ホロネットCh.327

スターウォーズに関して、最新情報や思ったことを気ままに書いていくブログです。

カテゴリ:オリジナルトリロジー(ep4〜6) > エピソード6 ジェダイの帰還

6月に書いたモノを時間が無いであろう7月に公開する事で更新頻度を無理矢理守るswgmです。

今回はプラモデルです。

まずは1/12グリーヴァス将軍です。

高騰していましたが、再販によって定価で入手出来ました。
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メカメカしい見た目のグリーバス将軍ですが、あくまで彼は「生物」。

目が最初からプリントされており、既にキモイです。

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「クローン・ウォーズ」に「グリーヴァスのアジト」という回がありましたが、あれに登場する整備ドロイドの気分を味わうことができます。

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アァァァ‼︎

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ゴホッ、ゴホッ!

とにかくリアルです。

そして、このプラモデルにはこんなパーツが…

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内臓

どうしてプラモデルで内臓を組み立てなければならないのでしょうか?

人体模型を作るならまだしも、たのしくSF映画のプラモデルを組んでいる時に出てくるモノではありません。


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かなりディティールが細かい内臓ですが、残念ながらカバーで覆ってしまうので組み上げてしまうと見えなくなってしまいます。

どうしても見たくて発作を起こしてしまった場合には、オビ=ワンの気分になって胸をこじ開けましょう。


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内臓に骨格を取り付けるという謎の作業の後、だいぶ完成形が見えてきました。

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首と胴を繋ぐのがかなり大変

パーツが細かいためすぐに外れてしまい、噛み合うまで相当な時間を要しました。

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あとは四肢を取り付けて…

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グリーバス将軍の出来上がり。

…なのですが、やはり2本腕のグリーバスだけでは満足出来ないのが人間という生き物。


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なんとこのキット、僕が最も組み立てに苦労する「四肢」がさらに4本あるのです!

2本腕と4本腕は完全に別パーツとなっているため、それぞれ組み立てる必要がありました。

しかし、これを乗り越えた先に待っていたのは…

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テーテテッテーテテッテーテテッテテテテッ!
テッテッテーテテッテーテテッテッテー!

オビ=ワンもビックリの4本腕グリーバス、爆誕‼︎

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4本腕という常識を超えた身体ゆえ理想のポージングを考えるのは大変ですが、キマるとカッコイイ‼︎

ちなみにこの腕、可動性最悪です。

映画みたいにヌルヌル動かすなんて絶対無理です。

おそらくアーツが発売されないのはそのせいではないかと…


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2本腕で脚を外すことで、「グリーヴァスのアジト」でフィストーたちから逃げ回る将軍を再現する事が出来ます。

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一応2本腕セーバーも不可能ではありませんが、4本腕用の手首しかライトセーバーを持つのに対応していないため完全再現は出来ません。


そもそも映画ではやってないので仕方ないですが。

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1/12 グリーバス将軍
完成です。

なんと布製マントも付属しています。

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結局この状態で飾ることにしました。

というのも、4本腕だと横幅がエライ事になるんですよね…

単純にこの状態も普通にカッコいいので、全然OKです。

実は我がディスプレイ唯一のep3要素だったりします。(一応クローンのフェーズ2ヘルメットはありますが)


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つづいてはビークルモデル「デス・スターⅡ」です。

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スーパースターデストロイヤーの時とは違い、成型色がグレーなのでそのまま組めます。

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この商品の特徴はディティール。

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剥き出しの部分がとにかく細かい!

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内部構造も少し見えます。

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レーザーディッシュもしっかり作り込まれていますが、周囲との一体成型。

この部分だけ別パーツをハメ込む形になっていれば「ローグ・ワン」気分で最高だったのですが…IMG_2926
↑コレやりたかった…
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1/2,700,000 第2デス・スター
完成です。

ビークルモデルなので簡単に組めますが、ディティールはしっかりしています。



それにしても「1/270万」って意味が分からないスケール感だな…

スーパースターデストロイヤーのビークルモデルでさえ「1/10万」ですから、これと合わせるのでさえ27倍の大きさ。IMG_2144
やはり帝国軍の兵器、デカ過ぎる。頭小学生



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「クローン大戦」、「イウォークアドベンチャー」、「ドロイドの大冒険」と絶版DVDを揃えて来ましたが、ついにコレが最後!IMG_1907
「イウォーク物語」です‼︎

「イウォーク物語」は1985年にアメリカで「ドロイドの大冒険」と合わせて放送されたアニメ作品。
「イウォークアドベンチャー」の1作目の方が先に放送されていますが、2作目よりはコチラが早く放送。

「シーズン2」も存在していますが、コチラは単独番組。

日本ではVHSという形で初公開されましたが、VHSには一部未収録の回が存在するため、全話の日本語版が存在しているわけではありません。
DVD版の収録内容
「ドロイドの大冒険」と同様、4つのエピソードを編集して1つに繋ぎ合わせたモノが2つ収録されています。いずれもシーズン1からの収録です。

  • イウォーク村の災難(2話、1話、3話、9話)
  • エンドアの森の物語(10話、5話、4話、13話)

なんと、話数の順番と編集の順番が違う!

...のですが、正直全く支障ありません。

むしろ「イウォーク村の災難」はこの順番で正解だと思います。

今作は「ドロイドの大冒険」とは異なり主要メンバーが固定なので、まずはそちらを紹介しようと思います。

時系列としては「イウォーク・アドベンチャー」よりも前

ちなみに今作は全編日本語や英語、イウォークが日本語や英語で喋ります。


...大事な事なのでもう一度言います。
イウォークが日本語や英語で喋ります。
今作は「イウォーク・アドベンチャー」とは異なり人間のキャラクターがいませんから、そうしないと視聴者完全に置いてけぼりになるんですけどね。
一応イウォーク語で喋っている想定ではあるんでしょうけど、デュロックたちとも普通に言葉通じてるし、多分その辺りは触れてはいけないんだと思います。

時々語尾に「ヤブナブ!」って取ってつけた感満載で言ってくるのもご愛嬌。


ウィケット
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お馴染みのアイツ。イウォークの少年。

「エンドアの森の物語」の初めにはなぜかイケボ青年ウィケットのナレーションが入る。どう考えても映画の時点ではまだ子供だったし、一体どの時点から語っているのか不明。

ニーサ
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ウィケット君のお友達。

あのチャーパ村長の娘。真面目な女の子。

近年では「フォース・オブ・デスティニー」にも登場している。

ティーボ
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ウィケット君のお友達。優等生枠。

ログレイ先生に弟子入りするなど勉強熱心だったり、ウィケットに危機を伝えに行ったりと大活躍する。

映画でもお馴染みの顔なので、皆さん一目見てピンと来ますよね。

え?記憶と一致しない?仕方ないので映画のティーボの画像も置いておきます。
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ほら、そっくり。

ラタラ
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ニーサちゃんのお友達。

フルートが趣味。だいぶ気が強め。

ティーボ君が好き。

マラーニ
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ウィケット君ガチ恋勢末期。

パプルー
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大柄なお友達。

どちらかというと素行は悪め。

映画でスピーダーバイクを盗んだアイツ。

ちなみに、DVDの日本語版声優はルーク役でお馴染み島田敏 氏。なんで?


ログレイ
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映画や「イウォークアドベンチャー」でもお馴染みの魔術師。イウォーク界のヨーダ。

ログレイ先生は全てを解決してくれる。

デュロック族
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本作のレギュラー敵。

ドロンボーとかロケット団と同じ枠。


一通りキャラクター紹介が済んだところで、作品の内容を紹介していきたいと思います。
イウォーク村の災難
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ログレイのかつての友である凶悪な魔女、モラグとの戦いを描いた4部作。
「イウォーク・アドベンチャー」を経験した者はもう「魔女」と言われても一切動じない強い心を手にしている。魔法万歳。
強大な力を持つ魔法の石であるサンスターとシャドウストーン。2つは元来1つの石だったが、現在はサンスターをログレイが、シャドウストーンをモラグが手にしている。

モラグはシャドウストーンの恐るべき魔力を使い、ログレイ達イウォークに対して復讐を果たそうとしているのである。

モラグはかつて、イウォーク達にとって食糧や薬など様々な用途で欠かせないサンベリーの実をドラゴンを使い根こそぎ奪い取り、イウォーク達に大打撃を与えた事があった。
彼女は再びサンベリーを刈り取り、イウォーク達を追い詰めようとする。

魔法の力でこの事を察知したログレイは、サンベリーの実を全て隠す事にする。

木に魔法の石鹸を塗りたくり、サンベリーの木をドラゴンから見えなくするのである。
(この時点で ついて来られない人は、もう一度最初に戻って理解できるまで読み込みましょう。)

一方で不潔なデュロック族達は、その匂い故に虫に集られるという悩みを抱えていた。そこでイウォーク達が使っている虫を寄せ付けない効果を持つ石鹸を奪い取ることを決め、村に忍び込む。その際誤って塗った物が見えなくなる魔法の石鹸を盗み出してしまう。

当初の目的とは異なるものの、デュロックは図らずも姿を消せるようになったのである。
彼らは石鹸で姿を消したままイウォークの村を荒らし、「木の精霊」を自称して彼らに森からの立ち退きを求める。

石鹸を使い大半の木を隠したイウォーク達だったが、全てを隠し切るには至っていなかった。そして石鹸が盗まれていることに気付いたログレイは、残された足跡などからデュロックの仕業である事を突き止める。

イウォーク達はデュロック達のキャンプに突撃し、魔法の石鹸と虫を寄せ付ける石鹸をすり替える事に成功、何とかドラゴンの襲撃より先に全てのサンベリーの木を隠し切ることに成功する。

こうしてモラグのサンベリー全滅作戦は失敗に終わり、ウィケットらは石鹸が付いたままのサンベリーの実を美味しく頂いたのである。



次にモラグは火の精霊の女王であるイズリーナを捕らえる。(「イウォーク・アドベンチャー」でお馴染みの顔である)

モラグはイズリーナに呪いをかけ、イウォーク達の森を焼き払わせることにしたのである。

悪戯をした上で嘘を吐いたために見張り小屋に閉じ込められていたウィケット、パプルー、ティーボの3人は森の声を聞き、いち早く森の火事に気が付くが、大人たちはなかなか信じてはくれない。しかし目の前に呪われた火の精霊達が現れたことで、その日行われていた頭巾祭り(ある程度の歳の子供イウォークに頭巾を授ける儀式)は中断され皆んなで消化活動を開始、なんとか鎮火に成功する。(森の声は子供達の方が良く聞こえるそうです。知らんがな)

こうしてモラグの森焼き払い作戦は失敗に終わる。


その後ニーサとラタラは巨大なフロッグ族を目撃する。彼らは基本的に争いは好まないものの、怒りを買ってしまうと手に負えない凶暴な敵となってしまう。
ログレイは村の者を集め、フロッグ族に近付かないよう注意喚起を行う。
その後ウィケット君ガチ恋勢末期のマラーニが「ウィケットが好ぅきぃ!」と連呼しながら歩いていると(頭巾授かったばかりの小さい子なので許してあげて下さい)、偶然ウィケット、ニーサ、ティーボ、ラタラの4人を目撃する。あろうことかウィケットは「マラーニうざい邪魔(超意訳)」という愚痴を吐いており、マラーニは号泣しどこかへ走り去ってしまう。

一方4人家族のフロッグ族の赤ん坊がフラついていると、超絶低クオリティ作画のヤズム族に襲われてしまう。
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↑元からエンドア出身設定

そこにモラグが現れ、ヤズムを撃退。赤ん坊は安心するが、直後彼はモラグに捕らえてしまう。

ヤズムはモラグの手下だったのである。

赤ん坊がいないことに気が付いたブロック達は、イウォーク達の武器が落ちているのを発見する。

モラグはフロッグ達にイウォークが赤ん坊を拐ったと思い込ませ、村を攻撃させようと企んでいたのだ。(ちなみにプクプクちゃんと違って愛嬌のカケラも無い。)
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正直あんなデカい赤ん坊の世話は面倒くさいモラグは、虫除け薬を渡して貸しを作ってあったデュロック達に赤ん坊を預ける。

しかしデュロック達のテキトーな管理故に赤ん坊は逃げ出してしまう。
しばらく経ってウィケットの愚痴を聞かれていた事に気付いたイウォーク一行は、すぐさまマラーニの捜索へ向かう。

一方でマラーニはお腹を空かして泣いているフロッグの赤ん坊と仲良くなっていた。ウィケットらは無事彼女と再開する。

その後デュロックは赤ん坊とイウォーク一行を捕らえるも、ラターラ達の策略により脱走。(フルートとニーサの唄で子守唄を演奏しデュロック達を眠らせるという諸葛亮もビックリの名策略である)

フロッグ達はイウォークの村に攻撃を仕掛けていた。しかし赤ん坊がそこに現れ、イウォークはむしろ自分たちを助けてくれたことを伝え、事は収まる。

デュロック達は赤ん坊を取り戻すべく追跡していたが、フロッグ達に見つかり追い回される。何とか逃げ切った彼らを待っていたのは、怒り心頭のモラグであった。


チャーパからログレイの英雄譚を聞かされたティーボは、彼への弟子入りを志願する。(一応映画でログレイと似た格好をしていたことに繋がっているのか?)

修行と共にログレイ宅で雑用をこなすティーボだったが、ウィケット、ニーサ、ラタラに対して強がってしまい、ログレイの魔法の道具を勝手に持ち出しまだ使いこなせない魔法を次々に披露する。しかし大失敗し、杖を折ったりラタラのフルートをダメにしたりと散々な目に。

そこへ謎の美女が現れ4人を呼ぶが、その正体はモラグであった。


モラグは魔法を介してログレイに4人を人質に取った事を伝え、サンスターを持ってアジトである火山にやってくるよう要求する。
ログレイはサンスターを手に、単身火山へ向かう。

魔法で戦いを繰り広げるログレイとモラグ。(※スター・ウォーズです)
モラグの力はログレイを上回っており、彼はサンスターを落としてしまう。サンスターとシャドウストーンが再び1つとなると、モラグはその力で火山のエネルギーを取り込み怪物へと変貌を遂げる。(※スター・ウォーズです)IMG_1934
ログレイは杖を吹き飛ばされてしまうが、ティーボの助力でそれを取り戻し、地下水を噴き出させてモラグのマグマを冷やす。モラグは急激に冷やされ岩となるが、最後の力を振り絞り、崩れる際にログレイを下敷きにする。

が、ログレイは無傷であった。

こうしてログレイとモラグの長きに渡る因縁に決着が付いたのである。


正直これのどこに「スター・ウォーズ」を感じろというのかは疑問だが、まあコレはコレとして普通に観られる。

「イウォーク・アドベンチャー」の時といい、エンドア物騒過ぎ。


エンドアの森の物語
先述の4話とコチラとでは決定的に違う点がある。

それは、4話を繋げる必要性が全く無いという事である。

「イウォーク村の災難」は全てモラグとの戦いとして一貫していたが、コチラの4話はどれも1話完結、なぜ繋げる必要があったのか全く不明である。


ウィケット達が雨宿りをした先は、何か古い建造物の下であった。その正体に疑問を持っていると、カンイク(「イウォーク・アドベンチャー」に登場した魔法使い。ログレイとキャラ被ってる)がウィケットのひい爺ちゃんが作った戦車である事を告げる。
ひい爺ちゃんはこの戦車を使い、魂の木を倒そうとしたデュロック達を追払い、汚い沼地へと押しやったのだという。
ウィケットはこの戦車を復活させる事を決意するが、その保存状態は最悪。ほとんど朽ち果てており、カンイクから貰った設計図を元に再建することに。
だが意味の分からない計画に賛同者は現れず、協力してくれたのはウィケット君ガチ恋勢末期マラーニのみであった。

イウォークが戦車の再建を始めた事を知ったデュロックは、それを奪い取って逆襲してやろうと企てる。
ウィケットが戦車を完成させた直後、デュロック達はそれを奪い取ってしまう。

慌ててこの事を村に伝えるウィケットだったが、大人たちはウィケットが戦車を再建した事を含めあまり真面目に取り合ってくれない。

落ち込んだままひい爺ちゃんの魂の木に語りかけるウィケット、するとひい爺ちゃんの幽霊(青くてボンヤリしたヤツではなく、ガチのフワフワ系幽霊である)から自分も戦車を作っている時は笑い物にされたことを告げられ、勇気を与えられる。

戦車を取り戻しに向かったウィケットだったが、逆に捕まってしまい、戦車の中に人質として捕らえられてしまう。デュロック達は戦車に乗り込み、イウォークたちの魂の木を倒しに向かう。IMG_1935
↑戦車とはいってもこういう感じ。火器は無い。

ウィケットの再建は完璧であり、イウォーク達の攻撃ではが全く歯が立たない。

そこにウィケット君ガチ恋勢末期マラーニが現れ、戦車に乗り込みウィケットを救出(「アタシのウィケット!」byマラーニ)。ウィケットは杭を抜いて戦車を倒壊させる。この際魂の木に激突しないようにしてくれたのはひい爺ちゃんの幽霊の念力である。(※スター・ウォーズです)

結論としてマラーニ最強、ひい爺ちゃんほぼジェダイなのであった。

ちなみにその後戦車は再建された。「それエンドアの戦いで使えよ!」と思ったら、設定上は使われていたらしい。後付けは良くも悪くもなんでもアリ。


続いてはラタラの話。

ラタラはもっとフルートの才能を活かす生き方を求めていた。そこへ旅の芸術団、ジンダ族が現れ、イウォークの村で芸を披露する。
ラタラはそれに感化され、こっそりジンダ族と共に村をさってしまう。

デュロックの族長は、妻から子守を雇うよう求められる。そこでイウォークを1人誘拐することにする。(なんで?)

ジンダ族の一員となったラタラだったが、やらせてもらえるのは衣装の洗濯やアシスタントばかり。フルートを吹かせてはもらえない。
そんな中でラタラはデュロックに誘拐されてしまう。

ウィケット達はジンダ族からその事を知らされ、共にデュロックの村へと向かう。
デュロック達へ芸を披露するジンダ族だが、鑑賞マナーは最悪。物を投げつけたり、動物を食べようとしたり...

そんな中でロープを使っての空中浮遊芸に、ボランティアとしてラターラを無理矢理ステージに上げる。イウォーク達がロープで彼女を持ち上げ、そのままラターラを奪還する作戦である。途中トラブルに見舞われラタラのフルートの演奏で場を繋いだものの、何とか彼女を救出。暴走する客に慣れているジンダ族の活躍でデュロックも撃退された。

故郷が恋しくなっていたラターラはイウォークの村へ帰る決断をし、ジンダ族に別れを告げた。


次の話は毒キノコに触れた結果ウィケットの父さんが命の危機に見舞われて薬を手に入れる話なんですが、何の捻りもないので割愛します。



ウィケット、ティーボ、パプルーは旅先で強暴な赤毛のイウォークに遭遇する。彼女は動物を手懐け、狩りをするデュロック達を撃退していた。
このデュロック達を見た際、パプルーから今作屈指の名言が飛び出す。
イウォークが狩りをするのは他に食べ物が無い時だけだ。むやみに動物を殺したりはしない。
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だそうです。

村に戻ってこのイウォークの事を伝えるウィケット達。それを聞いたニーサは柄にも無く取り乱してしまう。
実はニーサにはアシャという姉がいたのだ。イウォークでは珍しい赤毛で、幼い頃に母さんと姉と3人で川へ出かけた際、猛獣に襲われたのである。母は亡くなり、姉は行方不明、自分だけが救出された。
父のチャーパにアシャが生きていると訴えるニーサ。しかしチャーパは探しに行く事を許してはくれない。これから森は雪の季節で危険なのだ。
それでもニーサは諦められず、ウィケットと共に豪雪の森へ入る。しっかり滑落しかけるが、そこにチュカ=トロック(「イウォーク・アドベンチャー」に登場した斧の名手。コイツが生きている事が時系列の根拠)が駆け付け助けられる。

その後猛獣が現れチュカ=トロックも苦戦するが、そこにアシャが現れ助けられる。ニーサとアシャはすぐにお互いを認識し、再会を喜ぶ。
しかしアシャは村へ帰る事を拒む。動物達をデュロックから守るために戦っているためである。
一行はデュロックと戦い、その族長を懲らしめて二度と動物をいじめない事を誓わせる。コレで動物が傷付けられる心配は無くなり(無くなったのか?)、アシャは村へ戻り、父との再会を喜ぶのであった。

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狩り、ダメ、絶対。

ちなみに日本語版でアシャの声を担当しているのは、今や女性声優でトップに近い水樹奈々 氏である。このDVDの発売は2004年、海外の低予算DVDの日本語版で単発ゲストキャラの声をやっていた時期もあったとは、厳しい世界なのだろう。

所々繋がってる...
「整合性なんて知った事か!ヤブナブ!」みたいな作風なら良かったのだが、地味に映画や「イウォーク・アドベンチャー」へ繋げる要素があったりするので無視して良いのか怪しい。

というかエンドア、なんでこんな魔法世界と化してるんだ?


まあ、フォースと何らかの形で繋がりが強い星でだからこそ、シディアスがエンドアを選んだみたいな解釈も出来ないことはありませんが...


とはいえ、観終わる頃にはどういう訳か主要キャラの皆を好きになっている。

この作品から「スター・ウォーズ」を感じ取るのは至難の業だが、コレ単体としては普通に観られる。
「ドロイドの大冒険」を観ている時のような気が遠くなるような感覚にはならない。
正直「イウォーク・アドベンチャー」の2作目よりは面白かったと思う。


当時の子供のお守りに使う分には全く問題無い出来ですし、倫理的に変な所も無い(というより倫理観基準でイウォークの性格がたいぶ改変されてる)ので、幼児・児童向けアニメとしては申し分ないでしょう。

米ディズニー+に出現!
なんと!アメリカのディズニー+で4月から
  • クローン大戦
  • イウォーク・アドベンチャー2作
  • イウォーク物語
  • ホリデースペシャルアニメパート

が配信される事が明らかに!

「クローン大戦」については「Volume1」「Volume2」と記載されているので、DVDの内容が配信されるのでしょう。

問題は「イウォーク物語」。

なんと「シーズン1」「シーズン2」表記!

先述の通り、「イウォーク物語」は2シーズン構成。一部エピソードはVHSにすらなっていません。

DVD収録の2本という可能性も無いとはいえませんが、この表記からすると全話配信されるのでは⁉︎という憶測が。

もし未ソフト化エピソードまで配信されるとすれば大事件ですよ‼︎


あれ、「ドロイドの大冒険」は?

...どうやら編集版(DVDに収録)を作った時点で既に楽曲の権利がゴタゴタしていたらしく、差替えが行われたりしているとのこと。

もしかすると「全話配信に向けて調整中」なのかもしれません。


とはいえ、上記は全てアメリカの話。

日本上陸は...正直厳しい気がします。

「イウォーク・アドベンチャー」「クローン大戦」はまだ可能性あるかもしれませんが、「イウォーク物語」は先述の通り日本語版が存在すらしないエピソードがある状態。しかも吹替用音声はDVDを除いて全てアナログ。そもそもオリジナルのテープ残ってるかどうか...
さらに悪いことに、あくまで僕が調べた範囲ですが、VHSに日本語字幕版無さそうなんですよね。

となってくると、ディズニー+に出そうと思ったら
  • 全話字幕を新規制作
  • 全話吹替を新規収録

の少なくともどちらかをやらなければならない。

みんな大好き東北新社も「イウォーク物語」にそんな手間かけられるか?と聞かれると...

全ての円盤を我が手に
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ついに!ルーカス製「スター・ウォーズ」全作品の円盤が揃いました‼︎

映画のバージョン違いとしてはep4〜6のリミテッドエディションDVDも所持していますが、こうして各作品を並べてみるとなかなかの満足感!

絶版系DVDは未所持という方は少なくないと思いますが、興味がある方は「クローン大戦」をオススメします。正直「Volume2」だけでも良いと思います。
次点で「イウォーク・アドベンチャー」ですね。コチラも1度は観てみる価値アリだと思います。
「イウォーク物語」を観たい、という場合は先に「イウォーク・アドベンチャー」を観ておくことをオススメします。
「ドロイドの大冒険」は...やめとけ。




さて、コレでルーカス製「スター・ウォーズ」完全制覇...とはいかないんですよね。

ep2と3のDVD版はレンタルで観たのですが、ep1はDVDとBlu-rayでヨーダが丸っ切り違うはずなのでDVDも所有しようと思っています。

何気に4K版も若干新編集入ってますから、いずれは買わないといけないんですよね...

「特別篇」はVHSで購入以外の手が無い上、そこまでする価値があるとは思えないので観るつもりはないです。

そして「ドロイドの大冒険」「イウォーク物語」の2作については、DVD収録分しか観ることが出来ていない!

未収録分は?と言いますと、正直「イウォーク物語」についてはほとんど諦めてます。一応VHS購入という手はありますが、かなり高額になるので流石に...
事と次第によってはVPNでアメリカのディズニー+に突撃するかも?(ただ正直VPNはあまり気乗りしない)

「ドロイドの大冒険」は...FullSizeRender
TSUTAYAにある...

VHSデッキごと貸し出しやってる...

これは逃げられない...


「ドロイドの大冒険」、あの悪夢が再び。

戦いは、終わらない。



「swgm vs ドロイドの大冒険」
都内から家までVHSデッキを運搬し、人生で初めてビデオテープを自力で扱い、クソアニメを観る。
最後にして最強の敵との大決戦。
いつになるかは正直分かりませんが、乞うご期待...



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ついに買いました!IMG_1455
イウォーク・アドベンチャーのDVD!

1984年にアメリカでTV放送され、1985年に日本で劇場公開された「イウォーク・アドベンチャー 勇気のキャラバン(旧題『イウォーク・アドベンチャー』)」IMG_1481

1985年にアメリカでTV放送され、1987年に日本で劇場公開された「イウォーク・アドベンチャー 決戦!エンドアの森(旧題『エンドア/魔空の妖精』)」IMG_1482
↑「限定品マスコット人形<白いペガサス>」とありますが、そんなものは登場していません。白馬なら数秒いたけど。

両作品共にジョージ・ルーカスが製作に関与しており、「ジェダイの帰還」でお馴染みのイウォークたちと共にシンデルらが冒険を繰り広げる物語。

DVD化のタイミングで邦題が変わっている、というのもep6と同じだったりします。



勇気のキャラバン
「イウォーク・アドベンチャー」は黒歴史と俗に言われていたりしますが、少なくともこの「勇気のキャラバン」に限ればそれほど酷くはありません。

まあ出来が良いとは言えませんが、普通に観れますし、楽しめる部分は楽しめます。

もし誰かから「面白い?」と聞かれたら、「まあ面白いんじゃない?」と答えられると思います。

ストーリーを超絶ザックリ説明しますと...

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↑メイス
  • 兄メイス(主人公)(スペルも某マスターと同じ)と妹シンデル、その両親の乗った船がエンドアに墜落。
  • メイスが船を離れている間に両親がゴラックスに拐われる
  • イウォークが船を発見。メイスとシンデルを保護
  • シンデルの治療してもらったり猛獣から助けて貰ったりで仲良くなる
  • メイスらを襲ったボアウルフ(カノン化済み)が父さんの腕輪を所持
  • 魔術師ログレイ(お馴染みあのログレイです)が魔法で(魔法です)腕輪からメイスらの両親がゴラックスの巣に囚われていることを突き止める(ほぼナイトシスター)
  • イウォークたちと共にゴラックスの巣へ
  • 途中で仲間(脳筋と魔法使いと妖精)を加えながらゴラックスの巣へ
  • クソデカスパイダーと戦ったりしながらゴラックスと対決
  • 両親を救出したものの、途中で加わった脳筋が死亡。メイスは彼から斧を託される
  • ゴラックスに追い詰められ、シンデルやウィケット絶体絶命のピンチ!メイスが脳筋(チュカ)から貰った斧を投げ付けてゴラックスを奈落の底へ突き落とす
  • 村でみんなでパーティー
  • めでたしめでたし


おそらく未見の方の大半が「普通にSWじゃね?」と思ったことであろう。実際衣装やメカニックのデザインもそれほどSWと乖離しているといったことはない。

ところがこの作品、所々に気になるでは済まない問題が存在しているのである。

リアルアニマルズ
本作にはエンドアに息づく様々な動物たちが登場する。その一部をご覧いただこう。IMG_1483
ログレイの所にいる鳥です。

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飼われてます。

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飼われてます。

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飼われてます。

要するに、春壱先生の精神が限界に達してオルデランを春壱先生宅のウサギたちが闊歩し始めたとしても、これを盾にすれば許されるのである。

唐突に魔法
この作品では「魔法」がさも当然かのように登場する。
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「ジェダイの帰還」では祟りの取り扱いに困っていたログレイ氏だが、本作では普通に魔法を使ってメイスの両親を見つけ出している。

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ゴラックス退治に協力するカインクは普通に魔法の杖を持ち、クリスタルを光らせてクモの動きを止めたりしている。

能力の割に活躍が地味だったりするが...

この人たち、何者なんだ?あれはフォースなのか?

だとすればあの一族の感応者率高過ぎである。

謎の茶番
これについては実際に観ることでしか伝わらないと思うのだが、尺稼ぎとしか思えない謎映像が複数存在する。
まずはシンデルの病気を治す薬の材料を探す場面。メイスがなぜか木の穴に「右手」を突っ込み、そこにいた生物に手を噛まれウィケットらに助けられる。
次のシーンでは既に薬が完成しており、傷付いたメイスの「左手」をイウォークたちが治療しようとするが、メイスは「俺は良いから妹を優先しろ」と怪我を放置する。
その後歩きながら右手の動きを確認する場面があるが、以降その話が再び姿を見せることはない。


次は旅に出た後である。
メイスらは川の近くで休憩。長旅の割に誰も水を取りに行ったりはしない時点で謎なのだが、メイスはその川に近付いていく。
そして、なぜかおそるおそる手を水面に近付ける。
その直後、メイスは水中に転移してしまう。浮上しようとするが、水面はガラスのように硬い。シンデルらがこれに気付き、枝を渡そうとしても枝ごと吸い込まれてしまう。
その時、シンデルの提案でウィケットがログレイから託された「魔法の杖」を差し出すと、メイスはそれを「掴んで」脱出に成功する。

まずこの魔法の杖、ここでしか使わない。というか魔法使いキャラがキャラバンにいるのになぜ別の魔法の杖を?

そしてこの出来事、今後の伏線になるとかそういったことは一切ない。完全に謎である。


その後別の地点で休憩していたのだが、ウィケットが大きい音を立てた結果、馬(馬です)がシンデルを乗せたまま走り出してしまう。それをチュカが馬に乗って追いかけ、何とか追いついて連れ戻す。
以上、終わりである。別に今後の伏線になるとかは無い。

こういった「ナニコレ?」と思わざるを得ない映像が所々に挟まってくるため、観ていてテンションが全く上がらない。この辺をカットするなり上手いこと編集するとだいぶ面白くなる、はず。


近年の作品にも登場の要素
この作品はソフト化されているスピンオフ映像作品としては最古のものである。それもTVスペシャルという特別な媒体。

それ故なのか、後年の作品でもその要素が拾われていることがある。

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まずは本作のラスボス、ゴラックス。
「フォース・オブ・デスティニー」でも大活躍である。「フォースコレクション」にも登場していたりと、そのインパクトからか今作を代表する存在となっている。


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また「バトルフロントⅡ」のイウォークハントで登場する武器「ウィスティーポーチ」もこの作品が元ネタ。謎の妖精。一応ゴラックスに嫌がらせしたりしましたが、正直何のために出てきたのかは謎。ウィスティーにも結構尺割いてました。アニメーション描くの大変だろうに...


まあ気になる点は少々...いや結構ありますが、別に黒歴史というほどの出来では無いですし、もっと知名度があっても良いんじゃないかな?とこの作品を観た後には思っていました。

ストーリーも超王道ですし、メイスも「ザ・主人公」って感じ。イウォークと2人の関係性も良い感じでしたしね。


...問題は次です。


決戦!エンドアの森
「勇気のキャラバン」にて、メイスとシンデルは両親を救い出し、宇宙船を修理しつつイウォーク達と仲良く暮らし始めました。

が。






が‼︎




メイスと両親、開幕5分で死亡



...大事なことなのでもう一度言います。

メイスと両親、開幕5分で死亡‼︎
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↑開幕5分で死亡した前作主人公。これでもちゃんと死ぬ描写があるだけ某イカの提督よりマシだったりする。


前作の戦い、チャラです。というかメイス死んだのでマイナスです。某マスターと同じ名前なのが悪い。

ちなみにお母さんは映った時点で死んでました。今なら大炎上必至。

ということで、前作ではお兄ちゃんに守られる担当だったシンデルが主人公に就任。
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ウィケットも出番が大幅増。シンデルと共にエンドアで大冒険を繰り広げます。


前作ではモンスター相手に戦いを繰り広げた一堂でしたが、今作のヴィランは山賊。IMG_1495
ラスボスとなる山賊の頭領テラク。
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そしてもう1人のヴィラン、魔女のシャラル。

もう「魔女」と言われても何も感じなくなってしまった。

一応設定上はテラクはエンドアに墜落した宇宙海賊で、シャラルはダソミアから逃げ延びたナイトシスターらしいのだが、これは100%後付けと考えて間違いない。

というのもこの2人、「宇宙船のエンジン」という概念を持ち合わせていないのである。

宇宙船を動かすために「パワー」が必要だと知り、宇宙から来た者たちにその「パワー」を使わせようとするのだが、2人とも「パワー」を魔法だと勘違いしているのである。

宇宙から来た奴がそんな勘違いする訳なかろう。

そして山賊の皆さん、結構いる。

製作段階ではエンドア原住の方々であると想定されていたのではないかと思わざるを得ない。そうなってくると普通に銀河標準語で話してるし何なんだコイツら?という話になるのだが…

また、この作品では更に意味の分からないことが発生する。
それは...
ウィケットが喋る



...大事なことなのでもう一回言います。

ウィケットが喋る


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↑造形がちょっと残念なウィケット氏

実は前作でも所々で「ベーシック通じてないか?」と思う箇所はあったのだが、今作では普通にカタコト英語を喋る。

前作は「少年たちと原住モフモフの大冒険!」であったが、何の不自由もなく意思疎通している以上もはや「原住」要素は無い。ただの「少女とマスコット」である。

クララが立ったら嬉しいが、ウィケットが喋っても別に嬉しくはない。

新マスコット登場
もうマスコットキャラ達がワイワイやる作品と化したため、2作目には2作目の新マスコットキャラが用意されている。

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それがコチラのティークである。

...これは可愛いのか?

とはいえ、彼は足の速さが尋常じゃないため結構活躍する。

ちなみに、旧スターツアーズの搭乗前の注意事項VTRにも乗客の1人として登場している。制作年代的にもイウォーク含め本作で使った物を再使用したのであろう。

ちなみに、この種族も設定上は太古の昔に墜落した者達の子孫らしい。エンドアに墜落し過ぎじゃない?

別にコイツは原住設定で良いじゃん?
ブラーグ登場
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アニメシリーズや「マンダロリアン」でお馴染みのブラーグはこの作品で初登場。山賊たちの乗り物として大活躍です。

なぜエンドアの生き物がライロスにいるのかは疑問だが...

割と最近まで「クローン・ウォーズ」の新作クリーチャーだと思っていました。ゴメンなさい。
面白くない
ブラスター持った山賊相手に、イウォークたちがあの手この手で立ち向かうという映画を思わせる展開はともかく、全体として面白くない。

というかウィケットが映画以前に喋ってるってどうなのよ?

一応ハッピーエンドで終わるが、前作で助け出した両親とメイスが死んでいながらハッピーエンドです!と言われても...

山賊たちの雰囲気はSW感満載なんですけど、そもそも彼らの存在自体が謎過ぎて...

ちなみに本作でもリアルアニマルズは健在。カラスや馬のオモチャを買ってきて「スター・ウォーズグッズです!」と主張して飾ることも可能である。

封印レベルではない
単純に出来がイマイチなだけなので、封印すべき黒歴史とまではいかない。もう少し視聴手段増えて欲しい、くらいに思う。

とはいえ、イロモノ枠であることは否めない。

個人的には
  • 「勇気のキャラバン」の王道展開
  • 「決戦!エンドアの森」の戦闘スタイル

これらを合わせれば結構良い作品になるのではないかという気がする。もちろん茶番カットも必要だが。


DVDは実写作品ということもあってやや高騰気味である。とはいえ れっきとしたルーカス製「スター・ウォーズ」。
「クローン・ウォーズ」のトンチキ回と大体同じようなものだと思って問題無い。観ていて苦になるといったことは無いし、ネタにもなる。

正直「ドロイドの大冒険」はネタにもならず救いがないと感じたが、コチラはいくらでも救いようがある。クリーチャーやエイリアンのデザインは一部現在にも残るくらいにはしっかりしているし。

「イウォーク・アドベンチャー」、皆さんも是非!


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賛否の多い特別篇。
僕に馴染みのあるのはむしろこちらの方なのですが、オリジナル版も是非観てみたいということでリミテッドエディションのDVD3種をまとめて購入。
ついにその最後の1つです。IMG_8486
ジェダイの「復讐」を初鑑賞‼︎
エピソード6が「ジェダイの帰還」と呼ばれるようになったのは2004年。
そのため、エピソード6のオリジナル版は「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」と呼ばなければなりません。
他2つより呼び分けが簡単なので僕ら特別篇世代には都合が良いですが、原題に合わせるよう署名まで行われていたという話を鑑みると往年のファンには苦い思い出なのかもしれませんね。

今回鑑賞したのは前2作同様「英語&劇場公開版字幕」です。
「防御シールド」字幕に登場‼︎
今回も「エピソード6 ジェダイの復讐」が字幕に入れてもらえてませんが、「帝国の逆襲」の字幕には無かった「防御シールド」という言葉がようやく登場‼︎
ただ「共和騎士」と「理力」は健在。

「上院」が1作目以降出て来てないのがせめてもの救い?
全体的にスピーディーな序盤
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まず一点知らなかったのは、ジャバの宮殿のドアがコンパクトだったという事。

Blu-rayではカメラがドロイドコンビの方へ寄って行った気がするのですが、特にそれは無かったと思います。
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続いてのポイントはかの有名な「ラプティ・ネク」。
曲だけならspotifyで聞いた事がありましたが、映像で見るのはメイキングを除くと初めて。
ジャバの「もっと歌って踊れ」という台詞は無く、ワイプがかかったら既に歌の途中。「ジェダイ・ロック」版よりも尺も短くなっていましたね。FullSizeRender
個人的に「ジェダイの復讐」でもっとも衝撃を受けたシーンがこちら。
Blu-ray版ではオーラが穴に落とされた後ランコアを見て恐怖に怯えるカットがありますが、なんとそれが無い‼︎
あのシーンが無いのは帰還世代的には違和感どころの騒ぎでは無い‼︎
3POのトラクタービームの説明、ワンパの食事と並んで個人的3大衝撃シーン決定です。

ボバのシーンが後から増やされていることは知っていましたが、ジャバの宮殿のシーンは後から色々継ぎ足された結果現在はそこそこ「長い」と感じる物になっているように思います。
が、オリジナル版はサクサク進んでいる印象。映画全体としてのまとまりはこちらの方が良いのではないでしょうか?
ただ、シーン1つ1つの出来は現在の方が良いと思います。

正直僕はCGのサイ・スヌートルズの方が好きです。曲まで変える必要性があったのかは疑問ですが...
ディズニー的に絶許案件
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これは当時でもダメでしょう‼︎
ディズニー体制下でのオリジナル版リリースは、いくら懐古主義とはいえこれがある限り無いのでは?
ハンの解凍シーン
これは知らなかった点、ハンの解凍シーンの違和感がスゴイ‼︎
Blu-ray版よりも合成が不自然で、全身が溶けていく感じはなく一部が剥げ落ちていくような印象。
これは改善点と言えますね。

ボバ・フェットムシャムシャ君
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サルラックが全然違うというのは有名な話。
ただの気持ち悪い穴。
生物感はあまり無い。
僕は現在の姿の方が圧倒的に好きですね。
砂漠を航行するセールバージのカットもバンサがいないなどの違いがあり、こちらも尺が縮まっていますね。
ハンがボバを倒したシーンが違った気がするのは気のせいでしょうか?ここはあまり確信が持てません...
タトゥイーンを発つと...
ヨーダが死んで、会議を終えて、エンドアに入って、イウォークと出会って、ルークがベイダーのもとへ向かって、シールド基地に侵入して、捕まって、It’s a trapして、アイーアーして...

結構気合い入れて観てたのですが全然違いが分からない‼︎これほどの時間があったので多分何か見落としがあると思うのですが、全然分からない‼︎
赤ちゃんイウォークになんか違和感を感じたんですけど確信が無い...
ただep4→5でBlu-ray版とオリジナル版の差異が激減していることを鑑みると、こちらも減っていておかしくは無いのだが...
流石に減りすぎだよな...
ショートしたR2
これは特に知っていたわけではありませんが、Blu-ray版にCG感があったのでなんとなく予想は出来ていました。

ストームトルーパーに撃たれたR2から色々飛び出しているものがオリジナル版だと少ないですね。
セバスチャン・ショウ
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セバスチャン・ショウの差し替えられっぷりは特に有名。
本当に眉毛生えてたんですね。IMG_8493
初見時、突然知らん兄ちゃんが出てきて「誰?」って思った記憶、というか言った。横から親に「1〜3(正しくは2と3)のアナキン」と言われ戸惑った記憶が。
このフォースゴーストに関して、ルーカスなりの理屈はあるようですが、明らかに改悪ではないかという気が...
イウォーク・セレブレーション

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こちらも超有名なエンディング。
まず曲が違う。
ベスピンもタトゥイーンも、コルサントもナブーも無い。
ただエンドアの映像は共通しているものも多いんですね。
正直言うと
ちょっと期待し過ぎました...
リアルでもネットでも、色々な人が「全然違う」と口を揃えて言うので、物凄く新鮮な驚きを味わえるのかなとメチャクチャ期待していたので、ちょっと拍子抜けした感じがあります。
そもそも同じ映画なんだから新鮮な驚きを期待する方がバカなのかもしれませんが。
実際全然違うのですが、やっぱりBlu-ray版に親しんできたのでBlu-ray版が一番と感じてしまいます。
要するに、「自分が一番慣れ親しんだバージョン」が一番なのでしょう。
正直言うと、エンディング曲は現在のものの方が好きです。まあわざわざ変える必要があったのかは確かに疑問ですがね。長尺化でも対応できたのではないかという気はします。
おそらく今後「大規模な変更」が加えられることは無いでしょうから、その点僕は幸せなのかもしれません。

これにて、「リミテッドエディション」のオリジナル版鑑賞は全て完了...
とはいきません。
まだ「劇場公開版吹替」が残っている‼︎
のですが、現在の吹替をイマイチ覚えていないので一度そちらを確認してからにします。


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余談
書き始めた時点でのタイトルは「乳あってクチバシ無し」でした。流石にやめました。


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