頼し合っていた師弟、トリラも本来の自分を取り戻し、かつてのようにマスターと共に再び歩み始める…はずだった。

トリラがシアを赦そうとしたその時、あの呼吸音が響き渡ったのである。IMG_6149
トリラの心が揺らいだことを感じたダース・ベイダーは、躊躇無くトリラの息の根を止めてしまう。

こうしてトリラの未来は閉ざされてしまったが、カルとシアは要塞から生還し、新たな戦いへと旅立つことになります。

  • 主な登場作品

「ジェダイ:フォールン・オーダー」
Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー - PS4
エレクトロニック・アーツ
2019-11-15


今作の続編「ジェダイ:サバイバー」も発表されており、今後のストーリー展開にも注目です。


サードシスター
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サードシスターのリーヴァ。

これまでの作品において「サード」のみ一切登場していなかったのですが、「オビ=ワン・ケノービ」にてついに登場‼︎

予告編ではオビ=ワンを執拗に追い詰め、ダース・ベイダーが裏にいることも匂わせていますが、その関係性とは…?

フォースシスター
5月27日改訂
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「オビ=ワン・ケノービ」に登場する新たなエイリアンの尋問官の名前が「フォースブラザー」であることが、エンドクレジットから明らかになっています。

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それ以前にコミックで存在の匂わせはあったのですが、後に装備品一式が反乱軍の手に渡り、なりすましに利用されている、ということだけが彼女の存在を裏付けるという不遇極まりない状態でした。おそらく倒されたということになるのでしょう。

フィフスブラザー
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大尋問官が倒れたことでダース・ベイダーの正式な弟子の座が空席となり、尋問官達は手柄を立てようと必死に。

そんな中エズラとケイナンの師弟の前に立ちはだかった新たな尋問官が彼である。
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セブンスシスターと利害が一致する限りで協力し、何度もエズラ達の前に立ちはだかる。

セブンスシスターと比べて無口なため、戦闘要員としての印象が比較的強い。
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ダース・ベイダーの指示により「フォースの強い赤ん坊」を誘拐する任務を受けた事もあったが、この際はアソーカ・タノの圧倒的な実力に為す術なく敗れている。
「フォースの強い赤ん坊を狙う」というのは銀河帝国の最盛期から残党時代まで一貫していたということとなる。

↑「マンダロリアン」にも登場したアソーカ・タノについての解説はコチラ



屈強な身体でパワフルな戦いを得意としているが、軽やかな身のこなしの相手との戦績は極めて悪い。

ただし脳筋野郎というわけではなく、遠く離れたエズラの居場所を突き止めるなど、オツムの方も人並み以上にある。
実際にエズラやケイナンの事も力で圧倒しており、オーダー66から16年間殺される事なく生き延びていたことからも、かなりの実力者であることが窺える。
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ただ「反乱者たち」では相手が強豪ばかり。

惑星マラコアでエズラ、ケイナン、アソーカ、同じ場所に居合わせ帝国軍と敵対しているモールを相手に戦うという無理難題に挑み、
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アクロバティックなモールにあっけなく殺されてしまった。

ちなみにこのフィフスブラザー、「オビ=ワン・ケノービ」にも登場します。そのビジュアルがコチラ。IMG_5693
もう呆れを通り越して何の感情も湧きません。

フィフスブラザーのデザインはアニメ用に制作されたものではなく、カイロ・レンの没デザインを流用したモノ。元々実写作品で使用する事を想定して作られたデザインです。

そこから生まれたのがコレって…

なぜ顔の分割線すら無いんだ…

ということで、実はアニメ視聴勢は今回のドラマにあまり期待できないでいたりします。

「手抜き」としか言いようが無いんだもの…

大尋問官は尋問官のトップという唯一無二の存在だからともかく、フィフスブラザーはテキトーにオリジナルで別の尋問官出せば済む話なんですよ。こんな緑の妖怪出すくらいならアニメキャラの実写化なんてしないで欲しいモノです。


  • 主な登場作品
「反乱者たち」シーズン2




シックスブラザー
書籍で活躍するシックスブラザー。本名はビル・ヴァレン。
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訓練でベイダー卿に腕を斬り落とされており、アニメに登場する面々と比べると力で劣る印象を受ける。

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その後シックスブラザー、ナインスシスター、テンスブラザーはベイダー卿に連れられアクバーの故郷、モン・カラの制圧へ。帝国の大使がモン・カラで殺され、その報いを受けさせるためにやってきたのだ。
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彼らは圧倒的な力でモン・カラのリー=チャー王を確保。ナインスシスターが王を拷問し、彼が匿っているジェダイ、フェレン・バーの居場所を聞き出す。

その後ジェダイが起こした津波で一網打尽にされかけるも何とか生き延び、ついに彼を追い詰める。

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独自に反乱軍を組織しようとしていたフェレン・バーであったが、所詮はパダワンの身。
それでもあらゆる手を尽くしてオーダー66の真実、ダース・ベイダーの正体に辿り着いていた彼は、オーダー66に尋問官を巻き込むことに成功する。

実はモン・カラ攻撃の理由となった帝国の大使の殺害はフェレン・バーが仕組んだモノであり、反乱の気運を高めるためにモン・カラを犠牲にしようとしたのである。
彼はジェダイの道を捨て、ただシスを滅ぼすことだけに固執していたのだ。

ベイダーがフェレン・バーの息の根を止めたものの、クローンに襲われたシックスブラザーはというと…IMG_6165
突如ナインスシスターの右脚を斬り落とし、クローンに手頃な的を提供して逃亡。そのままモン・カラを脱出してしまう。

この戦いで帝国軍はモン・カラの海中都市を完全に破壊、生き残ったアクバー中佐やラダス提督らは都市を構成していた船を宇宙へと飛び立たせ、反撃の時が訪れるまで帝国からの逃亡を続けることとなる。


登場する度に株が下がるシックスブラザーだが、実はコレらのコミックよりも後の時代を描いた小説が彼の初登場作品。

どんな大活躍をしたかと言いますと、フォースの強い子供探しの任務中にアソーカ・タノと関わった反乱勢力を見つけ、任務そっちのけでアソーカ探しを始め、既にアソーカが去っていることを分かっていながらとりあえず反乱勢力を皆殺し。

その後ライトセーバーを失っているアソーカ・タノと対峙。ライトセーバー持ちVS丸腰という圧倒的に有利な状況、負けるわけが無い!
…のだが、コミックの画像、上記のものだけでもある事が分かるのだが、お気付きだろうか?

実はシックスブラザー、ダブルブレードを扱いきれていないのである!

そんな未熟者のシックスシスターの技、丸腰とはいえアナキンに大切に育てられたアソーカに見切れないものではなく、フォースの力でセーバーの核であるカイバークリスタルを暴走させ、ライトセーバーを破損させることに成功。
すぐに電源を切って光刃を収めればどうにかなるものを、そのままにした結果大爆発!

ライトセーバーの大爆発はカイバークリスタル以外を跡形無く消し去る威力があります(「クローン・ウォーズ」参照)ので、そういう事です。

シックスブラザーの株、コミックで下がる前から0でした。

ちなみに残ったカイバークリスタルはアソーカの手で浄化、暗黒面の力で傷付けられ赤く染まっていた刃は白い刃へと変わり、IMG_6166
アソーカのライトセーバーの核として生まれ変わりましたとさ。めでたしめでたし。

ちなみにこの時アソーカは「シックスブラザー」という呼び名を聞いておらず、「尋問官」という役職も知らないまま、ただ「帝国のハンター」として彼を打ち倒しています。それどころか、彼のことを「シャドウ(実際はモールのコードネーム)」の正体だと思っていました。
「反乱者たち」でアソーカが尋問官について知らなかったこととは(一応)矛盾していません。

  • 主な登場作品

「ダース・ベイダー シスの暗黒卿」シリーズ

「Ahsoka」
Star Wars Ahsoka
Johnston, E. K.
2017-10-03




セブンスシスター
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エズラ・ブリッジャーの前にフィフスブラザーとほぼ同時に現れたセブンスシスター。
索敵や攻撃にドロイドを駆使する知能派。パワー寄りのフィフスブラザーとはまた違った厄介さである。

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「エピソード2」などに登場する種族、ミリアラン。

放棄された医療ステーションで任務中のエズラを追ってきた際、同じくエズラを追ってきたフィフスブラザーと出くわし、利害の一致する範囲で協力関係を築くことに。

ただしその目的は「手柄を立ててベイダー卿に認められること」であり、仲間意識による結び付きではない。

基本的に登場する際はフィフスブラザーとセットであるため、来歴もフィフスブラザーとほぼ一緒。

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強いフォースを持つ子供たちを誘拐しようとした際には、フィフスブラザーが秒で気絶する中まともにアソーカとライトセーバーをぶつけ合うなど、全体的にフィフスブラザーよりも優秀な印象を受ける。
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エイスブラザーからの救難信号を受け、彼女もフィフスブラザーと共に惑星マラコアでモールらと対決するが…

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エズラが殺人を躊躇っている中、痺れを切らしたモールが投げたライトセーバーに首を跳ね飛ばされてしまった。

フィフスブラザーがあっさり斬り殺される中、それなりに時間をかけて惨殺されたため、やはり彼女の方が印象に残りやすいと言える。

顔塗ってカラコン入れるだけであっという間に実写化出来るはずなのだが、どういう訳か彼女が「オビ=ワン・ケノービ」登場するとの報せは無く、ガッツリ特殊メイクしないと似せられないフィフスブラザーが顔塗っただけでカラコンすら入れずに実写ドラマ進出。

全くもって意味が分からない。


  • 主な登場作品
「反乱者たち」シーズン2




エイスブラザー
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テラリアンのエイスブラザー。
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帝国軍と敵対するモールを追って惑星マラコアの古代シス寺院へとやってきたが、シスの秘密を探りにやってきたエズラ、ケイナン、アソーカとバッタリ出くわしてしまい、ボコボコにされ捕らえられてしまう。(相手が悪かった)

密かに救難信号を送ってフィフスブラザー、エイスブラザーが駆け付けるも、IMG_5706
モールまで登場。

ケイナンにライトセーバーを傷付けられ、一か八かタケコプターで逃亡を図るも、セーバーが耐えきれずそのまま落下死してしまった。

…といった具合で全く見せ場がない。

アニメシリーズに登場した尋問官の中でも唯一初登場回で殺されているが、相手が強豪揃いだったのもあり実力は未知数。

一応16年間尋問官として生き延びており、犯罪組織を裏から牛耳りパルパティーンに刃向かったモールの捜索を任されている辺り、それなりの実力はあるはずである。
テラリアンは運動能力に長けた種族でもあるのだから…

ちなみに、書籍での出番は尋問官の基地にいるだけ。アニメ出身キャラなのに不遇過ぎる…

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ちなみに、彼の回転式ライトセーバーは刃を内蔵。回転させることでカッターとして使える。


カッター状態で回転している様は効果音も相まってなかなか怖いのだが、どう考えてもライトセーバーの光刃で十分である。

  • 主な登場作品

「反乱者たち」シーズン2



ナインスシスター
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第一印象では男に見えるが、そもそもが屈強な種族の女性。

「フォールン・オーダー」での活躍が有名であろうが、元々はコミックでしっかり活躍していたキャラクター。本名はマサナ・タイド。
本人曰く「感情を読み取るのが得意」とのこと。

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ジェダイの目撃情報を聞きつけてカバリアへとやって来たベイダーとナインスシスター。

ベイダーが酒場へ聞き込みに向かうも、イオン爆弾でライトセーバーが破壊されてしまいナインスシスターに援護を求める。

しかし訓練で片目を奪われたナインスシスターはこれを好機と思い、丸腰のまま襲われるベイダーを放置することに。

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そんな事でベイダー卿が死ぬはずはないので大変なお怒りを買ったが、とりあえず自分を殺そうとしたハンターたちの対処に追われ、その後ハンター達への依頼が皇帝の執務室が送られたものであることを知って動揺していたためか、殺す時間が出来る前に彼女への怒りは消えたようで一命を取り留めた。

その後ベイダーに連れられてモン・カラ侵攻に参加。IMG_6165
フェレン・バーの策略により自分達までもがオーダー66の標的にされてしまい、シックスブラザーに右脚を斬り落とされ、手頃な的にされてしまった。

…のだが、その後の時代を舞台とした「フォールン・オーダー」に登場している。FullSizeRender
右脚が機械になっているため、矛盾ではなく確かにモン・カラから逃げ延びたということであろう。

惑星ブラッカでセカンドシスターと共にカル・ケスティスを追い詰めるも取り逃がし、キャッシークで再び彼と対決。IMG_6175
しかし右腕を斬り落とされ、フォースで吹き飛ばされてしまった。

カルとの戦いで彼女が死んだのか否か、この点に関しては現状明らかにされていない。死んだってことで良いと思うが…

  • 主な登場作品
「ジェダイ:フォールン・オーダー」
Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー - PS4
エレクトロニック・アーツ
2019-11-15


「ダース・ベイダー シスの暗黒卿」シリーズ



テンスブラザー
尋問官の中では珍しく、尋問官としての登場以前にジェダイとしてコミックに登場していたキャラクター。
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盲目のジェダイマスター、プロセット・ディブスは優れた洞察力を持ち、メイス・ウィンドゥからも一目置かれる存在。

クローン戦争の最初期(アソーカがアナキンの弟子となる以前)、ジェダイ評議会は分離主義勢力の活動が活発化している惑星ヒスリッチの偵察任務をメイス・ウィンドゥに命じる。(クローン軍がいるのにジェダイ騎士団No.2が偵察任務を命じられた)。
メイスはプロセットやフィストーらと共にヒスリッチへ。(クローン軍がいるのに最上級のジェダイ4人が偵察に行った)
結局ヒスリッチでは戦闘になってしまい、現地民の死傷者も出してしまう。
この偵察で分離主義者がヒスリッチに来た目的は資源だと分かった(そんな理由なら偵察しなくても分かりそうだが)のだが、洞察力に優れたプロセットは「ジェダイ評議会はこの事を元から知ってたんだ!無駄に戦って死傷者出したんだ!」(まあ資源の有無くらいわざわざ来なくても分かりそうだが)と大騒ぎし、「平和の守護者とか言いながら戦争するとかどうなってんだ⁉︎ジェダイの在り方じゃねぇだろ」と他の作品で何万回かは聞いたお言葉を仰り、メイス・ウィンドゥを葬り去るべくライトセーバーで斬りかかったのです。

おそらく皆さん全く話の筋道を理解できていないと思いますが、このメイスが主役のコミックは発売当時悪い意味で話題になった作品ですのでご安心下さい。

メイスは彼を打ち負かし、ぐるぐる巻きにして動きを封じ(巻かれただけなのでフォースで逃げられると思うのだが)、分離主義者を片付け(偵察とは?)任務完了。

その後ジェダイ評議会で裁判を受けたプロセット。
彼は(殺人未遂なのに)死刑を確信していたが、彼の主義主張にも一理あると考えたメイスの計らいによって(殺人未遂なのに)左遷のみで事が収まったのです。



それから時は流れ、クローン戦争が終結。

メイスの慈悲の心で左遷となったプロセット、1ミリも反省せずテンスブラザーとしてジェダイ狩りに参加。
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ベイダー卿に連れられてモン・カラ侵攻に参加しますが、
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フェレン・バーの企みでクローンの攻撃を受け、IMG_6178
撃ち殺されて終了。

シックスブラザーが仲間を裏切って逃げ延び、ナインスブラザーが右脚を突如斬り落とされながらも生き延びている中、メイス・ウィンドゥが一目置いている洞察力の持ち主さんは特にコレといった魅せ場も無く撃ち殺されました。

一体何のために出てきたんだ…?

  • 主な登場作品
「ダース・ベイダー シスの暗黒卿」シリーズ


「Mace Windu」


名無しカップル
このように尋問官には番号が振られている訳ですが、中には作中で名前や番号が明らかになっていない尋問官も。

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ジェダイマスターのイース・コスを殺害し、その息子を拐うことに成功したベイダー、フィフスブラザー、そして名無しの男女2人組。

任務を終えコルサントの基地へと帰還した一向。ジェダイ狩りも順調に進み、残るジェダイはごくわずか。

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そんな中、基地で仲睦まじくお喋りする名無しの男女。まあそういう事です。この光景を見たベイダー卿は、
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突如お怒りに。

「エピソード3」を観ている我々はなぜアニー君がリア充を見ていきり立つのか大体の見当がつきますが、尋問官の皆さんからすると全くもって意味不明な状況。アニメでお馴染みの皆さんもビックリ。

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コルサントの交通網を巻き込み、銀河最大のリア充狩りに挑むベイダー卿。

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ついには撃ち落とされたスピーダーが降ってきて公園で密会中のリア充が爆発する(文字通りの意味)という大惨事に発展するも、ベイダー卿に他人の死など関係無し。

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お互いの手でお互いを刺し合わせるという猟奇的な方法で2人の息の根を止めたベイダー卿。

最後までお互いを恨む事無く最後を遂げた名無しの2人でした。


ベイダー卿もコレでご満悦…だったのですが、2人を追跡する中でかなり派手に街を壊してしまったベイダー卿。
しかもスピーダーが降ってきて爆発したリア充は元老院議員だったという不運。

この一件でベイダー卿は皇帝陛下から大変なお怒りを買ってしまい、再発防止のため尋問官の本拠地はコルサントから惑星ナーの海洋要塞へと移されることになったのです。
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↑尋問官の要塞誕生の理由、ベイダー卿がリア充を爆発させたからだった。
(一切の曲解を含まない純粋な事実)




「その時」は、明後日に…
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長きに渡って噂されてきた「ユアン・マクレガー演じるオビ=ワン・ケノービの新章」、ついにその幕が切って落とされます!

ラーズ夫妻やアナキンも「エピソード3」のキャストが再演という夢のような企画!

これまでオリジナルトリロジーのキャスト陣が再集結する機会は何度もありました(「集結」はしなかった)が、ドラマシリーズの台頭に伴い「ボバ・フェット」などプリクエルキャストの再登場も目立つようになってきました。

プリクエルトリロジーのキャラクターは大半が「エピソード3」までに死んでいるため再集結が難しい部分がありますが、この「集結」がプリクエルファンにとって最高の想い出となることを祈るばかりです。

「月刊ビッグガンガン」にてSW漫画作品2本の連載スタート‼︎
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本日発売の「月刊ビッグガンガン」2022年6月号より、
  • 「スター・ウォーズ:マンダロリアン」
  • 「スター・ウォーズ:ビジョンズ」

の連載がスタートしました!

いずれも配信シリーズのコミカライズ版ですが、漫画雑誌に新作SW漫画が掲載されるというのはなかなか無い機会‼︎

この漫画をキッカケに「マンダロリアン」に興味を持つ人が1人でも現れたら嬉しいなぁ、と思う次第です。

グローグーが可愛ければ長期連載になります。(断言)


「ビジョンズ」は毎回異なるエピソードを異なる漫画家先生が担当するという特別企画。
今回は「The Elder」を、アニメのキャラクターデザインを担当した白浜鴎先生が担当しています。
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新連載ということもあってか、今回は「ビジョンズ」が表紙と背表紙も担当!
「スター・ウォーズ」にそこまで期待を寄せて頂けるとは…‼︎決して偉い編集者が権力を行使して趣味をねじ込んだわけではない。きっと違う。

人気の高い「マンダロリアン」よりも「ビジョンズ」が表紙に優先されているのは、「おそらくライトセーバーを持っているから」でしょうね。

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↑作品紹介ページが末期オタクでもそうそう作れない代物
今号の「マンダロリアン」「ビジョンズ」はどちらもカラーページがあるのですが、カラーページは単行本化の際に白黒にされるケースが多いとのことで、今回は一応紙で購入しておきました。

実際のカラーページは
  • ビジョンズ→作品紹介ページ+タイトルページ
  • マンダロリアン→プロローグ(第8話のワンシーン)+タイトルページ+ミスロルがテーブルに叩き付けられるシーン
といった分量。「レイア」のようにカラーページたっぷりという訳ではありません。紙なので印刷料かかりますからね…

おそらくカラーページが付くのは初回の今号だけではないかな?と思います。

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内容に関してですが、「ビジョンズ」は原作のキャラデザ担当者の作画というだけあってアニメの世界観をそのまま映し取ったような素晴らしいビジュアルになっています。
ただしジェダイ2人の言葉遣いには少し違和感を感じました。定められたページ数に収める都合はあるのでしょうが、ダンそこまで過激だったっけ?という…

「マンダロリアン」はダイジェストのような内容にはせず原作に忠実に進めるようで、今週時点でまだグリーフ・カルガも登場せず。
ビジュアルはリアル路線でなかなか良い感じ。
興味深いのは
  • 「ラヴィナック」=大型獣
  • 「ライフ・デイ」=祝祭の日

といったように固有名詞にかなりざっくりした日本語が併記されていること。分かりやすさ重視なのでしょうか?
一方でセリフはほとんど原作をなぞっており、説明的なセリフを追加するようなことは行っていません。ミスロルが炭素冷凍された賞金首を発見するシーンは、白黒作画なのも相まってライト層には分かりにくいのではないかな?と思うのですが、彼が心の中で「炭素冷凍されてる⁉︎」みたいな呟きをすることもありません。
とにかく「原作に忠実」であることを重視して描かれています。
これがどう転ぶかについては、もう少し読み進めてみないと分からないかなぁ、と感じますね。



どうやら雑誌で買ってアンケート送るのが連載継続に繋がったりもするそうなので、今後紙にするか電子にするかは追々考えていこうと思います。

ちなみに「ビッグガンガン」の他のページもパラパラっとめくってみた所、「ジェダイの復讐」オリジナル版もビックリの丸出しっぷりを披露している漫画とかもあったので、人によってはご注意を。「青年誌」なのでね。
親子で読む場合なんかはそのページだけ見せて、雑誌本体の管理を怠らないよう注意が必要です。

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こんにちは、「シスの復讐」上映会の当選メールが届かない人です。きっとメール一斉送信に不具合が起きてるんですね。

今年も5月4日、「スター・ウォーズ」の日がやってきました!

説明不要かと思いますが念のため由来に触れておきますと、劇中で頻繁に使用されるセリフ「May the force be with you.」から「May≒5月」「force≒4th」という部分を切り出した駄洒落です。

かつては「映画6作全てが5月公開だった」という点も由来の1つとされていましたが、新作公開が冬の風物詩となった現在では使われなくなりました。

今年は「スター・ウォーズ」全米公開から45周年の記念すべき年‼︎

さて、この5月4日にこのブログを更新しないというのもおかしな話なのですが、なかなかネタが思い浮かばない…

そんな時は時事ネタじゃー‼︎
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5月27日、ついに「オビ=ワン・ケノービ」がディズニープラスで配信開始‼︎

予告のクオリティの低さから微妙に不安な空気が流れてるような流れてないような本作ですが、ユアン・マクレガー(ご結婚おめでとうございます)のオビ=ワン再演と言われて血が騒がないSWファンはなかなかいないでしょう。

今回はそんな「オビ=ワン・ケノービ」に向けて気持ちを高めるべく、こんなモノをご用意しました。

題して、
オビ=ワン・ケノービ検定‼︎
オビ=ワン・ケノービに関する問題を25問用意させていただきました。

全て3択問題となっていますので、消去法でどうにかなるかも?

各問題とセットになっている画像はヒントになったりならなかったりします。

出題範囲は映画や「クローン・ウォーズ」がメインですが、それなりに幅広いかと。

1問4点、80点くらいで合格ですかね?

果たしてあなたのオビ=ワン愛はいかがなものなのか?測っていきましょう!


問1 オビ=ワン・ケノービの出身惑星は?IMG_5986
Aスチュージョン
Bサブテレル
Cアンドー

問2 オビ=ワン・ケノービのマスターのマスターのマスターの弟子に該当するのは?IMG_5987
Aヤドル
Bダース・モール
Cグローグー

問3 オビ=ワン・ケノービが映画本編(エピソード〜)で握ったライトセーバーの数は?(刃を出していない場合もカウントに含める)IMG_5988
A4本
B7本
C10本

問4「クローンの攻撃」でオビ=ワン・ケノービに同行していたドロイドの名前は?IMG_5989
A R4-G9
B R4-D6
C R4-P17

問5 オビ=ワン・ケノービが率いたクローン大隊の名前は?IMG_5990
A 212大隊
B 501大隊
C 327大隊

問6 オビ=ワン・ケノービが率いた問5のメンバーとして誤っているのは?IMG_5991
A トラッパー
B ポンズ
C グレガー

問7 これまでに発表された全ての作品を通して、オビ=ワン・ケノービと戦った事が無いのは?IMG_5992
Aボバ・フェット
Bフェネック・シャンド
Cブラック・クルルサンタン

問8「クローンの攻撃」において、ジオノーシスでオビ=ワン・ケノービにライトセーバーを投げ渡したのは?
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Aセフジェット・ジョソール
Bニカナス・タスー
Cカト・キイン

問9オビ=ワン・ケノービを演じた人物は?IMG_5994
Aジェームズ・ホン
Bジェームズ・マクラフリン
Cジェームズ・アーノルド・テイラー

問10オビ=ワン・ケノービの日本語吹替版声優は?
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A納谷悟朗
B津嘉山正種
C大木民夫

問11オビ=ワン・ケノービがラコ・ハーディーンに扮して挑んだサバイバルボックス、その挑戦者ではないのは?
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Aバルドゥーガ
Bデローン
Cラッツ・ラジィ

問12「クローン・ウォーズ」において、オビ=ワン・ケノービと対決した回数が最も多いのは?(映画を始めとする他作品は含まない)
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Aアサージ・ヴェントレス
Bザヴァージ・オプレス
Cグリーバス将軍

問13オビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガーが子供時代にスター・ウォーズごっこで担当していた役は?IMG_5999
Aルーク・スカイウォーカー
Bハン・ソロ
Cレイア・オーガナ

問14オビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガーの叔父に該当するのは?IMG_6001
Aコリン・ヒギンス
Bデニス・ローソン
Cデビット・アンクラム

問15オビ=ワン・ケノービが「ファントム・メナス」で使用していたライトセーバーは?
A
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B
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C

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問16次の「クローン・ウォーズ」のエピソードの内、オビ=ワン・ケノービが登場していないのは?IMG_6002
Aルーキーたち
B強襲 ドロイド工場
Cグンガン参戦

問17「シスの復讐」にてオビ=ワン・ケノービはアナキン・スカイウォーカーと対立する事になるが、その争点として実際の映画からはカットされたモノがある。アナキン怒りのワケとは?IMG_6021
Aオビ=ワンがアナキンをマスターにしないようメイスに進言していた
Bオビ=ワンがパドメに手を出したのではないかと疑っていた
Cオビ=ワンに「禁書」と言われた暗黒面に関する公文書館の記録が禁書では無かった

問18「ダソミアの後継者」において、オビ=ワン・ケノービと共にモール討伐に向かったのは?IMG_6004
Aティプリー
Bティプラー
Cアディ・ガリア

問19「クローンの攻撃」時点でのオビ=ワン・ケノービの年齢は?IMG_6005
A31
B33
C35

問20「帝国の逆襲」で渋々オビ=ワン・ケノービを演じたアレック・ギネス、その撮影にかかった時間は?IMG_6006
A2時間
B4時間
C6時間

問21「シスの復讐」冒頭の空中戦におけるオビ=ワン・ケノービのコールサインは?IMG_6007
Aレッドリーダー
Bレッド5
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問22「シスの復讐」でグリーバス将軍に衝撃的な方法でトドメを刺すオビ=ワンだが、製作の初期段階ではその決着は異なっていた。グリーバス当初の最期とは?
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A揉み合いの最中にオーダー66が発令され、巻き添えを喰らって死ぬ
B何の捻りも無く首を斬り落とされる
C心臓を取り出される

問23映像作品において、オビ=ワン・ケノービが握ったことの無いライトセーバーの色は?IMG_6011
A紫
B赤
C緑

問24オビ=ワン・ケノービが毒ダニからサティーン公爵を守った場所は?IMG_6012
Aドラブーン
Bブラドーン
Cラドブーン

問25「ポケットモンスターダイヤモンド&パール」などに登場するパルキアの咆哮には、「スター・ウォーズ」からオビ=ワン・ケノービと縁の深いサウンドエフェクトが採用されている。そのSEは次の内どれ?IMG_6013
A「新たなる希望 特別篇」からベン・ケノービ渾身のクレイトドラゴンの鳴き真似
B「クローンの攻撃」からアクレイの断末魔
C「シスの復讐」からヴァラクティルの鳴き声


皆さんお疲れ様でした。

答え合わせは次のページで!
(↓当ブログでほとんど使っていないページ切り替え)続きを読む

「オビ=ワン・ケノービ」予告映像解禁‼︎
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ついにですよ‼︎

ユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセンの2人が再び「スター・ウォーズ」の世界へ帰還する注目作、ついにその映像と場面写真が解禁されました!

↑サムネイルだけでジャワジュース4杯イケる



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1977年5月25日にアメリカで封切られた「スター・ウォーズ」第1作目にて、高貴で偉大なるアレック・ギネスが演じたオビ=ワン・ケノービ。

その後「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」でもアレック・ギネスがイヤイヤ続投し、「スター・ウォーズ」シリーズを語る上では欠かせない重要キャラとしてその名を轟かせました。

そんなオビ=ワン・ケノービ役を引き継ぎ、彼の若き日の戦いを演じ切ったのが…IMG_5679
ユアン・マクレガー!

反乱軍パイロットのウェッジ・アンティリーズを演じたデニス・ローソンの甥っ子であり、小さい頃からレイア姫役でスター・ウォーズごっこに勤しんできた彼の役柄は高い人気を誇り、アニメーション作品でモデルになったことなどもあってか、今や「オビ=ワンといえばユアン・マクレガー」という人も少なくないように思います。

そんな彼が、17年ぶりにジェダイのローブに袖を通す日がやってきました‼︎

「シスの復讐」の10年後を舞台に、オビ=ワンの新たな物語が幕を開けます!

絶望の隠遁
これまでオビ=ワンの隠遁生活にスポットが当たる機会は稀でしたが、今回のドラマではたっぷりとその様子を見られる模様。
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映画で乗っていたイオピー、晴れて今作にも続投。まあコレは当然か。

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バス?に詰め込まれ、いかにもな低賃金労働に勤しむケノービ。

生活費を稼ぐために四苦八苦するオビ=ワン、かつてのジェダイマスターの輝きはどこへやら。

表情も完全に死んでますし、カッコ良かった髭もただ毛深いだけになってしまった。

そして、公開された場面写真で印象的だったのが…

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オビ=ワン、家無いんかい‼︎
「新たなる希望」では家の中にルークらを招き入れていましたが、この頃はまだホームレスだったらしい。

予告編のナレーションでは「暗黒時代」の到来、ジェダイの敗北に絶望しきっていることが伺い知れましたし、かなり暗い話になるのか?

しかしそんな彼にも、1つの大きな任務が…
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幼少期のルーク・スカイウォーカーを遠くから見守るオビ=ワン、これこそが彼の「ジェダイ」としての務め。

新たなる希望を見守っていながら、自分自身は銀河に希望を見出せずにいる、全てを失った男の悲壮感が漂っています。

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ちなみに、オビ=ワンが使っている双眼鏡は「クローンの攻撃」用に制作され、「クローン・ウォーズ」で度々使用されたモノ。

オビ=ワンが戦時中持ち歩いていたモノ、そう考えるとどこか物悲しさがありますね。

オーウェン叔父さん、カッコ良く歳を取っていた
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ルークの育ての親、オーウェン叔父さんも再登場‼︎

「クローンの攻撃」「シスの復讐」でオーウェンを演じたジョエル・エドガートンが続投ということで、プリクエルトリロジーのファンとしてはとにかく嬉しい!

彼はSWの出演歴だけで食っているタイプの俳優ではないこともあり、20年近くの年月を全く感じさせないイケオジに!

少しだけやつれた感じに見えるのがタトゥイーンの過酷な環境を感じさせて非常に良い。

予告を見る限りでは意外と出番ありそうですし、他の作品では見られない勇姿を見せつけてくれるかもしれません。

ルークを守るため、ブラスターを手に帝国軍に立ち向かう、そんなこともあるかもしれませんね。


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ベルー叔母さんもプリクエルトリロジーからボニー・ピエスが続投。今回は遠目にしかその姿を窺い知ることは出来ませんが、早くその姿をハッキリと見たいモノです。ほらそこレイアとかボバを思い出すな

ラーズ家を撮影出来るなんて、製作陣楽しいだろうなぁ。

オーウェン叔父さんはルークにオビ=ワンが近付くことを毛嫌いしていますから、今回のドラマでどのような距離感になるのかは気になるところです。

尋問官、実写作品初登場
予告編に先立って公開された場面写真で注目を集めたのが…
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新たなる敵、レヴァ!

ダース・ベイダーに仕えるジェダイハンター「尋問官」の一員、なのですが…IMG_5687
ライトセーバーの形が普通?

尋問官は回転式のダブルブレードライトセーバーがトレードマークなのですがね…

尋問官には各メンバーに番号が振られているのですが、彼女は「サードシスター」の名を冠しているとのこと。永らく欠落していた「3」がついに埋まりました。

しっかりと人々を苦しめてジェダイを追い詰めようとしています。ジェダイハンターとして割とやり手?
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また「フォールン・オーダー」の最終決戦の舞台となった尋問官の要塞がドラマシリーズ進出‼︎

Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー - PS4
エレクトロニック・アーツ
2019-11-15



今作は「フォールン・オーダー」よりも後の時系列。ジェダイにその場所を知られてしまいましたが、修繕して引き続き使っているんですね。

尋問官を構成する面々は(未熟でいつでも切り捨てられる)元ジェダイが中心とされています。
かねてよりジェダイ騎士団の在り方に不信感を抱いていた者や、絶望に心を打ち砕かれた者など、ベイダーらによって巧みに暗黒面へと誘われた者たちです。

今回のレヴァにも暗い過去があるはず。
ドラマ作品のメインヴィランですから、そこら辺についても話の重要な部分になるのかもしれません。

実はジェダイ騎士団時代にオビ=ワンと接点があったりするかも?


今作に登場する尋問官はレヴァだけではありません。
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初登場となる謎の女性。彼女も要塞にいましたから、間違いなく尋問官。

まあ…ここまでは別に良いんですよ。

問題は残りの2人。

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まずは大尋問官。ダース・ベイダーの弟子であり尋問官の頭領、アニメシリーズ「反乱者たち」シーズン1の大ボスです。
アニメでの彼のビジュアルがコチラです。IMG_5694
1%も似てねぇよ
ライトセーバー持ってないと分かんねぇよ。

黄色のカラコンすら入れてないって視聴者舐めてるとしか思えないんですけど、どうしてコレを世間に見せて良いと思ったんですかね?暗黒面に堕ちた者の目が黄色いというのはそれ自体が意味を持ってることくらい映画観てれば分かるはずなんですけどね。

細身キャラなんですから、細い人使うのが普通では?

しかもですよ、この大尋問官と同じ種族ってIMG_5695
「シスの復讐」に(特殊メイクの)実写で登場してるんですよ。

アニメキャラの再現度云々の問題じゃない。ソウ・ゲレラの実写ビジュアルやアニメの極細ドゥークーについての話とは訳が違う。

大尋問官に限らず、このパウアンという種族は細身高身長面長なんですよ。「大尋問官を」ではなく、「パウアン」を作ろうと思ったら絶対にあんな風にはならないんですよ。

17年前の作品よりもエイリアンの造形が劣化しているんです。大幅にね。

「この作品は真面目に制作されているのか?」ということを疑うのに十分なクオリティの低さ。

下手したら大尋問官がパウアンだって知らないんじゃないですかね?

…大尋問官の話はこれくらいにしましょう。

更に酷いのがコチラ
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「反乱者たち」シーズン2に登場したフィフスブラザー。
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すみません、共通点が0なんですが?

せめてカラコンを入れろ。

衣装すらなんか変だし。

顔に分割線みたいなハッキリしたラインが入ってるのが彼の特徴なんですけど、ただ塗っただけという…

カイロ・レンの没デザインなんですから、「コレを実写作品に出すなら?」という基準ではその時点である程度考えてないんですかね?

そもそもアジア人らしい顔付きのキャラではないと思うんですが、なぜアジア人を起用したのか…アニメの声優は白人だし…
人種ノルマでもあったんですかね?だとしても既存キャラでその枠消費するのは論外でしょう。


このようにエイリアンの造形があまりにも酷過ぎる本作。念のため他のエイリアンも確認しておきましょう。
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人間しかいないぞ?

そうです、大尋問官とフィフスブラザー以外のエイリアンが見当たりません。

タトゥイーンにエイリアンがいません。

そういう作品なんですね…


ちなみに、「尋問官」は「反乱者たち」で新たに生み出された存在ではなく、ディズニー買収以前から(現在とは異なる設定で)書籍などに登場していました。(かつては審問官という訳が使われることも)
買収に伴う設定再編に伴い、番号制など細かい設定が定められ、スピンオフ作品における重要な位置付けに置かれるようになりました。

現在の設定における尋問官についての解説は改めて記事にするかもしれません、

新たな惑星、ダイユー
なんやかんやあってオビ=ワンはタトゥイーンを旅立つとのこと。

なぜルークの下を離れるのかは気になるところですが、「ボバ・フェット」から無限タトゥイーン編に突入するのは避けられたようです。
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新たな惑星ダイユーは香港をモチーフにしているとのこと。

ネオンがコルサントの暗黒街を思わせますが、全く別の星です。

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ほら、オビ=ワンもしっかり上陸してる。

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新ドロイド、なかなか良いね。

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このブラスターの使い手は誰なんだ?オビ=ワン?
予告の時点では「スピンオフコミックとかに出てきそうな無難な星」という感じがしますが、実際に作品でどのように料理されているのか気になるところ。


予告には現れなかった「選ばれし者」
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ヘイデン・クリステンセンがダース・ベイダー役で出演する本作ですが、今回の予告にその姿は見られず。
ただ呼吸音が鳴り響くのみでした。

果たしてどのような登場の仕方をするのかが全く読めませんが、彼の扱い次第でこの作品は傑作にも黒歴史にもなり得ます。

絶望に心を支配されたオビ=ワンに弟子はどのような影響を与えるのか、しっかり描かれていることを望みたいです。

個人的に気になっているのはヘルメットのデザインですね。
ヘイデン・クリステンセンが演じるということで「シスの復讐」の左右対称造形なのか、お馴染みの左右非対称なのか…

そもそも、ヘイデン・クリステンセン本人にやる気があるならなぜ「ローグ・ワン」には呼ばなかったんでしょうね?

45周年を祝うか、呪うか
わざわざユアン・マクレガーを起用して実写でやるからには、「クローン・ウォーズ」ネタを拾うよりも「エピソード1〜3」でオビ=ワンが歩んできた道を改めて見つめ直し、「新たなる希望」へ繋がる物語として地に足付けた作品にして欲しい限り。

今回は「バトル」よりも「苦悩」を重視して欲しいのですが、既に尋問官パレードの兆候が見られるんですよね…

そもそも、尋問官って大尋問官以外はあんまり強くないんですよ。アソーカ・タノがライトセーバー使わずに倒したこともあるくらいですからね。ジェダイ評議会の一員でもあるオビ=ワンの相手として役不足感が否めない。

やっぱりベイダーとガッツリ戦うのかな…?大丈夫かな…?

元から期待と不安が入り混じる作品ではありましたが、その払拭には至っていない、というか映像面のクオリティがだいぶ心配…

とにかく、「オビ=ワン・ケノービの物語」であって欲しい。テーマ曲で「オーーーービワンッ!ケノォォォビィィィ」とか歌えばオビ=ワンの話になる訳じゃないですからね。(誰も歌うとは言ってない)(ボバボバフェット)

テーマ曲といえば、今作はジョン・ウィリアムズが手掛けるテーマ曲にも注目です。

予告編では「運命の闘い」「英雄たちの戦い」といった名曲の新規アレンジが使用されており、「巨匠」の復活を予感させてくれます。

「運命の闘い」が流れたことで「モール登場だ!」と断定している方もいるようですが、「クローンの攻撃」や「シスの復讐」でもモール関係無く使用されている曲ですから、あまり関係無いと思います。
まあ近年の作品だとモールのシーンで流れたこともありますけどね。それだけでモール登場を確実視できる程のものではないと思います。今回はあくまで映画のオビ=ワンの物語に徹して欲しいので、出てこないことを祈ってます。


またオビ=ワンは「ベイル・オーガナが死亡を確認した」ということになっているため、尋問官やベイダーと戦う際に彼が登場しないと辻褄が合いません。そもそも辻褄合わせる気があるのかは不明ですが。


色々と気になる点が多い「オビ=ワン・ケノービ」、その配信日は「スター・ウォーズ」第1作がアメリカで封切られて丁度45年の記念日である5月25日‼︎

4日じゃないのは公式が分かってないとかじゃないです、25日も記念日です。
全6話、1シーズン限り。毎週ファンが沸き立つ様子をまた見たいモノです。

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「バッド・バッチ」新予告映像が解禁!
おそらくコレが最終予告映像となるのでしょう。(今後もチョイ出し程度はあると思いますが)

「バッド・バッチ」はDisney+用に制作された「クローン・ウォーズ」に登場する変異型クローントルーパーの特殊部隊を主人公としたシリーズ。

クローンフォース99の5人が共和国から帝国への転換期をどう生きたのかが描かれます。

謎の少女、オメガの存在
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今回の新予告では、5人と共にメインキャラクターになると思わしきオメガが初公開。

彼女もハンター達と同様に変異型クローンなのでしょうか?
性別まで変わるって有り得るんですかね?

もしクローンでは無いのならなぜカミーノにいるのか、なぜ不良分隊について知っているのかが気になりますね。(実は予告では音声繋ぎ合わせただけで5人のことなんか全く知らないという可能性も0ではない)

実は5人を監視するためのスパイだったりするかもしれませんね。

カミーノの出番多め?
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ラマ・スー登場は初解禁?

ターキンとラマ・スー、どちらも腹黒キャラですが共演は(多分)史上初。

カミーノの意味分かんない形のドア、好き。

今回に限った話ではありませんが、ターキンは「エピソード3」本編よりもアニメの方が再現度高いですね。(一応ep3寄りのデザインになってはいますが)
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Vウイングは打ち切りの影響からか、「クローン・ウォーズ」ではDisney+に1度登場しただけ。アニメシリーズでの活躍にも期待ですね。

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このドロイドについてはダークトルーパーに似ていますね。
予告の中でもカミーノでは訓練とか色々平和そうな場面があったり、バトルドロイドと戦っていたりもしますから、もしかするとスタート時点ではオーダー66発動前なのかもしれませんね。

ゲストキャラ続々
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以前から登場が明らかになっていたフェネック・シャンド。「マンダロリアン」のキャラクターがアニメに登場するのは初ですね。(おそらく最初からアニメ登場は決まってたでしょうが)

後々ボバと関わる事を考えると、ジャンゴの遺伝子とはかなり縁が深い事になりますね。

今回の予告を見る限り、不良分隊とは敵対するのか?


おそらく「ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット」では今作のネタを入れてくるのではないかと思います。


それにしてもフェネック、何歳なんでしょうね?

「バッド・バッチ」と「マンダロリアン」では30年弱の時間が空いているはずですが...


演じているミンナ・ウェンの年齢を調べてみると...
現在57歳
だそうです。思ったより歳上でした。
これなら特に問題無さそうですね。

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↑50代後半一般人の動き


いやー、何がとは言わないけどあなたじゃなくて良かったですよ。

何がとは言わないけどね。何がとは。

フェネックって冗談抜きでマスクで周りが見えてなさそうですよね。




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ソウ・ゲレラも登場が発表!
フォレスト・ウィテカーへと移行中の完全新規デザインでの登場です。「カタリスト」のソウはコレをイメージすれば良さそうですね。

ちなみに英語版声優は「クローン・ウォーズ」でソウを担当したアンドリュー・キシノ氏。
ここ最近ゲームやアニメにおいてフォレスト・ウィテカーに出番を奪われていましたが、約10年ぶりにソウ役へと復帰です。

「ローグ・ワン」以前はTCW視聴者でも名前までは覚えていない人も多かったであろうソウですが、今やシリーズ引っ張りだこの便利キャラ。何があるか分かりませんね。なお実写のクオリティは壊滅的

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コレなんかはオンダロンのどこかだったりするんでしょうか?

宮殿ではなさそうですが。


ところで、今回の予告を受けてアソーカをたぶらかすだけたぶらかして振った(真実とは見方によって以下略)ラックス・ボンテリ君の安否を気にする声が散見されますが、「バトルフロント2」のスピンオフ小説「Inferno Squad」で「新たなる希望」の後の時代に登場し、アイデン・ヴェルシオらにボコボコにされているのでご安心ください。(ちゃんと生き残りました)



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なんとレックスも登場。これには金田明夫さんも仕事激増に涙目。エンドアまでライトスピィィド!

確かにシーロスに行き着くまでの過程はまだやっていませんから、間を埋める余地はありますね。

こうなってくるとウォルフやグレガーの登場も考えられますね。

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共和国軍艦の残骸があると「クローン大戦」や「フォールン・オーダー」を連想します。多分関係無いと思いますが。

ストーリーはどうなる?
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不良分隊の5人が傭兵になるようですが、どう見ても円満退役ではありませんね。

そもそも戦争集結後のクローントルーパー達の処遇もこれまで詳細不明でしたから、今作でそこについて深く掘り下げるのは確実でしょう。

兄弟と戦うのはツラい...かと思いましたが、この人たちレック(レギュラークローン)を下に見てたし案外そうでも無い可能性も...


不良分隊の指揮系統についても「クローン・ウォーズ」では誤魔化されていましたしね。


最近の傾向を見るに、何らかのサプライズキャラがいる可能性もあると思います。ウォルフとグレガーがそれに該当する可能性もありますが。
ミーバー・ガスゴンとWACがグレガーと再開する話とか来たら泣きます。


それよりさ、TCW未制作エピソードのキャッシーク編の補完は無いんですか?

初回70分
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5月4日に第1話が配信されますが、なんと初回は70分‼︎

噂ではなく、公式発表です。

「マンダロリアン」の短いヤツ2話分ってどういう事ですか?

コレで第2話以降が3分くらいだったとしても「フォース・オブ・デスティニー」を経験している我々は驚かない。(驚きます)


ちなみに、エピソード数は未だ不明です。

第1話が5月4日、第2話が5月7日、以降毎週金曜公開です。

ディズニー+のサーバーも強化されたようですし、おそらく問題無く観られるでしょう!


これのために12話の内貴重な4話をストーリー公開済みエピソードに割かれたことを許すつもりはありませんが、せめてそれを無意味な犠牲では無かったと思えるような作品になっている事を祈るばかりです。

予告を観る限りは面白そうなので、それなりに期待しています。

とはいえ安心安全からはかけ離れたフィローニ作品ですから、あまり期待し過ぎないのが良いと思います。


日本語吹替版については正直結構心配です。

Disney+版「クローン・ウォーズ」の吹替版はなぜか過去6シーズンにおける訳名を踏まえていない部分が散見されたり、各キャラの喋り方にも違和感があったので、そこら辺はしっかりして欲しいです。幸い新キャラが大半ですが。

あ、「新キャラ」のキャラは「キャラクター」の略ですよ。別に書籍の発売予定を消し飛ばしたりはしてませんから。


70分...最悪の場合地獄と化しますが、赤いロゴの映画150分から生還した人類なら問題無いでしょう‼︎

ちなみに
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今回はクソデカカタカナロゴは作られませんでした。

結構楽しみにしていたので残念です。

「オビ=ワン・ケノービ」にラーズ夫妻再臨‼︎
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ロゴをよく見ると最後の「I」がライトセーバーになっているコチラの作品もいよいよ撮影開始ということで、キャストが発表されました!

既にユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセンの出演は明かされていましたが、新たに「クローンの攻撃」「シスの復讐」でオーウェン、ベルーの2人を演じたジョエル・エドガートン、ボニー・ピエスの出演も発表!

ほとんど分かりきっていた事であるとはいえ、実際に発表されるとやはりテンションが上がりますね‼︎

正直オビ=ワンとベイダーが対決するっぽい事をキャスリーン・ケネディが発言している点については期待0割不安10割なのですが、やはりオリジナルキャストがこれだけ揃う作品となると期待はしてしまいますよね。


リーアム・ニーソンは出るんでしょうか?

あの人はSW出演にそれほど前向きという訳ではありませんが、一応TCWには出演していますし、可能性は0では無いでしょう。

が、やるとしてもサプライズに取っておくのではないかという気もしますね。
そしてリークされてバレるまでが1セット。


ベイダーとの再対決をするとなると、タトゥイーン脱出はほとんど確実ですね。どう脱出するのかは大いに疑問ですが。
ベイル・オーガナやヨーダの登場があってもおかしくはないですが、ベイルは「ローグ・ワン」にも普通に登場していますし、サプライズとしては少々弱い気がします。
ヨーダなら声だけ登場しそうですね。


不安、というよりは疑問が尽きませんが、面白い作品になっていると信じて待ちたいと思います‼︎


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