「オビ=ワン・ケノービ」予告映像解禁‼︎
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ついにですよ‼︎

ユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセンの2人が再び「スター・ウォーズ」の世界へ帰還する注目作、ついにその映像と場面写真が解禁されました!

↑サムネイルだけでジャワジュース4杯イケる



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1977年5月25日にアメリカで封切られた「スター・ウォーズ」第1作目にて、高貴で偉大なるアレック・ギネスが演じたオビ=ワン・ケノービ。

その後「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」でもアレック・ギネスがイヤイヤ続投し、「スター・ウォーズ」シリーズを語る上では欠かせない重要キャラとしてその名を轟かせました。

そんなオビ=ワン・ケノービ役を引き継ぎ、彼の若き日の戦いを演じ切ったのが…IMG_5679
ユアン・マクレガー!

反乱軍パイロットのウェッジ・アンティリーズを演じたデニス・ローソンの甥っ子であり、小さい頃からレイア姫役でスター・ウォーズごっこに勤しんできた彼の役柄は高い人気を誇り、アニメーション作品でモデルになったことなどもあってか、今や「オビ=ワンといえばユアン・マクレガー」という人も少なくないように思います。

そんな彼が、17年ぶりにジェダイのローブに袖を通す日がやってきました‼︎

「シスの復讐」の10年後を舞台に、オビ=ワンの新たな物語が幕を開けます!

絶望の隠遁
これまでオビ=ワンの隠遁生活にスポットが当たる機会は稀でしたが、今回のドラマではたっぷりとその様子を見られる模様。
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映画で乗っていたイオピー、晴れて今作にも続投。まあコレは当然か。

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バス?に詰め込まれ、いかにもな低賃金労働に勤しむケノービ。

生活費を稼ぐために四苦八苦するオビ=ワン、かつてのジェダイマスターの輝きはどこへやら。

表情も完全に死んでますし、カッコ良かった髭もただ毛深いだけになってしまった。

そして、公開された場面写真で印象的だったのが…

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オビ=ワン、家無いんかい‼︎
「新たなる希望」では家の中にルークらを招き入れていましたが、この頃はまだホームレスだったらしい。

予告編のナレーションでは「暗黒時代」の到来、ジェダイの敗北に絶望しきっていることが伺い知れましたし、かなり暗い話になるのか?

しかしそんな彼にも、1つの大きな任務が…
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幼少期のルーク・スカイウォーカーを遠くから見守るオビ=ワン、これこそが彼の「ジェダイ」としての務め。

新たなる希望を見守っていながら、自分自身は銀河に希望を見出せずにいる、全てを失った男の悲壮感が漂っています。

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ちなみに、オビ=ワンが使っている双眼鏡は「クローンの攻撃」用に制作され、「クローン・ウォーズ」で度々使用されたモノ。

オビ=ワンが戦時中持ち歩いていたモノ、そう考えるとどこか物悲しさがありますね。

オーウェン叔父さん、カッコ良く歳を取っていた
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ルークの育ての親、オーウェン叔父さんも再登場‼︎

「クローンの攻撃」「シスの復讐」でオーウェンを演じたジョエル・エドガートンが続投ということで、プリクエルトリロジーのファンとしてはとにかく嬉しい!

彼はSWの出演歴だけで食っているタイプの俳優ではないこともあり、20年近くの年月を全く感じさせないイケオジに!

少しだけやつれた感じに見えるのがタトゥイーンの過酷な環境を感じさせて非常に良い。

予告を見る限りでは意外と出番ありそうですし、他の作品では見られない勇姿を見せつけてくれるかもしれません。

ルークを守るため、ブラスターを手に帝国軍に立ち向かう、そんなこともあるかもしれませんね。


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ベルー叔母さんもプリクエルトリロジーからボニー・ピエスが続投。今回は遠目にしかその姿を窺い知ることは出来ませんが、早くその姿をハッキリと見たいモノです。ほらそこレイアとかボバを思い出すな

ラーズ家を撮影出来るなんて、製作陣楽しいだろうなぁ。

オーウェン叔父さんはルークにオビ=ワンが近付くことを毛嫌いしていますから、今回のドラマでどのような距離感になるのかは気になるところです。

尋問官、実写作品初登場
予告編に先立って公開された場面写真で注目を集めたのが…
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新たなる敵、レヴァ!

ダース・ベイダーに仕えるジェダイハンター「尋問官」の一員、なのですが…IMG_5687
ライトセーバーの形が普通?

尋問官は回転式のダブルブレードライトセーバーがトレードマークなのですがね…

尋問官には各メンバーに番号が振られているのですが、彼女は「サードシスター」の名を冠しているとのこと。永らく欠落していた「3」がついに埋まりました。

しっかりと人々を苦しめてジェダイを追い詰めようとしています。ジェダイハンターとして割とやり手?
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また「フォールン・オーダー」の最終決戦の舞台となった尋問官の要塞がドラマシリーズ進出‼︎

Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー - PS4
エレクトロニック・アーツ
2019-11-15



今作は「フォールン・オーダー」よりも後の時系列。ジェダイにその場所を知られてしまいましたが、修繕して引き続き使っているんですね。

尋問官を構成する面々は(未熟でいつでも切り捨てられる)元ジェダイが中心とされています。
かねてよりジェダイ騎士団の在り方に不信感を抱いていた者や、絶望に心を打ち砕かれた者など、ベイダーらによって巧みに暗黒面へと誘われた者たちです。

今回のレヴァにも暗い過去があるはず。
ドラマ作品のメインヴィランですから、そこら辺についても話の重要な部分になるのかもしれません。

実はジェダイ騎士団時代にオビ=ワンと接点があったりするかも?


今作に登場する尋問官はレヴァだけではありません。
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初登場となる謎の女性。彼女も要塞にいましたから、間違いなく尋問官。

まあ…ここまでは別に良いんですよ。

問題は残りの2人。

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まずは大尋問官。ダース・ベイダーの弟子であり尋問官の頭領、アニメシリーズ「反乱者たち」シーズン1の大ボスです。
アニメでの彼のビジュアルがコチラです。IMG_5694
1%も似てねぇよ
ライトセーバー持ってないと分かんねぇよ。

黄色のカラコンすら入れてないって視聴者舐めてるとしか思えないんですけど、どうしてコレを世間に見せて良いと思ったんですかね?暗黒面に堕ちた者の目が黄色いというのはそれ自体が意味を持ってることくらい映画観てれば分かるはずなんですけどね。

細身キャラなんですから、細い人使うのが普通では?

しかもですよ、この大尋問官と同じ種族ってIMG_5695
「シスの復讐」に(特殊メイクの)実写で登場してるんですよ。

アニメキャラの再現度云々の問題じゃない。ソウ・ゲレラの実写ビジュアルやアニメの極細ドゥークーについての話とは訳が違う。

大尋問官に限らず、このパウアンという種族は細身高身長面長なんですよ。「大尋問官を」ではなく、「パウアン」を作ろうと思ったら絶対にあんな風にはならないんですよ。

17年前の作品よりもエイリアンの造形が劣化しているんです。大幅にね。

「この作品は真面目に制作されているのか?」ということを疑うのに十分なクオリティの低さ。

下手したら大尋問官がパウアンだって知らないんじゃないですかね?

…大尋問官の話はこれくらいにしましょう。

更に酷いのがコチラ
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「反乱者たち」シーズン2に登場したフィフスブラザー。
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すみません、共通点が0なんですが?

せめてカラコンを入れろ。

衣装すらなんか変だし。

顔に分割線みたいなハッキリしたラインが入ってるのが彼の特徴なんですけど、ただ塗っただけという…

カイロ・レンの没デザインなんですから、「コレを実写作品に出すなら?」という基準ではその時点である程度考えてないんですかね?

そもそもアジア人らしい顔付きのキャラではないと思うんですが、なぜアジア人を起用したのか…アニメの声優は白人だし…
人種ノルマでもあったんですかね?だとしても既存キャラでその枠消費するのは論外でしょう。


このようにエイリアンの造形があまりにも酷過ぎる本作。念のため他のエイリアンも確認しておきましょう。
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人間しかいないぞ?

そうです、大尋問官とフィフスブラザー以外のエイリアンが見当たりません。

タトゥイーンにエイリアンがいません。

そういう作品なんですね…


ちなみに、「尋問官」は「反乱者たち」で新たに生み出された存在ではなく、ディズニー買収以前から(現在とは異なる設定で)書籍などに登場していました。(かつては審問官という訳が使われることも)
買収に伴う設定再編に伴い、番号制など細かい設定が定められ、スピンオフ作品における重要な位置付けに置かれるようになりました。

現在の設定における尋問官についての解説は改めて記事にするかもしれません、

新たな惑星、ダイユー
なんやかんやあってオビ=ワンはタトゥイーンを旅立つとのこと。

なぜルークの下を離れるのかは気になるところですが、「ボバ・フェット」から無限タトゥイーン編に突入するのは避けられたようです。
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新たな惑星ダイユーは香港をモチーフにしているとのこと。

ネオンがコルサントの暗黒街を思わせますが、全く別の星です。

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ほら、オビ=ワンもしっかり上陸してる。

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新ドロイド、なかなか良いね。

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このブラスターの使い手は誰なんだ?オビ=ワン?
予告の時点では「スピンオフコミックとかに出てきそうな無難な星」という感じがしますが、実際に作品でどのように料理されているのか気になるところ。


予告には現れなかった「選ばれし者」
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ヘイデン・クリステンセンがダース・ベイダー役で出演する本作ですが、今回の予告にその姿は見られず。
ただ呼吸音が鳴り響くのみでした。

果たしてどのような登場の仕方をするのかが全く読めませんが、彼の扱い次第でこの作品は傑作にも黒歴史にもなり得ます。

絶望に心を支配されたオビ=ワンに弟子はどのような影響を与えるのか、しっかり描かれていることを望みたいです。

個人的に気になっているのはヘルメットのデザインですね。
ヘイデン・クリステンセンが演じるということで「シスの復讐」の左右対称造形なのか、お馴染みの左右非対称なのか…

そもそも、ヘイデン・クリステンセン本人にやる気があるならなぜ「ローグ・ワン」には呼ばなかったんでしょうね?

45周年を祝うか、呪うか
わざわざユアン・マクレガーを起用して実写でやるからには、「クローン・ウォーズ」ネタを拾うよりも「エピソード1〜3」でオビ=ワンが歩んできた道を改めて見つめ直し、「新たなる希望」へ繋がる物語として地に足付けた作品にして欲しい限り。

今回は「バトル」よりも「苦悩」を重視して欲しいのですが、既に尋問官パレードの兆候が見られるんですよね…

そもそも、尋問官って大尋問官以外はあんまり強くないんですよ。アソーカ・タノがライトセーバー使わずに倒したこともあるくらいですからね。ジェダイ評議会の一員でもあるオビ=ワンの相手として役不足感が否めない。

やっぱりベイダーとガッツリ戦うのかな…?大丈夫かな…?

元から期待と不安が入り混じる作品ではありましたが、その払拭には至っていない、というか映像面のクオリティがだいぶ心配…

とにかく、「オビ=ワン・ケノービの物語」であって欲しい。テーマ曲で「オーーーービワンッ!ケノォォォビィィィ」とか歌えばオビ=ワンの話になる訳じゃないですからね。(誰も歌うとは言ってない)(ボバボバフェット)

テーマ曲といえば、今作はジョン・ウィリアムズが手掛けるテーマ曲にも注目です。

予告編では「運命の闘い」「英雄たちの戦い」といった名曲の新規アレンジが使用されており、「巨匠」の復活を予感させてくれます。

「運命の闘い」が流れたことで「モール登場だ!」と断定している方もいるようですが、「クローンの攻撃」や「シスの復讐」でもモール関係無く使用されている曲ですから、あまり関係無いと思います。
まあ近年の作品だとモールのシーンで流れたこともありますけどね。それだけでモール登場を確実視できる程のものではないと思います。今回はあくまで映画のオビ=ワンの物語に徹して欲しいので、出てこないことを祈ってます。


またオビ=ワンは「ベイル・オーガナが死亡を確認した」ということになっているため、尋問官やベイダーと戦う際に彼が登場しないと辻褄が合いません。そもそも辻褄合わせる気があるのかは不明ですが。


色々と気になる点が多い「オビ=ワン・ケノービ」、その配信日は「スター・ウォーズ」第1作がアメリカで封切られて丁度45年の記念日である5月25日‼︎

4日じゃないのは公式が分かってないとかじゃないです、25日も記念日です。
全6話、1シーズン限り。毎週ファンが沸き立つ様子をまた見たいモノです。

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